
夏祭り初日を長崎・佐世保で過ごした私。
日曜日は耐久レースに参戦でございます。
場所はおなじみのHSR九州。
去年から活動開始して以来、いまだレース完走を
果たしていないこのチーム。
サー・イトウ氏にもアナウンスでいぢられるこの状況を
打破できるか(笑 がんがれ助っ人外人の私。
■練習走行(20分)
7/20の例のアレにて、結局試走出来ずじまいだったEG6。
チームの計らいにて、この20分を全て私にいただける事に。
んならばその恩を結果で返さないとですね。
シビックによる初サーキット走行だったんですが・・・。
ホントこのクルマよう作り込まれてる(T_T
直前まであった不安感は、いざはしり出したら無くなりました。
後はこのクラスのクラスで、効率よくラップタイムを稼ぐにはどうすべきか、というのを、
他車の背後に代わる代わる張り付いて観察。
ただ、アタッカーを各チーム温存しているのか、有る程度の研究は出来るものの、
初乗りの自分の方が秀でる部分も多々あったりで(キャッ)、有る程度走ってからは
単独走行にて調整。
よしよし、この時点で22秒台でラップを刻めるようになりました。
これならいけそうな気がする♪
■予選(10分)
予選走行については、本戦第一走者となるD氏が担当。
なんだかよく分かんないが、どうにもラップタイムがついてこない・・・。
結局10台中9台目という結果に。
ちょっと不安になるものの、あくまでコレは本戦のグリッド確定の為であって、
トップとの差は・・・そんなない筈!
■本戦 1スティント
D氏ドライブにて本戦スタート。
9位スタートという、多少難のある立ち上がりですが、D氏の底力がここで発揮され、
最終的に9位スタートから4位までジャンプアップ。
・・・なにこのプレッシャー(汗
■本戦 2スティント
Dさんとハーネスの長さがほぼ一緒の私。ちゃっちゃとドライバー交代していざコースへ。
練習走行の効果がここで発揮。ベストラップは21秒にステップアップ♪
安定ラップも22秒といういい感じな状態に。
こうなってくると俄然頑張りますよ、私も(^^)。
普段の走行会は敬遠してますが、あえてシビアな状況での追い抜きもします。
みんな手練れだから、それでも安全・・・てのもあります。
裏ストレートでS14との加速勝負して、イン側のままブレーキ勝負してみたり、
ある意味鬼門(汗の1コーナーを、ホンダ自動車部のEK4とギリギリまで勝負して
競り勝ってみたり・・・。
もうなんかアドレナリンどばどばです。
暫定1位まで登り詰め、更に差を稼ごうと、テンション上がりつつも淡々と周回を
しばらく続けたところで・・・。まさかのサインボード誤読(汗
「そのままキープ」の矢印サインを読み違え、ピットイン(爆
ただ、読み違える可能性がある事を察知してたメンバーは、既にピット作業待ちの
状態に・・・。みんな凄いな、ナイスフォローだ(汗
というか、前日までロクにミーティング等に顔をだせず、ホントすんませんm(__)m
■本戦 3スティント
ここで、転がるようにクルマから飛び出る私から、同僚I君にバトンタッチ。
さぁ更に一伸ばしするぞ!!・・・と思ったりしたものの、なんかいまいちラップタイムが
上がってこない(汗 ひょっとして私がタイヤいじめ過ぎた??
23~24秒台でしばらくラップタイムを刻むI君。
そこでまさかの展開に。
白と黄色のEG6が、裏ストレート付近でやらかした模様。
速攻黄旗があがり、さらに速攻で赤旗に。
旗に気付き速攻でピットに戻るI君。
「よし、ここでドライバー交代+燃料補給だ」、と思った我々に対し、オフィシャルの
指示は、ドライバー交代・ピット作業共にNGとの事。
約45分間の中断の後、またI氏ドライブの元、コース復帰。
よもやのドライバー交代NGで、更にしばらく走行するハメになったI君に頑張って
貰う為、「逃げろ!!!」サインボードを、ポーズに工夫を凝らして出しまくる私。
バタバタ振ってみたり、ラウンドガールの姿勢で出してみたり(^^;
多分「ええ加減にせいよ、このバカ先輩」と思ったはず(爆
■本戦 4スティント
数ラップ過ぎた所で、アンカーで且つクルマのオーナーのH氏にバトンタッチ。
ここでドライバー交代+燃料補給という事になったのですが・・・。
ドラマというのは予期せず起きるもの。
消火器抱えてサポートにまわる私の目の前で、給油部隊がもつ燃料缶から
ホースがすっぽ抜けて、ガソリンタダ漏れ・・・(汗
急遽、予備のタンクでの補給を試みようとするものの、これ以上の時間を掛ける訳に
いかず、無給油でのコース復帰。
今まで「もちょっとドライバー交代の時間、どうにかならんですか!?」と訴えてた、
専属メカニック(=この燃料タンクのオーナー)が一気にテンションダウン。
不安要素のある状態でのラストランですが、いかんせん私と性格の似たアンカーで(汗
トップ車両にガンガンプッシュしたりしとります。
ただ、ラスト10分程からエンジン音に不穏な感じがでだす。
あ゛~、やばい、ガス欠症状出始めてる(汗
H氏、コーナー立ち上がりとかには必死にクルマを左右にふって、ガソリンにありつく。
スピードもグッと抑えて、燃費を稼げるように対処。
メンバーみんなが祈る状況の中・・・・・・
なんとか無事チェッカーを受ける事ができました(^^)。
例のメカニックが涙流してるもんだから、もともと涙腺の弱い私も決壊寸前。
ピットロードに無事戻ってくるクルマに、なんの躊躇もなく拍手拍手拍手。
結果として、私のHSR九州での、耐久レース初参加は3位という成績を残し、
今までリタイアだったこのチームも初完走でいきなりポディウムという、
今後のステップアップへの勢いをつけられるような、いい結果を残す事が
できました(^^。
いやぁ~、頭っからシャンパン浴びたのって、ホント久々でした。
ただ、そのシャンパンの大半は、第3走者だったI君のボトルからだったのが、
日頃のストレスから来てるものだったりするのかと、思ったり思わなかったり(笑
今回緊急参加となった私だったのですが、なんか耐久レースの楽しさを、
いきなりたっぷりと味わい過ぎた感じもしてたりします(^^;
また機会があったらば、是非是非誘ってくださいな♪
・・・でないと、ライバルチームのドライバーとして参加してるかもですよ(笑。