CP9A タイミングベルト周辺交換(その3)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
2
いよいよベルトを外します。マーキングはしておいた方がいいでしょう。
まずテンショナープーリー1本、テンショナーのボルト2本を外します。そうしたらベルトが緩むので手前のタイミングベルトは外せます。
次にバランサーのベルトを外すためにクランクボルト(写真のスピンナーかけているところ)を外します。インパクトかブレーキ踏んでもらって1速で回せば取れます。ボルトをとるとタイベルのプーリー、プレートを外せます。カム角センサーを壊さないように注意。あとは左側のバランサーベルトのテンショナーを緩めたら奥のベルトも取れます。
ウォーターポンプ交換するならこのタイミングで変えたらいいでしょう。
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ここまでばらすので、各部のテンショナー、プーリーは交換しておいた方がいいです。新しいテンショナーはピンが刺さっているのでそのままでいいですが、古いテンショナーをいれる場合は万力で縮めてピンを指します。
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組付けは外した逆手順でOKです。注意しなければいけないのは①オイルポンプを回さない②バランサー側のテンショナーのリブは手前側に来るようにする
くらいです。タイミング側はテンショナーを取り付けてからプーリーをベルトテンションアジャスターで反時計に3.5kg-mで回しながらボルトを締めます。ピンを抜けば終わりです。カム側を位置合わせるのが大変なので手伝ってもらうかメガネ、タイダウンで強引に合わせます。
あとは外すのと特に変わらないと思います。
ミッション、トランスファーにバール入れて回しつつ縦メンバーを付けてからオイルパンで優しくエンジンを上げて右マウントを付けるのがいいかと思います。
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ここからはオイルポンプを回してしまった人、念のため確認しておきたい人用です。ズレていると全部やり直しになるので作業推奨です。
エキマニの近くにこのボルトがあります。これは4G63前側のバランサーシャフトの角度を知るためのサービスホールです。というのもオイルポンプのプーリーとギアで駆動しており回転角が違うためこんなことになっています。ドライバーなどを6cm以上突っ込むことが出来ればその回転内でプーリーのマーキングを合わせてつければ大丈夫です。角度が間違っていると2cm程度しか入りません。ベルトをかける際はここにドライバー突っ込んだままかけます。終わり次第ボルトは閉めます。シャフトがあるということはオイルも来ているので、私はパッキン付けて閉めました。
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シャフトのイメージはこんな感じです。写真のようになっていれば合っています。
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