スズキ WGVチャンバー

こんばんは！

なぜチャンバーの大きさが違うのかというとタービンのピックアップがS660とスズキの某車て違うからです。

チャンバーの役目はブーストの制御をしているアクチュエータの働きだすタイミングを遅らせる為についています。

即ちスイングバルブ(ウェストゲートバルブ)を開かせるタイミングを遅らせる訳です。

アクチュエータが制御されていない時間はタービンが排圧の分だけ全力で回ろうとします。

より大きな容量のチャンバーを使用するとアクチュエータの制御が遅れ、ブースト圧がアクチュエータ制御が遅れた分だけ一瞬高くなります。

チャンバーの容量分だけ制御エアーが溜まるまでの時間分だけアクチュエータ制御を遅らせる訳なので、チャンバーの容量分だけ制御エアーが溜まるとアクチュエータはスイングバルブ(ウェストゲートバルブ)を開きブースト圧が下がる様に制御します。

なのでECU書き換えやブーストコントローラ装着の様なブーストUPは出来ない。

これはアクチュエータ制御をするエアーを溜めるだけのチャンバーと、制御エアー自体の流れを制限する様に働くソレノイドバルブやステップモーター制御バルブの違いです。

逆にECU書き換えやブーストコントローラ等でブーストUPする場合はチャンバーが悪さをします。

いわゆるオーバーシュートです。

ブーストUPしておられる場合はオーバーシュートによるタービンブローにはご注意をm(_ _)m

こんばんは。

ご丁寧にありがとうございます。

ブロー怖いですね((((；ﾟДﾟ)))))))