KP６１スターレットのエンブレム複製　〜塗装＆完成編〜

ＵＶレジン液で複製したやつを完成に向かわせます。

ちなみにプロトタイプは４つ作りました。そのうち比較的良さそうな２つを最後まで仕上げまで。

そしてバリをナイフ・紙ヤスリで整形します。遠目に見ればまぁまぁな出来、ただ近くで見るとレジン内に気泡、そして気泡で文字が欠けている・・・

とりあえず試作だということで細かいことは気にしない事にしました（笑

ちなみについてるバンパーがライブスポーツのフルバンパーなのでグリルにあみあみが付いてます。
このあみあみ部分にコードを束ねるフックを使って引っ掛けようという魂胆。

あらかじめ網目の間隔を測りフックを仮付けして位置決め。

こんな感じにフックを取り付け、さらに追い鰹つゆよろしくの追いレジン液でフックを埋めるように周囲を固めました。

実際はもう１回２回固め直しているので多少の強度はあるはず。

見た目わりとガチガチ。これでフックの根本からそのものが取れる事はなさそう。

サーフェイサーを吹いて下地処理と表面を確認します。やっぱし表面の気泡がひどい・・・

本来は全ての気泡を処理すべきですがあくまでも試作なのでＵＶレジンにポリパテが使えるか、一箇所だけ確認の為に処理しました。
結果は成功、いつかちゃんとしたやつ作るときは全ての表面処理をしよう。

サーフェイサーを吹いてメタルブラック（光沢）を吹き、文字をシルバー（光沢）で塗装。このときも面倒臭がってシルバーの調整とかしてないから
筆の跡がバリバリ残ってる。

まぁ誰も近くで見ないから別にいいでしょってことでスルー。

と、ここまではまぁ形にできるんだなってのを確認しつつそれっぽくなってきた。

じゃぁ最後の表面保護にクリア吹くかと思ったけどさすがにただクリアだけじゃ弱そう、かと言ってこの為だけにウレタンクリアとか買うのも微妙だし、
って事で捨て筆でＵＶレジン液を塗りました。塗料に比べれば塗膜も厚いだろうし。

が、ここで問題発生、表面保護になるどころか塗ったレジン液が固まらない！何故だ！

マジかよ～、ここに来て最後の工程でこんな事なるのか。キッツいなぁ。

成分の相性とか全然分かりませんが

ＵＶレジン液硬化後→ラッカー塗料　はOK
ラッカー塗料→ＵＶレジン液　はＮＧ

のようです。塗料が完全に乾ききってなかったのかな？分からん。ラッカー系と少しでも混ざると硬化しづらくなるのかな？分からん。

結局真夏の窓際の日光に晒して４、５日でやっと少し固まってきました。

何とか完成。一番上がオリジナル、下２つが複製です。

とりあえずこのプロトタイプを試しに付けてみてフックの耐久性、塗装及び表面のダメージ、総合的な耐久力をみてみたいと思います。

使った材料その他諸々はまた編集しときます