2017年9月30日(土)
旭川駅で空港バスを降りて、足早にみどりの窓口に向かいます。
今回の相棒はこちら。
一日散歩きっぷの道北エリアバージョンです。
この切符を使って、留萌本線の駅を巡ります。
その前に、深川方面の列車まで時間があるので、宗谷本線の永山駅までちょっと寄り道。
キハ54+キハ40の2両編成の普通列車です。
終点まで3駅のため、あっという間に着いてしまいます。
行きは、キハ40に乗車。
車内の扇風機にJNRのマークが残っていました。
永山駅に到着です。
折り返し運転のため、一旦改札の外に出ます。
帰りは、キハ54に乗車。
座席はキハ183系からの廃車発生品の簡易リクライニングシートを装備し、回転機構がついていない集団見合い方式の座席配置となっています。
窓と座席の間隔が一致していないため、席によっては外の景色が見づらいです。
旭川駅に戻ると、快速なよろ号(の回送)が停まっていました。
旭川駅を10時34分発の滝川行き普通列車で深川駅に向かいます。
移動の車中で、今回の計画を見直します。
スタートした時間が遅く、今日の宿は札幌なので時間に限りがあり、短い時間で効率よく駅を訪問しなければいけません。
当初の訪問予定の駅は、手前から順に北一已(きたいちやん)・北秩父別(きたちっぷべつ)・真布(まっぷ)・峠下の4つ。
でも、欲張ってもう1駅訪問したいと思い、頭を捻ります。
そんなこんなで深川駅に到着。
4番線の留萌行きに乗り換えます。
列車はキハ150+キハ54の2両編成ですが、後ろの車両は回送で締め切り扱いです。
留萌で切り離されて、別々に深川へ戻って行きます。
そして、最初に下車した駅は…藤山駅。
峠下の2つ先の駅です。
予定にはない駅での下車。
時刻表を見ているだけでは思いつかない必殺技で、この後残りの4駅を訪問します。
藤山駅は、木造の駅舎が残されていますが、正面から見て左側の半分以上(事務室があった部分)が解体されて、待合室の部分だけ残っています。
列車の本数は、上下とも7本ずつ。
駅前には「藤山開拓之碑」が建っています。
駅前の国道233号には、旭川~留萌間の路線バスが走っており藤山バス停があります。
こちらの本数は8本、列車よりも多いですね。
ちょうど旭川行きのバスが到着し、地元の方が1人下車しました。
戻り際に駅を遠目から眺めます。
なんだか寂しい気持ちになります。
そうしているうちに、お迎えの列車(深川行き)がやってきました。
次は、峠下駅に向かいます。
2駅乗ると峠下に到着です。
留萌本線の途中駅では唯一の列車交換可能な駅です。
下車した時には列車交換はありませんでしたので、すぐに出発して行きました。
ホームが千鳥式に配置されているため構内は広く、立派な駅舎が残っています。
その佇まいに過去の隆盛を感じさせます。
列車の本数は、上り9本・下り8本ですべての列車が停車します。
待合室も広く、出札窓口や手小荷物受け渡し窓口の跡が残っています。
時間があるので、駅前の道道549号を歩いて国道233号まで行ってみます。
突き当りを左折すると旭川~留萌間のバス停(峠下分岐点)があります。
①のりばは旭川方面。
本数は7本です。
②のりばは留萌方面。
本数は同じく7本です。
①、②ときたら③はというと…
突き当りを右折したすぐにある駐車スペースに③のりばがあります。
峠下分岐点始発の留萌方面バス専用のバス停です。
7時30分の1本のみ!
駅に戻り、構内をぶらぶら。
駅舎横にある、荷物保管庫の建物財産標を見たところ、明治42年と記載されていました。
古臭い建物ですが、開業当時(以前?)からあるとても由緒あるものでした!
お迎えの列車(深川行き)がやってきました。
今回は、下り列車と交換があります。
続いて下り列車の到着です。
停車するとすぐにそれぞれの方向に発車していきます。
次は北一已駅に向かいます。
本日はここまで。
その3に続きます。
Posted at 2017/10/11 00:50:25 | |
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