• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

スペC汁のブログ一覧

2024年05月25日 イイね!

4年(多分それ以上)不動の消防ポンプを復活させる

4年(多分それ以上)不動の消防ポンプを復活させる本来昨年の9月末で、消防団の分団長の
お役目が終了するはずだったんですが・・・。

なんやかんやで1年伸びております。
今頃気兼ねなくお泊まりツーリングとか
やってるハズだったのに・・・。

伸びたおかげで、例のアレ「操法大会」の年と
なりまして。やんなっちゃうね。

ウチの分団は、部によるローテーション制としている
んですが、今度あたった部がもってるポンプが、自供によると
4年は動かしていないというシロモノ。

「点検は毎月やれ」っちゅうてるやん。なにしてんの。自分の部で火災が発生して、
ポンプ動かず初期消火が出来なかったとしたら、地区の住民に何て思われるかが
想像できんのかね・・・。

という事で、我が家に持ち込ませましたので、気合いいれてオーバーホールします。
パッと見は・・・、まぁまぁ汚いね。動いてない証拠のホコリまみれ。


カウルを外す。いたるところ埃まみれに蜘蛛の巣。意外にも油汚れ的なのは少なめ。


燃料タンクの天面がへこんでます。預かり時に確認したところ、以前搬送する際に、
軽トラの荷台から転落させたということ。ありえん、と思いつつも、パッとみた感じの
転落ダメージはこれ位だったので不幸中の幸い。

あと、この年式くらいからタンクがアルミ製に変更になってるんで、内部のサビは無し。
異物もほぼなし。ガソリンも劣化した特有の臭いはしないんですが、捨てます。

バッテリーは・・・、死んでますね。当たり前ですね。硫酸鉛錆が+-両方のターミナルに
ギッシリ。なんやかんや充電器は常時接続してあった模様。最後の良心。


硫酸鉛錆を落としてからバッテリーを外し、キャップを開けてみると・・・。
液が全く見えません。キャップに若干の湿り気はあるものの。
極板はボコボコで、変形すらしている状態。


揺すってみたところ、赤線の位までしかバッテリー液が入ってない・・・。
開放式バッテリーの液面管理、出来ない団員もいるのね。


吸気ボックス(フィルター入ってないからエアクリボックスと言いづらい)。


外してキャブを覗いてみたところ、固形物等の付着はなし。
預かったときには燃料コックオフ・ドレンから残燃料が出てこない状態。
キャブレターの状態はちょっと期待できそう。


実際この後、キャブレター外してみましたが、ジェット類の閉塞はありませんでした。
これだけで結構作業時間が短縮できます。と同時に整備ネタが一個消えました。

吸気ボックスは清掃の後、クレポリメイトで処理しておきます。
黒い樹脂が当たり前に黒だと綺麗ですね。どうせカウルつけたら見えなくなるのですが。


真空ポンプのストレーナーが、カップが濁って中がサッパリ見えません。


内外清掃後、カップの肌をある程度整え、パッキンにシリコングリス塗ってから元通りに
組み付けます。うん。綺麗だ。


あ、そうそう。
凹んだ燃料タンクですが、古いガソリンを排出する行程で、「ひょっとしたら
古いガソリンの排出が早くなるかな?」と、給油口に漏斗を逆さにあてて、先から
コンプレッサーの圧縮空気を掛けてみたところ、”バコンっ”という音と共に戻って
しまいました。ラッキー。


2ストロークエンジンのこの消防ポンプ。
タンクに元々入ってたオイルはドコのもんか解らんし、元の色なのか酸化なのか、えも言われぬ
言われぬ色をしてした為、全量交換します。
投入するオイルは信頼のコレ。ヤマハの2ストオイル。


タンクは外してオイル排出。何かよくわからんカスみたいなのも洗浄して落とします。


乾燥がすんだら組み付け直して補給します。そうそうこの色よ。



なお、長年動かしてなかったエンジンの為、復活後最初に食わせる燃料として、混合油を
作りました。こっちはカストロールのPOWER 1 2Tを使用。これは私の在庫からサービス。


バッテリーですが、密閉式も検討しましたが、保管時に接続されている充電器が密閉式
対応だったかがあやふやでしたので、開放式としましたが、極板はカルシウム合金製を
つかったものを選びました。多分こっちの方が自己放電少ないはずなんで、休眠しがちな
消防ポンプには合ってる気がします。


盛大な粉吹き・腐食のあったターミナルを清掃して、補充電を済ませたバッテリーを装着。
バッテリーを押さえる純正の棒を紛失したのか、針金ハンガーで作ってありました。


清掃したカウルを装着したら、一旦整備作業は完了です。


一旦プラグコードを抜いた状態で、暫くクランキングさせてみます。
カブるリスクはあるものの、初期に食わせる混合ガソリンで、潤滑ができればいいなという
思いからの作業です。
バッテリーも新品で、セルも元気に回ります。

