2017年9月30日(土)
北一已駅に到着です。
難読駅の1つで、普通は「きたいちやん」なんて読めないですよね…。
駅舎が残っていますが、廃駅となっていた深名線宇津内仮乗降場の駅舎を解体、移設したものとのこと。
列車の本数は、上り9本・下り7本。
小ぶりの待合室内には、峠下駅と同様に出札窓口や手小荷物受け渡し窓口の跡が残っています。
そして、江口勉強堂 深川町駅前と記された年季の入った鏡があります。
鏡の素性(深川町とは?)について、少し調べてみました。
北一已駅が開業したのが1955(昭和30)年、深川町が合併して深川市が誕生したのが1963(昭和38)年。
ということは、その間に作られた鏡ということになりますでしょうか。
果たして、寄贈したお店は今も実在するのでしょうか。
それにしても、電話番号が3桁って…。
ここから先、北秩父別駅と真布駅に列車で行こうとすると帰りが遅くなる&どちらかの駅で真っ暗になってしまうため、必殺技としてバスを使って北秩父別駅に向かいます。
列車の到着時刻は14時24分、バスの発車時刻は14時54分、駅の北方向にある桜山入口バス停までの距離はおよそ1km。
北一已駅でのんびりしたかったのですが、バスに間に合わないと元も子もないので、急ぎ足で撮影&移動しました。
バス停に向かう道すがら、周辺の田んぼは稲刈りの真っ最中。
あちこちでコンバインが稼動していました。
北一已駅を遠望。
田んぼに囲まれて、ぽつんと佇んでいます。
1軒の農家で馬(道産子?)が飼われていました。
近寄っていくと、泥濘に足を滑らせながらこちらに寄ってきました。
人懐っこくおとなしくて可愛かったので、顔や鼻をいっぱいなでなでしてあげました。
去り際には、敷地の隅まで来て寂しそうにこちらを見つめていました。
後ろ髪を引かれる思いで先に進みます。
別の農家の道端には、サフランが群生していました。
桜山入口バス停に到着です。
ここから北秩父別駅最寄りの6条3丁目バス停まで、空知中央バス沼田線に乗車します。
旭川~留萌間の道北バス・沿岸バスのバス停もあります。
時刻表を見ると、平日の沼田線は結構な本数がありますね。
これなら、石狩沼田までの人たちは留萌本線が廃止になっても困らないのでしょうか…。
反対方面のバス停もチェックします。
14時54分を過ぎても乗車予定のバスがやってきません。
留萌行きのバスも57分にあるので、そちらが先に来るのかと思っていたら、2台連なってやってきました。
田舎道で路線バスが連なって来るなんて、結構レアなシーンでしょうか。
お先に留萌行きが到着です。
ちなみに、このバスでは秩父別役場前バス停など秩父別町の市街地までしか行けません。(北秩父別駅まで歩く距離が長くなります)
続いて沼田駅前行き。
5名ほど乗車客がいました。
途中で降車する人、秩父別町の市街地から乗車する人がいて、ちょこちょこ停車しながら進みます。
前を走る留萌行きのバスは、秩父別役場前で5人以上の降車がありました。
やっぱりみなさん鉄道よりもバスを使われるのですね…。
そうしているうちに、6条3丁目バス停に到着です。
田んぼの中の一直線の道路上にあります。
さすが北海道、スケールが違います。
少し歩いた所に小さな待合所がありました。
この辺りも稲作地帯の真っ只中。
見渡す限り田んぼが広がります。
うちの田んぼとはスケールが違いすぎてたまげてしまいます。
ここでも稲刈りをしていました。
バス停から東の方向(深川留萌自動車道が見える方向)に歩いて北秩父別駅を目指します。
本文が長くなってしまうのと明日は朝早いので、今日はここまで。
予定していませんでしたが、その4に続きます。
Posted at 2017/10/12 00:04:13 | |
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