［蛙の受難］と［母の受難］

今日は蛙の話です。両生類嫌いの方はすいません。私自身、蛙はさわれませんが、あの目(雨蛙の)が好きです。

　田んぼが多いので、湖畔亭の周りでは蛙が沢山鳴いています。この季節になると、毎晩毎晩大合唱でが、ここ数日は少し控えめ。恋の季節はとりあえずひとだんらくかな？　
　田んぼの中を覗いたら、おたまじゃくしが元気に泳いでいました。

　最近、蛙の［ツボカビ症］がテレビで取り上げられていますね。いったん広がってしまうと、蛙絶滅の可能性すらあるらしいです。蛙が居なくなると稲作にも影響がでますし、これから温暖化が進む中で、マラリアなどの感染にも影響があるそうです。

　［風が吹けば桶屋が…］なんてありますが（寄席話でしたっけ？）、将来［人類の危機は蛙のツボカビ症から始まった］なんて事にならなきゃいいですが…

　これから蛙の受難の季節。放課後の小学生が網を持って、嬉々として田んぼを覗き込んでいます。戦利品の入ったバケツをぶら下げて帰ってゆきます。
　
その後は、お母さんたちの受難。子供たちの持ってきたおたまじゃくしや蛙、きちんと網を掛けておかないと、朝起きたら水槽の中に一匹も居なかったなんて事になります…

　
写真は、保護色で白っぽくなった蛙。何を見つめているのでしょう。