2017年10月28日(土)
静狩駅から1駅で小幌駅に到着です。
トンネルに挟まれた駅のため、発車するとすぐに列車がトンネルの中に消えていきます。
列車本数は、下り(室蘭方面)は2本と大変少ないです。
そのうちの1本に乗ってきました。
2016年3月26日のダイヤ改正以前は、お昼前後に停車する列車が存在したため、現在と比べると訪問が楽でした。
しかし、改正以降は本数が激減したため、ちょうどよい滞在時間(1~2時間くらい)でこの駅に来ようとすると、最速は15時台(15時13分)という意味不明なことになっています。
実際には、最初の列車は8時38分ですが、その次が15時13分です…。
小幌駅に1日の活動時間の大半を捧げるのであれば、イイかもしれません。
さて、駅を観察してみましょう。
両方向をトンネルに囲まれています。
下りホームは土盛りされていますが、上りホームは鉄骨・鉄板造りです。
貨物列車が通過していきます。
通過列車から見ると一瞬の出来事です。
駅前には一応広場らしきものがあり、豊浦町が設置したバイオトイレがあります。
その広場から3方向に道が伸びています。
右(西)方向がピリカ浜、正面(南)方向が文太郎浜、左(東)方向が岩屋観音(小幌洞窟)・国道方面に通じる道です。
まずは、ピリカ浜に行ってみましょう。
初めのうちはハイキングコースのような感じですが、歩いて2~3分程度の下の画像の地点(中央部)から崖を急下降することになります。
ここまでの間に、小幌駅に住み着いていたという通称“仙人”の住まい跡を通過します。
今はベンチが残っているくらいで、生活感はあまり残っていません。
急なつづら折れです。
あまり頼りにはしたくないですが、ロープが設置されています。
立派な岩が見えます。
オアラピヌイの立岩というそうです。
さらに進むと鉄製の梯子が出現し、その先は崩壊地の急斜面を下ることになります。
今回はスニーカーで軽装なので、ここまでにしておきました。
去年は登山靴持参で来たので浜まで下りましたが、3方向の中では1番立派な浜です。
行ってみたい方は、登山靴まではいかないものの、トレッキングシューズ以上のものを履いて、体を擦っても怪我をしないような服装で行きましょう。(もちろん自己責任でお願いします)
続いて、岩屋観音に行ってみましょう。
徒歩20~30分くらいかかります。
木々の隙間から上部の国道が見えます。
こちらの道は起伏が激しく、ロープが設置してある箇所があったり、細い尾根を下ったりする箇所があります。
ピリカ浜への道を上級コースとするとこの道は中級コースといったところでしょうか。
木々の隙間から岩屋観音の浜辺を俯瞰できます。
両側を断崖に囲まれており、ちょっとした箱庭?プライベートビーチ?のような感じです。
道を下っていくと沢に突き当たります。
突き当たって沢を下るとすぐに岩屋観音に到着です。
帰りの画像ですが、沢を登っていくと国道まで行くことができ、左手の橋を渡ると小幌駅に行くことができます。
健脚な方はぜひ挑戦してみてください♪
浜に出ると右手側に岩屋観音があります。
左手側には社務所?があります。
最後は文太郎浜に行ってみましょう。
急なつづら折れを5分ほどの道のりです。
3つのルートの中では、1番行きやすいと思います。
一緒に下車した夫婦には、こちらをおすすめしました。
浜からは、きれいに色づいた紅葉を楽しむことができました。
沖合いには漁火が見えます。
薄暗くなってきましたので、駅に戻ります。
上り(長万部方面)の列車本数は4本です。
17時39分発の列車で小幌駅を無事に脱出。
程なくして静狩駅に到着です。
帰りは、返却時間まで余裕があったので一般道で帰りました。
洞爺湖~美笛峠~支笏湖(R37→R230→r2→R453→R276→r16)と経由して、千歳市内で給油して20時20分頃ポプラ店に到着。
総走行距離357.3kmでした。
送迎が新千歳空港までしか出ないということなので一旦空港に向かい、千歳市内行きのバスに乗ってホテルに向かいました。
今日はいろいろなことがあって疲れたな…。
2日目に続きます。
Posted at 2017/11/09 22:41:48 | |
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