
先週モンキーにオイルクーラーを取り付けるための工作をしてました。
物は中華の安物キット。
オイルクーラー取り出し口のヘッドの当たり面はどうしたらこうなるのってぐらい打痕だらけなのでまずはこれの修正から。
1000番のペーパーを面の出てるブロックに巻いてヤスリがけして、ついでに角やあちこちのバリもリューターで除去しました。
オイルクーラーを取り付けるブラケットを止めるためにフレームを加工します。
ハーネスを止めてる樹脂クリップを外すとちょうど9mmの穴が空いているのでM6のナッターを打ち込みます。
ところが二つあるうちの後ろ側は奥行きが足りなくてナッター打てませんでした...
ちなみにナッター打つときは工具が入らないので上側のエンジン締結ボルト取って傾けてクリアアランス作りました。
周りどめに使えそうな良いものがなかったのでM5のナッターをブラケットの後ろ側に打ち込んでおきました。
M6一点止めなので心配です。
ステーは3mm厚の鉄板から切り出しました。
ついでにゴム板も切り出してなんとなくフローティングマウント風にしてます。
仮組み。
オイルクーラー側面のステーが青アルマイトかかってて派手なのでアルミテープ巻いて地味化しときました。
あとは取り付けるだけ、のはずだったんですがキットに付属のホースが曲げRや捻りを考えるとかなりキツい取り回しだっったので先週は実装を見送りました。
汎用の耐油耐圧ホースとバンジョーニップルで追加で購入しました。
ホースバンドはネジ式のではなくクリップタイプを購入しました。
オイルクーラー取り出し口はそのままだとプラグコードがつかないのとバンジョーニップルを思った向きに出来ないのでファンは全て切り落としてさらにプラグコード側の面をがっつり削ってます。
削ってもプラグコードとのクリアランスは1mmぐらいしかありませんが...ダメそうならもうちょっと削ります。
最後に汎用のホースの取り回しを考えて適切な長さでカットして取り付ければオイルクーラーの実装は完了です。
とりあえず試走した感じでは負荷かけてもオイル漏れは無し。
取り付け前はこの寒い冬場(外気温5℃以下)でもクランクケース底で100~110℃まで上がってましたが、試走した感じでは70℃以下に収まってました。
冷えすぎかもしれないので1/3ほどテープで覆って様子をみます。
それにしても地味な見た目に仕上がって良かったです。
モンキーはオイルクーラーとかつけると赤青アルマイトのアルミパーツで弄ってる車感出がちですが、この個体のコンセプトの「知らない人が見たらそれが純正に見える」はまだ保ててる...はず?
今回取り付けた巷に出回ってる横型エンジン用の安いオイルクーラーキットは自分で弄る人向けだと思いました。
手間を考えると国内有名メーカーのキットも十分にありと思います、高いですが_(:3 」∠)_
Posted at 2021/01/16 20:56:05 | |
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