高崎市に支店のある「角上(かくじょう)魚類」は、群馬県人の鮮魚に対するイメージを変えたともいえる画期的なお店です。

新潟県寺泊町にある鮮魚店で、1984年に高崎店がオープンしました。この前後に関越自動車道の整備がどんどん進み、翌85年には関越トンネルが開通して新潟―群馬―東京が一気に近くなりました。子どものころ、すしや刺身は高級料理で、父の給料日に食べられる程度のもので、魚は干物が多かったような気がします。ところが、ここがオープンして新潟から安く鮮魚が入るようになると、食卓に刺身や焼き魚が並ぶ機会が飛躍的に増えました。この頃、回転ずしも出現して、すしが一気に庶民のものになったと記憶しています。今ではデパ地下やスーパー、コンビニにも安いすしがありますが、元祖のこのお店の人気ぶりは相変わらずです。

追記 寺泊町って今は長岡市なんですね。長岡は内陸の都市というイメージでしたが、海に接していたんですね。臨海学校でお世話になった寺泊がなくなって少し寂しいですね。
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2018/11/28 12:23:15