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2024年08月12日

アイドリング不良 まとめ

アイドリング不良 まとめ ※タイトル画像は特に本文とは関係ない、1ヶ月ほど前から家族になった2にゃんです。

忘備録的な記事です(長文)。

ここ数年、アイドリング不良症状は結構出ていまして、色々試したり、様子見たり、周りのパルサーをXで見たりとしていたので、簡単にまとめてみようかと思います。
識者には当たり前の話かもしれませんが、1990年代の車なら共通項も多いかと思いますので、どなたかの参考にでもなれば幸いです。

まずエアコン等無しでのアイドリング不良について

・KUREエアフロクリーンでエアフロ清掃
・エアクリーナーの変更

あたりをすると「一時的に」治ることが多いですが、結構早いうちに再発する可能性が高いです。
前者の方が即効性は高いようですが、場合によってはエアフロセンサー自体を交換した方が良いかもしれません。

エアクリーナーはスポーツ系を謳っているものだと不調が出やすいように思いますが、感覚的にはこれもエアフロセンサーの状態との兼ね合いがあると思われます。
無難に行きたいようであればスポーツ系よりも純正同等の方が良い感じがします。

他にもサクションパイプ異常やスロットルの汚れ等が考えられますが、こちらは明らかな不具合(破れや開閉不良等)が無ければ原因としては考えなくてもいいかなと。
アイドリング不良に関与してるとしても微々たるものだと思います。

良く布を使ってスロットルを拭いてキレイにしている動画等ありますが、個人的には過度な清掃時ほど機械が不調になるタイミングは無いと思っていますので、無駄に触らない方が良いです。
それでも触りたいという方はKUREエンジンコンディショナー投入を検討ください(直噴NG等使用可能車は限定されますので要注意)

次にエアコン使用時のアイドリング不良について。
コンプレッサーが回る瞬間に回転が不安定だったり、回っている時のパワーロスが大きく感じる場合はコンプレッサーの状態が悪いと考えられます。
特に経年によるオイルの状態が良くない可能性があるので、とりあえずはこれ等のエアコン添加剤を試すといいかと思います。
ただし1回入れて駄目なら諦めた方がいいですし、1回入れて改善したらオイルが減ったりはしないので10年ぐらいは入れなくていいです。

コンプレッサーが止まる瞬間に回転が不安定になる場合はAACバルブとECUの組み合わせに問題がある状態である可能性が高いです。
パルサーの場合はどうも700回転を切ると妙な動きをECUがするように見えます。
結果回転数が下がった状態から少し上がる、みたいな状態になり、それと先に話したエアフロセンサー等の要因が組み合わさると最悪ストールする、ということが起きるようになります。
ストールしなくても、そこから変な学習をECUがしてしまうケースがあるように思います。この場合にはクラッチをつなげる瞬間に回転数が下がる等の恐ろしい症状が出ます(エアコンON時のパワーロス云々を感じる方はこれが起きてるかも?)。
これらのことから通常のアイドリング不良もAACバルブの設定もしくは機能が影響している可能性が高いです。
AACバルブでアイドリング回転数は調整できますので、低くなってきたら調整し直しましょう。多分バッテリーの抜き差しは不要です。
調整は↓の矢印のところにつまみがありますので、プラスドライバで回すとアイドリング回転数が変わります。もちろん暖気はしましょう。



治らない場合はAACバルブを外して清掃しましょう。ただしガスケットは要交換です。

というわけで、長々と書きましたがまとめると、アイドリングがおかしい時は

・エアフロセンサーをエアフロクリーンで洗え!!
・エアクリーナーを交換、もしくはエアダスターあたりでホコリを落とせ!!
・AACバルブを調整してちゃんとアイドル800回転にする!!
・それでもだめならAACバルブを掃除or交換する!!
・それでもだめならエアフロセンサー交換する!!

