先日360°ビューモニターを見にディーラーに行った。
その車はなんとアクセラスポーツ2.2XD Lパッケージ AWDだった。
これはAWDであることを除けば、私のアクセラスポーツXDの3年後の後継車だ。
360°ビューモニターの効能を確認した後、当然試乗と相成った。乗らないわけにはいかない。(^^)
結果。エクステリアにさほどの変化はないのだが、インテリアと装備そして走りはうらやましい進化も多少。(笑)

まず、シートがオール革(&合成皮革)となって、運転席は10wayパワーシートでメモリー機能付き。ランバーサポート調整までついている。うらやましい。

ドアミラーの開閉は回転スイッチから独立した別スイッチ式になっている。周囲のパネルは私のXDではカーボン調だがピアノブラックになっている。
ダッシュボード右下の各種スイッチだが、XDにあったRVM(リアビークルモニター)、AFS(アダプティブフロントライティングシステム)OFFがなくなって、パーキングセンサ―スイッチとVIEWモニタースイッチが追加されている。RVM、AFS等の安全運転支援機能は当然用いるということでOFF機能は削除されたのかな。
ステアリングホイールと回転計は新型。視認性が良くなったかな。

ヘッドアップディスプレーはオールカラーの新型。

シートヒーターに加えてステアリングヒーターが追加されている。最初からつけておいて欲しいなぁ。
フルオートエアコンは同じ。だと思ったら微妙に変わっている。

シフトレバーからアームレストまでのセンターコンソール部分は随分と豪華に変身している。

機械式のサイドブレーキが電動式になって当然サイドブレーキレバーがなくなった。電動式サイドブレーキは発進動作で自動的に解除されるので面倒がない。が、このアクセラではオートホールド機能が付加されていないので、停止の際はそのたびにスイッチを操作してサイドブレーキを掛ける必要がある。と言ってもそれは機械式サイドブレーキでは当たり前のことだったので、オートホールド機能がないからといって問題ではないな。あればさらに便利だろうけどね。

カップホルダーにシャッターが付いて、随分と質感を上げたね。

あれ、コマンダースイッチ周りがピアノブラックではなくなっている。ここは質感ダウンか。
アームレストを開けるとマツコネナビSDカード挿入口やUSBコネクタ等が収められた小物入れ。
ここは変わりはなさそう。

試乗中のヘッドアップディスプレイの一コマ。
ピントが合っていないが、速度標識と一方通行標識が読み取られて表示されている。ちょっとうらやましい。
さて、本題。
今回試乗して感じたのは、随分と良い車になったということだった。
私のXDも良い車なのだが、それに輪をかけて内装も走りも洗練され、更に良い車になっている。
内装については見ての通り、シート、回転計、マツコネ外装部、ハンドル、アームレストからセンターコンソール等が変更され、やや豪華にとても品の良い質の高い室内になったと思う。
次に走り。
先ずはエンジン。
この車の要の2.2Lディーゼルターボエンジンだが、ディーゼルのネガが殆ど消されている。
私のXDとてディーゼルと感じるのはアイドリング時と走り出しの1500回転位までだが、これのアイドリング時の音と振動は最早このエンジンがディーゼルだと認識している人以外はディーゼルと気づかないだろうと思えるくらいのものになった。
そして走り出しの加速時だが、ディーゼルらしいちょっとゴロゴロ(ガラガラ)という感じの音と振動はほぼなく、ガソリンエンジンではないかと感じる音で加速していく。まぁ、普通の人はガソリンエンジンだと思うだろう。
そして一番良いなと思った点は、そのトルクと加速がアクセル操作にリニアに付いてくるということだ。
私のXDも1500回転以下の低回転時からきちんとトルクを発生し、アクセルにリニアに対応して加速していくと感じていたのだが、今回新しい2.2XDを試乗して、私のXDにも僅かながらアクセル操作に対するエンジンのトルク発生の遅れがあることが分かってしまった。
そしてその加速の滑らかさだ。私のXDでは低速でちょっとディーゼル的なとろい感じや、回転上昇中にアクセルの踏み込み以上に加速度が上がるいわゆるドッカンターボ的な感じがが出ることがあるのだが、この2.2XDではそんな感じがない。アクセル操作とエンジンの加速度の上昇具合がリニアで、とても使いやすい。まるで良く出来たガソリンエンジンのようだ。エンジン制御とAT制御が随分と洗練された。
ナチュラルサウンドスムーザー、ナチュラルサウンド周波数コントロール、DE精密過給制御。相次いで導入された技術、伊達ではないな。
だから、発進時、発進直後から定速到達まで、i-DMの青が出っぱなしになるのだった。簡単に。これには驚いた。運転(アクセル操作)が上手くなったのかな。(笑)
勿論、ガソリンエンジンでは味わえない気持ち良くて癖になるトルクとダッシュ力はそのままで、意図してアクセルを踏めばドッカ~ンだ。
いやいや、良い車になった。運転したくなる車だ。(^^)
次に音。
エンジン音はこのように小さくなったのだが、何故かロードノイズまで小さくなった。
タイヤは同じスポーツマックスなのにどうしてだ?新型CX-5のように遮音材を多く投入した訳でもなかろうに。
ディーラーの営業氏も説明が出来なかったのだが何らかの対策が講じられたのだろう、私のXDで感じるゴーというロードノイズが2.2XDでは感じないぐらいなのだった。だから車内はごく静か。
高速走行はしなかったので、高速走行時の風切り音や車内の静けさは体験出来なかったが、音の点でもさらに上級な良い車になった。
続いてトータルの走り。
これは私のXDでも非常に良いのだが、GVCのせいもありAWDのせいもあるのだろうか、とても滑らかにカーブを走り抜け、力強く加速し、良く止まる。ハンドリングが楽しい。鼻先の重さなんか感じない。(^^)
アクセラは2.2Lディーゼルターボ搭載車では最も車重が軽く、低重心で、シャシやサスペンションはCX-5に基本同じなのだから当然だと思うが、なんとも軽やかにすいすいと気持ち良く走り抜ける。私のXDだって基本そうなのだが、さらに洗練されてとても気持ち良く楽しい走り味だ。いつまでも走っていたい。
結論。
私の初期型アクセラスポーツXDも良い車なのだが、3年間で随分と洗練されて、ドライバーズカーとして抜きんでた良い車になってしまった。
う~ん、買い替えようかな。(^^)
と、楽しく試乗してディーラーに戻った。
で、i-DM。
2ndSTAGEでもあるし、こう。
終了。
だが、ついでにマツコネのバージョンをチェックしてみるとこう。
ふ~ん、そうなんだ。
私のアクセラスポーツXDは今現在59.00.502。
「Settings」にこういう機能が加わっている。
このためかな。
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2017/10/10 11:31:37