桜の花も散り、ツツジや藤の花が開き始めました。
という事で、藤に所縁ある某お寺へ妻と二人で藤の花を観に行くことに。
藤といえば、紫色のイメージですね。淡い紫色がとても心を癒してくれる感じで好きです。
しかし訪れたお寺の藤棚の藤は、何だかくすんだ紫で、イメージと違いました。
と云うことで...

白藤
白もイイですね。
赤藤も有るようですが、まだ開花していませんでした。
他にも写真を撮りましたが、アップする気にならなくて。
テーマにもあるように、仏教では...
「一掃除、二勤行、三学問」。
お寺では、修行される僧侶さんが、早朝から雑巾やほうきをを持ってお掃除をしておられるのを思い浮かびます。
何より一番に掃除なんですね。
一に作務、ともあります。
作務とは掃除や庭の草取り、炊事洗濯、薪割り風呂炊き等々。
一日の始まりは勤行(お勤め)よりも何より先にお掃除から始まるという事です。
業とは行。お掃除ひとつそれも修行なのだということらしいです。
境内を散策していると、藤棚からは花の良い香りがそよ風とともに薫っています。ところが何となく殺伐とした感じ。
庭の隅というより、人の歩かないところには落葉枯れ葉だらけ。植え込みには白濁した空のペットボトルやビニール等のゴミ。
とても毎日清掃しているとは思えません。ペットボトルが白濁するくらいだから、相当以前から放置されているのだと思います。石灯籠や手摺等々、全てが曇って薄汚れてみえます。
手入れが行き届いていないのは人手(僧侶)不足?
そういえば、住職、僧侶さんの姿は見受けませんでした。
紫の藤の花がくすんで見えたのは、そのせいだったのでしょう。
藤の花が哀しそうでした。
ブログ一覧
Posted at
2018/04/24 00:31:59