といった感じで診断/対策していけば良いように思います。
あくまでも個人的意見のところもありますので、参考にされても当然責任はとりませぬ。あしからず~

それではまた(´・ω・`)ノシ
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Posted at 2024/08/12 23:45:14

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この記事へのコメント

2024年8月13日 1:09
参考までに
エアフロセンサーは湿式のエアエレメントを使うとセンサーに油分が付着しフィルターが取り切れ無かった微細なゴミが蓄積することで、センサーが誤差を吐く様になります。パーツクリーナーでも調整して吹けばホットワイヤーは千切れたりはしませんが結露するので乾燥時間と結露が基盤側に行かないようにしないと壊れます

AACバルブは分解して洗浄しなければ、汚れは落ち切らないし、溶剤を使えばOリングやコイルが死にます。経路は基本アイドリングとエアコン用のアイドルアップ経路になりますが分解しなければ核心部の汚れが取れないので洗浄サイクルは早まりますが汚れやすい環境が根元なので、エンジンオイルの品質やPCVバルブの状態等の点検やら多岐になります。ブローバイの量や質も原因なので基本的なエンジンの燃焼の改善も大切です

スロットルバルブも先のをしっかり出来てると清掃の頻度は減ります。スロットルは溶剤を使っても良いのですがシャフト部分は避けないとシャフトの固着やシャフトからスロポシに入り故障トラブルになります。布にエンコンを浸ませて拭くが無難です

全てが出来たらアイドリング調整になりますが、完全暖気後に自己診断モード(診断コネクター短絡して)に入れスロットルポジションセンサーのコネクターを抜き、フィードバック制御を切ってからアジャストスクリューを全締めにし落ち着いた時から基本回転数(ボンネット裏に書いてある)に合わせ、タイミングランプを使いディストリビューターで点火時期を調整し再確認してコネクターを接続、エンジンオフで完了となります
コンサルト等ならすぐ出来ますがもう知ってる人もディーラーには居ないかも?

様々な物が経年劣化します
基本的にフィードバック制御で燃調はエアフロセンサーとスロポシでほとんど決めてO2センサーで微調整して、点火時期は似てて最終的にはノックセンサーが決定に力を持ちます
O2センサー不良だと排ガスが臭いとかマフラーエンドの煤が付きやすい等あります
ノックセンサー不良だと加速が鈍くなります。末期は2000回転で息継ぎしその後腑抜けに回るですが
このセンサー達が不調で排ガス中の煤が増えるのでブローバイのカーボン分が増えます
エンジンオイルも高品質か硬いものを使わないと気密が悪くなりブローバイが増えるのとエンジンオイルも蒸発するのでオイルミストとカーボンでAACバルブが汚れていきます
もちろんスパークプラグの選定も大事になります。パルサーは電圧が低いので良い物を使わないと…です
出来ればRECSの定期施工をお勧めしますがエンジンコンディショナーでもやり方で色々と変わります。どれかの車の整備手帳にかいてあるはず
ざっくり出来る限り簡単に書いたつもりですが拘ってる資格持ちの整備士なら基本知識です

エンジンオイルの蒸発量はNOAKCって数値を提示してる商品もあります
安いのは多いです
安くても15W50位にしたら蒸発量は減ります
次のAPIの基準には含まれる項目です

ちなみにチェックランプ無しの故障はいっぱいあるので、ノックセンサーやO2センサーか代表格です
車って基本知識が大切です
コメントへの返答
2024年8月13日 13:33
コメントありがとうございます。
基礎知識はそんなに無いので日頃からトライアンドエラーで痛い目を見ています(汗)

AACバルブはまだ清掃等試していないのですが、すでにバルブは絶版のようですので、まずはダメ元で掃除となってしまいそうです。

現在は講じた対策が効いてるのか不調というわけでもないのですが、全体的に古くなってるな~というのはなんとなく感じます。
維持自体も難しくなってきましたが、明らかな不調を感じた時には参考にさせていただきます。

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