・4月となり、シートベンチレーションのリプロが来ましたとのディーラー氏。当然すぐにリプロをお願いしましたが、この対策では部品の交換もあるということで、その入荷と整備ピットの空きの関係で、実施は月末となりました。
・シートベンチレーションの不具合ですが、端的にその効きが大変弱いということです。
・その内容は、昨年の8月24日付けの「CX-60 シートベントレーション&スマートブレーキサポート」に記した通りですが、シートベントレーションの強度を最強の3にしても最弱の1程度の効きにしかならないというものです。ですから、2や1のポジションには何の意味もありません。
・その際には、ディーラーのCX-60の試乗車のシートベントレーションの効きと比べましたが、結果それと変わらないということも分かりました。
・要するにCX-60のシートベンチレーションの効きは皆弱いのですね。私の感覚では、リコール又はサービスキャンペーンの対象にすべきものと思いましたが、やはりメーカーに苦情は上がっていたのでしょう、あれから8か月を経て、ようやく必要な対策が取られることになりました。
・これから暑い季節を迎えるので、それに間に合って良かったと思います。
・取られた対策がこれです。
・シートヒーターコントロールユニット交換
とありますが、下の写真のKSR7675J0AからKSR7675J0Bにシートヒーターコントロールユニットが交換されたようです。これがシートベンチレーションもコントロールしているようです。
・ダッシュ・エレクトリカル・サプライ・ユニットのリプロ
=(ESUリプロ)というのは、その交換されたKSR7675J0Bに適切なプログラミングをするということのようです。
・さて、シートベンチレーションの改善効果ですが、微妙です。残念ながら劇的な改善とまでは言えない結果でした。
・確かに、改善前よりは吸い込む風の量は増えましたが、やはり上品なシートベントレーション設定ですね。
・最大3ポジションで素早く冷やして、2ポジションまたは1ポジションが丁度いい恒常ポジションになるような設定だと良いと思ったのですが、最大3ポジションでもそこまでは行きません。
・とは言え、とりあえず、改善によりシートベンチレーションの効きは確かに良くなり、2ポジションも使える風量になりましたので、これで良しとしましょう。
・また、昨年4月24日付けの「CX-60 改善策その2」に記載したとおり、既に4枚ドアともドア内側にダンピングシートを張り付けて頂いておりますが、訳あって今回リア左ドアにダンピングシートを再度貼り付けてもらっています。
・なお、今回とは関係ありませんが、前回実施して頂いた「ドライバーパーソナライズシステム不具合解消リプロ」の結果ですが、その後、顔認証に失敗することは全くなくなりました。
・私のCX-60については、これまでの改善策により、当初の問題はほぼ解消し、良い車になったのですが、最後に残ったのが、減速から停止に至る際に発生するヒューンヒューンというかヒュー、ヒューという音です。
・今回もモーターの回生時に出る音ではないかと確認は頂きましたが、残念ながらリプロ等は出ていないということで持ち越しになりました。
・が、不思議なことに、今回のリプロ等作業後、関係あるのかないのか、このヒューンヒューン音、ラジオや音楽等車内音を消して聞き取れるぐらいの小さな音になっていました。音楽を聴いていたら聞き取れません。
・理屈は分かりませんが、嬉しいことなのでこれで良しです。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2024/04/28 08:07:18