JR東日本高崎地区で走っている国鉄型車両115系電車が、3月17日のダイヤ改正で引退(全廃)になることから、乗り納めに行ってきました!
ここの115系は、デビュー当時の湘南色(オレンジ×グリーン)を維持しており、首都圏では115系の最後の砦となっています。
昔は湘南電車として親しまれ、全国の直流電化区間で見ることができました。
昨年の107系電車の引退に続いて、高崎の115系にもついにこの時がやってきてしまいました。
107系引退時点で、もうしばらくは安泰かなと思っていましたが、寄る年波には勝てないですね。
前回はフィールダーで出かけましたが、今回は夜行バスを使って出かけました。
出発直後にいきなりトラブル発生!
電車に乗って荷物の整理をしていたら、デジカメが入っていないことが判明。
出発前に自宅で荷物チェックをした際に、入れ忘れたっぽいな…何のためのチェックなのか(^^;
というわけで、今回はすべてスマホで撮影しました。
写真撮影、ハイドラ、ネット検索とスマホに負担が集中するので、電池残量をものすごく気にするハメになりましたorz
名古屋まで出て、金山駅南口から高崎駅まで日本中央バスのシルクライナーに乗車しました。
高崎駅には定刻で5時05分に到着するので、朝早くからの行動に便利です♪
車内は3列シートですが、コンセントは付いていませんでした…スマホの充電ができないよ~orz
定刻よりも30分早く、4時35分に到着。
駅の連絡通路には、バスの広告がありました。
改札口までやってきましたが、まだ開いていませんでした。
でもなぜか、改札内に利用客と思われる人が…
5時を過ぎると改札が開いたので、駅構内へ。
乗車予定の列車のホームをウロウロしていると、思わぬ珍客が!
国鉄EF65形電気機関車の500番台(P形)
さらにこいつは、そのトップナンバー車の501号機!
昭和40年川崎重工製。
この機関車は、ブルートレイン(寝台特急)を牽引するために製造されました。
P形のPは、乗客を意味するPassengerの頭文字に由来します。
500番台としては501号機が唯一の稼動車で、人気の機関車です。
まずは、5時25分発の両毛線小山行きに乗って桐生駅へ。
この211系電車が115系に代わって高崎地区のメインの車両となります。
桐生駅を6時22分発の高崎行き(424M)に乗ります。
この列車は115系の6両編成(3×3)で、高崎の115系運用の中では超鉄板ネタです。
片方の3両には、「ありがとう115系」とラッピングが施されていました。
車内はセミクロスシート(ボックスシート×ロングシート)。
この車両は、ボックスシートを中心に座席周りが更新されています。
高崎まで戻ってきました。
折り返し、桐生行き(435M)になります。
折り返しの間に、ジョイフルトレインと呼ばれる観光用車両の1つである「リゾートやまどり」とのツーショットが実現しました!
桐生駅に到着。
折り返しは回送列車となります。
高崎方面へ去っていきました。
駅構内(改札内)には、115系スタンプラリーのスタンプ台がありました。
再び高崎駅まで戻ってきました。
次は、10時44分発の吾妻線大前行き(527M)に乗ります。
両数が3または6であれば、115系が確定します。(6両は一部を除く)
発車まで時間があるので、構内をフラフラしているとまたもや思わぬ珍客が!!
ELレトロ碓氷号
牽引機は国鉄EF60形電気機関車の19号機。
昭和37年汽車会社製。
EF65形の1つ前の世代の機関車です。
レトロ号ということで、客車もレトロでした♪
後方から煙が見えるので行ってみると…
D51 498号機が連結されていました!!
帰りは、SLレトロ碓氷号として運転されるようです。
昭和15年鉄道省鷹取工場製。
戦前の蒸気機関車ですね(^^)
動輪を間近に見ることができました。
いい感じにスチームが上がっていました♪
発車に備えて機関士さんが搭乗していました。
前方の安全確認は欠かせませんね♪
EF60とD51の汽笛を合図に発車していきました。
SL列車の運行一覧。
八高線ホームには、八高線カラー(リバイバルカラー)のキハ110系気動車が停まっていました。
先ほどの発車案内表示にあった、10時24分発の上越線水上行きも115系でした(^^)
こちらは、翌日乗車予定です。
本命の列車がやってくるので、いい座席を確保すべく発車ホームに並んで入線を待ちます。
その2に続きます。