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2020年10月10日 イイね!

MX-30

MX-30

・MX-30に乗ってみました。

・100周年特別記念車。専用ボディカラーで2トーン セラミックメタリック/マローンルージュメタリックですが、良いですね。

・CXシリーズのような男っぽさ、押し出しの強さのようなものは消えて、優しくシンプルでありながら見れば見るほどセンスを感じるエクステリア。実車を見ると何とも魅力的です。


・インテリアもセンスが良いですね。

・ドアトリムアッパー部のペットボトルリサイクル素材を使用したという呼吸感素材(専用繊維素材)、ソフト(ハードかな?)プラスティック、合成皮革のアームレストが中々の質感。


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・シートも、これまでなかったセンスの良いデザイン。

・リサイクル糸を使用したらしいファブリックと合成皮革の組み合わせですが、魅力的です。


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・観音開きなので、後席には乗りにくいだろうと思っていたのですが、


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・実際はBピラーがないので、思いのほか乗り込むのは楽です。前席を前に出したり倒したりする必要はありません。

・カップホルダー付きセンターアームレストも付いています。


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・後席から眺める前席周り。


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・これまでのマツダ車のセンターコンソールに比べると、更にシンプル&リファインドなセンスの良さはどこから来たのか、と思うほど。

・用いられたコルク素材も、カラー的にも素材感的にも優しい木の感覚で素晴らしい。


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・後席は広いとは言えませんし、窓も小さく、開かないので、閉塞感はありますが、身長177cmの私でも十分に座れます。座り心地もシートが良く出来ていて悪くありません。


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・そうしなくとも降りられますが、前席を後ろから電動で前に出したり、前に倒すことが出来ます。

・前ドアを開けないと後ろドアを開けられないので、後席に閉じ込められたときにはこれが必要ですね。


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・エアコン調整部が液晶になりました。全てではありませんが物理スイッチも左右に残っているので使いにくいということはありません。液晶上部にシートヒータースイッチとステアリングヒータースイッチがあります。


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・その液晶裏側にコルク素材を貼った物入(物置)とHDIM、USB等のコネクタがあります。


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・ステアリングや、

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・メーターパネルはMAZDA3やCX-30と同じものですね。


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・センターディスプレイ(マツコネ画面)もMAZDA3やCX-30と同じ8.8インチの新世代型です。

・旧センターディスプレイの解像度が800×480ピクセルで、新センターディスプレイは1,280×480ピクセルらしいので、要は横に伸びた分横ピクセルが増えただけで、単位面積当たりの解像度は変わらないはずですが、旧センターディスプレイより解像度が高くなったように感じられるようです。実際、より詳細に見えますね。

・それは、画像伝送方式がアナログからデジタルになったからでしょう。

・旧ディスプレイも、画像が荒すぎて何が写ってるか分からないと批判する人がいるのが理解できないくらい、問題ない実用性がありますので、別にうらやましくはないのですが、CX-8も次の年次改良で10.25インチのこのタイプになるらしいです。


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・実際に試乗したのは、100周年特別記念車ではなくこちらですが、こちらも100周年特別記念車並みのオプション全部乗せのAWDです。


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・シートの座り心地は良いです。硬すぎず柔らかすぎず、きちっと体を支えてくれて、腰と背中がぴしっとします。

・運転姿勢が理想的に整えられるのは、マツダ車共通の利点です。

・走り出し、スムーズで力強く加速していきます。ガソリンエンジンですので、CX-8のディーゼルエンジンとは感覚は違いますが、特にパワーモードにすると低速域からの素早い加速感はディーゼルに引けを取りません。

・最初の走り出しについては、マイルドハイブリッドでモーターアシストがあるが故でしょうか、一瞬の逡巡もなく気持ち良いですね。これに比較するとディーゼルエンジンだと多少逡巡があるように感じてしまいます。

・これもモーターアシストのせいか、iーストップからの発進は、iーストップしていたことを忘れてしまうほどです。音も振動もなくアイドリングしていたエンジンが回りだしただけと思ってしまうほど。注意して構えていれば分かりますが、これならiーストップを忘れてしまうでしょう。

・エンジンは低回転域ではとても静かですが、3,000回転以上あたりからは結構音がします。が、気持ち良く回転を上げ速度を上げていくので、自然吸気のガソリンエンジンを回して走らせるという、ディーゼルエンジン車では忘れてしまった快感を思い出されるものなので、良いですね。

・音質自体スポーティに回転していることを伝える中々の快音です。

・が、音を気にする人はエンジン音が大きいと感じるかもしれません。

・ただ、特にノーマルモードの際、加速するためにアクセルを踏み増しても、ATがシフトダウンに躊躇して、一瞬空走感が出てしまうので、ここは早急に改良して欲しいです。この個体だけの問題かも知れませんが。

・走行中感じた音は、このガソリンエンジンの音が殆どでした。というのは、ロードノイズを殆ど感じなかったことの裏返しかもしれません。

・かつてのマツダ車はロードノイズが大きかったのですが、次第に改良されて、最近はロードノイズが小さくなったのですが、MX-30はロードノイズが静かですね。

・できれば高速道路を走って騒音計で測ってみたいと思いましたが、ディーラー試乗では無理です。

・サスペンションからの音や、車体からの音もなにもないので、とても高級な車に乗っているような感覚を持ちました。

・ステアリングは、我がCXー8に比べればクイックです。クイックですが、ステアリングセンターの直進性は良いですし、車体がステアリング操作にリニアに追随しますので、速度を合わせてブレーキをかけ、思い通りにカーブを曲がり、加速しながらカーブを抜けるという、車を走らせる快感が得られます。

・そのブレーキは踏力にリニアに効く、マツダ車に共通のものです。初期の効きが強いとか弱いとかということはなく、ただ、踏力にリニアで自然にがっつりと効きます。

・というように、今回のMX-30では、車体剛性が高くなったと思えました。

・ハンドリングの気持ち良さに効くのは車体剛性の高さでしょうし、勿論ふわふわ感などはない固めと感じられるマツダらしいサスですが、サスペンションがビシッと車体に支えられて、以前MAZDA3 SKYAKTIV-Xで走った時と同じ道を走ったのに、サスペンション越しの突き上げも、サスペンションからの大きな音もなく、淡々と道の凹凸をいなして快調に山道を飛ばして走ることが出来ました。

・MAZDA3 SKYAKTIV-Xのときには、そうならないのはリアがトーションビームのせいではないか思ったのですが、今回のMX-30の走りからすると、トーションビームでも何も問題はないなと思いました。また、MAZDA3 SKYAKTIV-Xのときに感じたハンドル軸のブレも全く感じませんでした。

・総じて、MX-30の走りはどっしりと落ち着いていて、かつ軽快なものです。

・もしかすると、MX-30は、車体とサスペンションはMAZDA3やCX-30と同じですが、フリースタイルドア(観音開き)にしたことでBピラーを失ったので、その分車体剛性を高めるための補強措置がどこかになされているのかもしれません。

・そのせいでこんなに車体剛性感があるのではないでしょうか。


・MX-30、良い車ですね。

・私も欲しくなりました。

・案外予想以上に売れるかも知れません。





Posted at 2020/10/10 22:02:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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