ある程度回したところでプラグコードをつないで、いよいよ緊張の瞬間。


速攻初爆&一発始動!! やっぱこうでないとですね~。

ただし、アイドリングを遥かに超えた回転数でエンジンが動くもんだから一旦エンジン停止。


ガバナーの固着が原因と思われたんで、ガバナーのオイル確認。
量は問題なし。色は真っ黒だけど交換するのはちょっと面倒。
ガバナーシャフトをグリグリながらエンジンかけて、稼働時もグリグリしてみたところ、
次第に本来のアイドリング回転数で安定。これで機械的な整備は終了かな?


今更ながら思ったんだけど、Insta360持ってるんだから、作業動画撮っててもよかったな。
タイムラプスあたりで撮ってりゃよかったわ。


後日団員に手伝ってもらって、水を通しての動作確認といたします。


【2024/05/26 20:13追記】

水を通しての動作確認、概ね順調でした。

懸念していた始動時の回転数も、ガバナーが稼働しているのか落ち着きました。
オイルの回路内にまだ古いオイルが残ってる為、これが抜けきるまでは結構白煙が
多いかも。回路内の古いオイルも可能な限り抜いてしまっておけば良かったかなと後悔。

あと、操法の規定圧(0.4MPa)以上で稼働させた場合に、特に0.6MPa以降からが
プラスマイナス0.1MPa程度の送水圧の波を確認。この原因はやはりガバナーの動作に
まだ怪しい部分があるのかなぁ・・・。
Posted at 2024/05/27 06:59:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 消防団 | 日記
2024年05月05日 イイね!

工具箱をリフレッシュするGW後半3日目

工具箱をリフレッシュするGW後半3日目私がかれこれ20年前後使用している、SIGNETの工具。

中の工具は頻繁に使うこともあってか、朽ちることも
なく壊れることもなく。
あ、一個だけ。ギアレンチ壊したのはあったな。
若気の至り、オーバートルクによるギア破損。

そんな中身と裏腹に朽ちてきたのは工具箱。
鮮やかな赤は、ポリッシュせんと復元できんくらいに
色あせて。

メッキっぽいトレイのノブ部分はガサガサに禿げ散らかし、メーカーエンブレムも・・・。


何よりひどいのは取っ手やらロックやらの錆び具合。
錆びのきっかけは雨天でのサーキットでの使用だったかしら。そこからジワジワとと。


特に天板の取っ手の取付金具については、錆びを取り切ったら金具ごとなくなるんじゃ
なかろうかという位の腐食ぶり。


一時は再塗装やら何やらでリフレッシュも考えたんですが、ちょうどいいタイミングで
新品の箱がお安く入手できそうだったので、そっちに方向転換。


中敷きについては今アストロさんで売ってる入組用と同じものが入ってましたが、
そちらだとどうにも納まらないので、元々の中敷きをクリーニングして再利用。


工具表面についた酸化については、ボンスターでササッとすればアラヤダ綺麗に。

というか、ボンスター優秀すぎやしないか?なんかここ最近買ったモノの中で、かなり
上位に入るんじゃなかろうか。

今回買った箱にはカバーも付いてました。これで箱の塗装の褪せもふせげそうですね。


折角のタイミングだったんで、メーカー移行(気になってたのはDeen)も検討していましたが、
これでまた20年闘えてしまいそうです。
それでもやっぱメーカー移行したいと思ったとしても、箱が綺麗だから嫁ぐ日も安心かと。

20年、と書いたけど、その頃もまだこの道楽が続いてて、かつ出来るフィジカルで
ある事を切に願うところでございます。



ちなみに途中の写真にちょろっと写ってる、アストロさんのクソデカキャビネットは、
GDBインプレッサ→GRヤリスの乗り換え期、代車がミニバンだったもんだから組立前を
積んで持って帰ったんだよなぁ・・・。
Posted at 2024/05/12 09:32:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記
2024年05月04日 イイね!

