ステアリングギアボックスを交換してみた1日目

今日は会社は定休日。休みを利用して工場をお借りしてました。以前に実施したオルタ交換時にパワステギアボックスの右側ラックブーツを介して外部にオイルにじみが有ったんですが、まだ大丈夫やろ～って思っていたんですが、エンジンルームから煙が出るようになり、どうもパワステギアボックスの、オイルにじみのレベルがアップして、エキゾストフロントパイプのフレキシブルジョイント辺りに滴下しパワステオイルがマフラー熱でオイル焼けの匂いと発煙していたことが判明しました。 以前もパワステフルーﾄﾞが減って来て、ステア操作時、グゥエ～ってエア咬み音がしたことがありまして、その時点で漏れが始まっていたんですね～。デルタのメンテナンスでお馴染み某ショップさんから、リビルトギアボックスを購入。現状付いているギアボックスは、コアリターン必須です。左右タイロッド&左右ラックブーツは、付属されていません。再使用又は程度によっては交換かと。 今回は、双方共にガタも破れもないので再使用です。

分かりにくいかも知れませんが、ラックブーツを介して外部に漏れています。フロントパイプは、取り外した状態です。

ギアボックスを外す時は、トランスファーを外さなければなりません。狭い為スペース確保のためです。

ミッションオイルを抜き取り、プロペラシャフト&右フロントドライブシャフトを切り離して外したトランスファー。車両側の、右デファレンシャルアウトプットスプラインの先端にＣリングが付いているためバール状なもので2本使用して、瞬間的に力を入れてこじ外す感じで切り離します。(取り付けボルトを全て外したのに、トランスファーはぐらつくだけで、一向に外れそうもありませんでした。30分程悩んでこれしかないと思いこじてみた。)

知恵の輪状態でギアボックスを取り外すんですが、何せ超狭い為、エンジンマウント&ミッションマウント&シフトリンク他所々取り外しエンジンをスペース確保のためずらせる様にして、取り外すんですが、なかなか外れそうもなく、結局左右のタイロッドシャフトをオンカー状態で外してギアボックスを短い状態での取り外しです。左右のラックブーツを外した途端、ラックブーツ内に大量のパワステフルーﾄﾞが溜まっていましてﾄﾞポッってな感じで垂れて来ました。左右のラックシール不良でした。走行距離は、まだ3万キロ代ですが、まぁ～古い車なんで仕方がありませんww.恐るべし知恵の輪！自分の頭の知恵が足りない為、かなりの時間を要する事になりましたwww。

ステアリングギアボックスを載せ替えて、(写真はギアボックスのみ取り付けて、トランスファーを載せて、今からスライドさせてドッキングする所の状態)トランスファーをドッキングさせて(トランスファーのoリングも交換)取り敢えず今日はここまでになってしまいました。要領がわかれば1日有れば終わる作業だと思います。続きは9月9日の水曜日にやる予定です。