
今まで乗った中で一番良かったクルマは何ですか?と聞かれて真っ先に思い出すのが、自分が免許を取った頃に自宅にあったギャラン VR-4です。
型式はE-E39A、名機4G63ターボエンジンを搭載した、三菱の自動車史に残る名車・傑作として誉れ高き車両ですね。
当時、ハイパワースポーツセダンとしてバブル期の国産車の中でも屈指の快足を誇りました。
4G63ターボエンジンと4WDシステムは後のランサーエボリューションに受け継がれていきますね。
我が家のVR-4は、カラーリングがシルバーで、後期型5MT(240ps)の寒冷地仕様車でした。
ホイールは純正アルミを履いていました。
親父が購入しようと思ったときにはモデルチェンジのため販売中止となっていたため、中古車情報誌を読み漁って愛知県岡崎市までわざわざ買い付けに行ったというほどのこだわりようです(笑)
女性のワンオーナー車で、前は北海道で走っていたとのことでした。
その当時、車には全然興味がなかったですが、ボンネットのエアアウトレットや2本出しのマフラーはカッコイイなと思っていました。
フロントマスクやオーガニックフォルムと呼ばれるS字状のサイドビューと三菱伝統の逆スラントノーズなどは、今見てもカッコイイと思います!
自分が免許を取った頃には、ギャラン VR-4とレビン(未だに現役w)しかなかったので必然的にMTで免許を取りギャランに乗っていました。
ちょっと踏み込むとガツンとシートに押し付けられる加速を体験することができ、何も知らない自分はやけに早くて怖い車と思っていました(爆)
今だったら喜んで踏んじゃいますが、その当時は腕も知識も皆無だったことが悔やまれます。
実車の画像がなかったのですべて借り物ですが、インテリアではメーターが見やすかったのが印象的でした。
フィールダーもメーター周り(というよりもスピードメーターとタコメーターの大きさ)が似たようなデザイン(レイアウト?)なので、気に入っています。
常にジェットバッグを載せており、地元ではかなり目立っていたのではないでしょうか。(例の方々は実車を見たことがあるかと思いますw)
そんなことしてたら燃費がガタ落ちだと思いますが、そんなことも気にせず毎日の通勤に使われていました。
よく不具合が起きて度重なる修理をしながら乗っていましたが、電気系統のトラブルで高額の修理代が掛かるとなったときに、ディーラーで乗り換えを勧められたのと母親の一言で手放すことを決意したそうです。
が、今でも手放したことを後悔するほど愛着があったようです。
修理し続けて乗っていれば、もしかしたら今もレビンの隣に鎮座していたかも…
もしもの話でしかありませんが、車のことをいろいろと知った今の自分なら楽しく気持ちよく乗りこなせたことでしょう。
そう思うと、今でももう一度乗りたい1台です。
そして、スポーツセダン好きになるきっかけを与えてくれた車です。
Posted at 2018/05/10 23:52:28 | |
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