戦国時代の北信濃に村上義清(1501-1573)という武将がいました。とても強く、若き日の武田信玄を上田原の合戦と砥石城で2度破っています。武略に優れ、真田氏を信州から追放していますが、策略には疎かったようで、真田氏の謀略で砥石城を奪われ、越後の上杉謙信を頼ります。武田と上杉の川中島の戦いの一因になっています。その義清が居城としていたのが、坂城町にあった葛尾城です。坂城神社の裏山全体がお城になっていて、難攻不落の山城です。

坂城神社は平安時代の「延喜式」に記載されている由緒ある神社だそうです。訪れる人はまれで、静かで趣のある所です。お城への登山口となっていますが、険しそうだったので、登城はあきらめました。守る武士もいないのに撃退されました(笑)。麓に館跡の満泉寺があったのでお参りしました。

冬場は寒がりの妻が外出したがらないので、車中泊に温泉を組み込むことにしました。初日は「道の駅あがつま峡」にある日帰り温泉施設「天狗の湯」。源泉掛け流しであったまります。そのまま車中泊しましたが、氷点下3度でも体はぽかぽか。静かな道の駅で最高でした。2日目は嬬恋村にある嬬恋高原温泉「つつじの湯」。檜風呂や雪景色の露天風呂、サウナ、岩盤浴まであり、人も少なくていい感じです。温泉巡りなら妻も冬の車中泊につきあってくれそうです。
Posted at 2019/01/15 14:16:10 | |
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