大阪府東大阪市と奈良県生駒市を結ぶ、国道308号線にある暗峠にドライブに行って来ました。
生駒山の峠越え道、暗越奈良街道はとても狭く、軽自動車が通るのが精一杯じゃないかと思える幅員の場所もあります。また大阪側は、恐ろしい程の急勾配ヘアピン綴折れも有って、とても国道とは思えないスリル感です。
実は免許取りたてホヤホヤの頃、おなじく取りたての友人と、軽トラでトライしたことがあります。
路面は小雨で濡れていて、荷台は空荷のせいもあり、2駆の後輪は空回り。イン側は1R程で高低差40cmはありそうなヘアピンS字折れの急勾配。数回トライしたものの、どうしても登り切れず諦めて引き返した。という初心者若葉マークバリバリでした。
まぁ、今思えば引き返して正解でしたね。MTもバックもままならぬ免許取りたて1カ月の未熟者。脱輪、或いは引力自動後退撃沈だったかも知れません。
あれからウン10年(^_^;)))妻を重し代わりにリベンジ(笑)
2WDながら、ほぼリヤエンジンのアイちゃんなら駆動荷重バッチリでしょ。
と、云う訳で...
急勾配に興奮しながら峠越えリベンジ。
いきなりミニバイクに道を譲ります。
"ヘタレ"スタートですが、何か?
おぉっ‼と見えて参りました。この先対向車がやって来ても知らねぇぞ。と、ソワソワ。
どこに離合ポイントがあるかなんて知りませぇん。
弘法の水
わざわざコップ持参していたのに、運転に必死?ここが弘法の水だと気付かず通り過ぎてました(笑)
*注 後に調べてみると、飲用不可という事です。
途中、何度かハイカーやサイクリストが下って来ることも。よくこんな急勾配を"人力"で登り降り出来るものだと感心。
その都度車を停めて隙間をすり抜けてもらったり、路肩の法面に登って待っていてもらったり。
滑り止めのため、リング模様をつけられたコンクリート舗装の急勾配。おそらくギヤは1速であろうアイのトルコン4ATで唸りをあげてゆっくり登る。
ふとレーダー探知機のモニタに目をやると、冷却水温度は105℃!!
アイのメーターパネル内の冷却水温度は異常(表示)なし。普段は85℃~90℃未満なので、ATFの油温も心配しました。されどエアコン全開(^_^;)))
いよいよ海抜400m程の峠へ
峠付近手前からはコンクリート舗装から20~40cm位の石畳道に。石畳と言えばヨーロッパの石畳道を思い浮かべますが、はっきり言って亀敷畳?!隙間も広く深く、結構凸凹激しく揺れます。歩く速度以下で最徐行。
府県境の標識を越えると、趣のある日本家屋と峠茶屋。
車を降りて峠茶屋で一服でも。。と、思いつつ、幅員も狭く車を停めるべく場所もなく(峠茶屋脇に車2台停まってましたが、ここがPだったのかな?)
機を失い、そのまま通り過ぎてしまう(泣)
トンネルの上
信貴生駒スカイライン有料道路。
今度は奈良県側へ。
いきなり幅員の狭い急勾配の下り坂と、左曲がりにトンネル。
まるでTDLのスプラッシュマウンテンの様にトンネルに吸い込まれて行く感じ。
トンネルにはハイカーがこちらを伺ってます。一向に上がって来ないので、曲がり角で停車。内輪差余地を開けたそこでやり過ごしてもらう。
信貴生駒スカイラインをくぐるトンネル。
かつては幅員1.3m規制?だったとか。
地元の人は普通車で通っているみたい。
奈良県側入口には幅員1.8m、ロングボディ不可の看板が。
何処に行っても不届き者がいるようで、トンネル内にはペイント落書きが。
見苦しいのでお見せしませんが。。
トンネルを抜けると
奈良県側、平群町(へぐりちょう)方面の眺望。
視界が開けるぅ~っ‼(快)
道が広がるぅ~っ‼ & 緩やかぁ~‼
奈良県側とは対照的に、登って来た大阪側は、木々が生い茂り、その名のとおり暗く狭い急勾配でしたから、尚更。

(大阪府側)
古の時代、追い剥ぎが出たと云う物騒な話しもあり、今で云う通り魔的強盗でしょうか。現代でも徒歩や人力では相当な難所であり、闇夜の独り歩きは気味が悪いでしょうね。

(奈良県側)
また狭くなります。
この先勾配こそ緩やかになれど、住宅街では人と離合出来ない様な箇所あり。
帰路、平群町の道の駅へ向かう途中、めでたくゾロ目末広がり達成となりました。
88888km パチパチパチパチパチ!!
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2017/08/28 14:44:01