八代海を今度は時計回りだ GW後半2日目

八代海を今度は時計回りだ GW後半2日目GW後半の中日2日目。

ふと「今回は八代海を時計回りで回ってみたい」と
思いつき。

お二方に声かけたところノッてくれたので決定です。

自宅出発早々ガソリン補給して、高速乗って集合地点に
むかうものの、春秋ジャケットに今まで感じたことのない
バタツキを感じる。フロント周りなのか、リアに積んだ
シートバッグ起因なのか、これすっげ問題だわ・・・。


なんやかんやで託麻PA(下り)で合流。GW中ってのもあって7時集合。

ここで腕周りの絞りを調整して、ある程度軽減されたものの、一定以上のスピードが出ると
二の腕付近が盛大にバタバタ・・・。
胸元に手を当てると不思議と軽減されるんで、それでひとまず不具合回避。

今んところは、GWを感じさせる渋滞などは無し。

途中水俣の道の駅でトイレ休憩をとり、次の休憩地点をどうしようかと考えつつ
辿り着いた野は「道の駅 長島」。



建屋的にはなんか地味な道の駅なんですが、景色がもう・・・ね。すごいの。
同行のふたりは確か長島だった。いかがだったでしょうか。
私はこの島に広がる段々畑がすこ。

そして、鹿児島・長島から熊本・牛深に渡るフェリーの出る蔵之元港に到着したものの・・・。

まじかめっちゃ混んでる。予定のフェリーに乗れるのは、先程の道の駅で入れ違った
サイドカー付バイクまで・・・・。まじか。

という事で待機場所にバイクを停めて、本来乗る予定だったフェリーをお見送り。

思わぬタイムロスではあったんですが、港の出店で売ってたたまごサンド(150円)が、朝から何も
食べてない自分の胃にジャストミート。すんげ沁みる・・・。
地元のJC?JK?数名がお店に立ってて、今日がデビューとの事。げにういういしい。

私らと一緒の乗船組。大盛況。


牛深上陸後は、いつもと真逆、天草西海岸を北上するルート。
左手にみる海を存分に堪能します。
Insta360のマウントを、車検であずけたムルティに着けっぱなしだったのを激しく後悔。

予定が大幅にずれたことから昼ご飯のタイミングを失ってしまい、結局辿り着いたのは
「道の駅 有明」。
ここの食堂もラストオーダーギリギリでした。
私はちゃんぽん食べたんですが、これが美味で、かつ量もしっかりしてて
満足でした。


その後、時短目的で有料道路利用したものの、天草五橋の五号橋手前での故障車渋滞にドハマり。

溜まった熱量は、大矢野のフラワーロードで発散。


全員のバイクのメータに出る航続距離が、大幅に削られてしまった為、精神衛生の保全も
兼ねて、宇土半島に入って早々に給油の後。不知火ルートで松橋ICから高速へ。

いつもの託麻PA(上り)で反省会して解散となりました。

この帰路の高速でもジャケットのバタツキが再発。腕周り・腰回りは締めてたんだけど。
上腕の通気用ファスナーを開けて閉まってたのが原因だったのか。
要検証ではあるものの、検証する前に夏の気分が迫ってきそう怖い。
あと、隼には、納車前から調達していたスクリーンがあるから、それを装着すると
また変わってくるのかもしれない・・・。

そんな感じで、約380Kmの本日のツーリングは無事終了しました。よかった。


・・・・そして、実は3月末にやらかした隼での立ちゴケ。
DIY補修の結果ふたりにバレなかったのは「っシャ!」て感じでした(w。

5月中には新品カウルに交換確定。外したカウルは持ち帰って全力補修する事とします。
今一番厄介に思っている事は、この隼に使われている「グラスブレイズオレンジ」の塗料が
流通していない事。
2024年式のVストにこの色使われるらしいから、そのタイミングで、兵庫ペイントさん
あたりから出してくれたらなぁ・・・。
Posted at 2024/05/25 18:14:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 二輪の日々 | 日記

プロフィール

「備忘録 http://cvw.jp/b/285500/48482499/
何シテル?   06/12 21:24
熊本在住のスペC汁です。まずは自分の備忘録として、みんカラ使わせてもらおうかな?て思ってます。 ジムカーナとサーキットの二足の草鞋状態で、なかなか資金繰り...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

   123 4
567891011
12131415161718
192021222324 25
262728293031 

リンク・クリップ

オートポリス 
カテゴリ:クローズドコース
2008/03/20 08:35:02
 
オートランド熊本 
カテゴリ:ショップ
2007/11/24 16:07:10
 
LAILE(レイル) 
カテゴリ:パーツメーカー
2007/06/03 10:33:24
 

愛車一覧

トヨタ GRヤリス トヨタ GRヤリス
乗ってて面白そうなクルマが消え、実用車ばかりが増えていくトヨタに、「多分一生所有する事な ...
ドゥカティ ムルティストラーダ1200 ドゥカティ ムルティストラーダ1200
Monster696の車検タイミングに、試乗会以来の念願であったMultiStradaに ...
スズキ Hayabusa スズキ Hayabusa
新型隼に「25周年記念限定車が300台出る」という事で、駄目で元々、でも当たったら当たっ ...
スバル インプレッサ スバル インプレッサ
前愛車突然のエンジンブローにて、急遽調達したのがこのクルマ。 スペックCの16インチ仕 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation