6回目のDPE再生がいつ始まるか、トルクプロで観察しながら走行していました。
・「PM堆積量」が4.4g/lなのでまだ始まらないだろうと思っていたのですが、始まりました。
・「PM堆積量」が6g/l程度以上で始まるとどこかで見たのは誤りだったのでしょうか、個体によって違うのかもしれません。それはともかく、「PM堆積量」が4.4g/l、「PM生成量」が7.6g/lで始まりました。
・前回からの距離は259kmですが、もう少し伸びて欲しい感じがします。
・「DPF差圧」が11.2kpaと平常時に比べると非常に高くなっています。
・じっとスマホ画面を見ていた訳ではないので、これが本当のDPF再生開始時かどうかは分かりませんが、DPF温度「EGTB1S3」が243℃と平常時の温度とあまり変わらないので、多分始まったばかりでしょう。
・あれ?DPF再生がオフになってしまいました。
・前回からの距離で分かる通り300mしか走っていないのですが。
・実はこの時は信号で停止した時でした。
・どうも車が停止すると「DPF再生」はオフ表示になるようです。走り出すとまたオンになります。
・この時点でDPF温度「EGTB1S3」はが432.1℃と急激に上昇しています。
・が、「PM堆積量」と「PM生成量」に変化はありません。
・さらに走り出して200m、時間にして数秒~数十秒ですが、DPF温度「EGTB1S3」は623.1℃とその上がり方は本当に急激ですね。
・「PM堆積量」と「PM生成量」にまだ変化はありませんが、DPF温度「EGTB1S3」が600℃以上になるとDPFに堆積した煤が燃えるということらしいので、このあたりから実際のDPF再生(溜まった煤の焼却)が始まるのでしょう。
・さらに走行すること5分もなかったと思うのですが、確かに「PM堆積量」と「PM生成量」の数値が減り始め、あっという間に「DPF再生」がオフになりました。
・前回からの距離と平均再生距離から計算すると2.2kmでDPF再生が終わった計算ですがそんなものでしょうかね。
・「PM堆積量」と「PM生成量」は0ではないのですが、これで良いのでしょうか?
・が、DPF温度「EGTB1S3」は672.9℃となお凄い高温です。この後もしばらくは煤は燃え続けることになっているのかも知れません。
・そのあと、2.6km走って家に着いたところでスクリーンショットを残しておくのを忘れたのですが、翌朝の始動直後に見てみたらこうでした。
・「PM堆積量」が0.0g/lになっています。
・DPF再生。こんなにあっという間に終わるのでは、気づかないのも当たり前です。
・ところで、出かけた先にMAZDA2がいました。
・この際なので、MAZDA2もトルクプロで見ておきました。
・MAZDA2のOBD-Ⅱコネクタを探すと運転席右下のここにありました。
・CX-8と殆ど同じ場所です。
・アダプタを取り付け、エンジン始動で表示されました。
・DPF再生回数は54回で、平均再生間隔は249.6kmとなっています。
・私のCX-8よりも再生間隔が長いです。
・が、MAZDA2も200km台ですね。
・こんなものなのでしょうか。まぁ、走り方にもよるのでしょうが。
・ただ、よく見ると、「DPF前回から」の距離に対して「PM堆積量」が0.5g/lと少ないですし、DPF温度「EGTB1S3」の温度がちょっと高いですね。
・もしかすると、これは55回目のDPF再生中に着いて停車したということかも知れません。
・停車してややしばらくしてからトルクプロで見るためにエンジン起動してアイドリングしている状態なので、「DPF再生」はオフとなっているのではないかと思えます。
・この後やや走行し、「水温」がもう少し上がったところで再度「DPF再生」がオンとなってDPF再生が再開し、あとは短時間でこの55回目のDPF再生は終了し、「DPF前回から」もリセットされ0kmになるものと思われます。
・ところで、MAZDA2はSKYACTIVE-1.5Dなので、SKYAKTIV-1.5D用のPIDにある、最近10回分の前回からの再生間隔が表示されるのではないかと期待したのですが、残念ながら表示されず無効でした。
・MX-30に乗ってみました。
・100周年特別記念車。専用ボディカラーで2トーン セラミックメタリック/マローンルージュメタリックですが、良いですね。
・CXシリーズのような男っぽさ、押し出しの強さのようなものは消えて、優しくシンプルでありながら見れば見るほどセンスを感じるエクステリア。実車を見ると何とも魅力的です。
・インテリアもセンスが良いですね。
・ドアトリムアッパー部のペットボトルリサイクル素材を使用したという呼吸感素材(専用繊維素材)、ソフト(ハードかな?)プラスティック、合成皮革のアームレストが中々の質感。
・シートも、これまでなかったセンスの良いデザイン。
・リサイクル糸を使用したらしいファブリックと合成皮革の組み合わせですが、魅力的です。
・観音開きなので、後席には乗りにくいだろうと思っていたのですが、
・実際はBピラーがないので、思いのほか乗り込むのは楽です。前席を前に出したり倒したりする必要はありません。
・カップホルダー付きセンターアームレストも付いています。
・後席から眺める前席周り。
・これまでのマツダ車のセンターコンソールに比べると、更にシンプル&リファインドなセンスの良さはどこから来たのか、と思うほど。
・用いられたコルク素材も、カラー的にも素材感的にも優しい木の感覚で素晴らしい。
・後席は広いとは言えませんし、窓も小さく、開かないので、閉塞感はありますが、身長177cmの私でも十分に座れます。座り心地もシートが良く出来ていて悪くありません。
・そうしなくとも降りられますが、前席を後ろから電動で前に出したり、前に倒すことが出来ます。
・前ドアを開けないと後ろドアを開けられないので、後席に閉じ込められたときにはこれが必要ですね。
・エアコン調整部が液晶になりました。全てではありませんが物理スイッチも左右に残っているので使いにくいということはありません。液晶上部にシートヒータースイッチとステアリングヒータースイッチがあります。
・その液晶裏側にコルク素材を貼った物入(物置)とHDIM、USB等のコネクタがあります。
・ステアリングや、
・メーターパネルはMAZDA3やCX-30と同じものですね。
・センターディスプレイ(マツコネ画面)もMAZDA3やCX-30と同じ8.8インチの新世代型です。
・旧センターディスプレイの解像度が800×480ピクセルで、新センターディスプレイは1,280×480ピクセルらしいので、要は横に伸びた分横ピクセルが増えただけで、単位面積当たりの解像度は変わらないはずですが、旧センターディスプレイより解像度が高くなったように感じられるようです。実際、より詳細に見えますね。
・それは、画像伝送方式がアナログからデジタルになったからでしょう。
・旧ディスプレイも、画像が荒すぎて何が写ってるか分からないと批判する人がいるのが理解できないくらい、問題ない実用性がありますので、別にうらやましくはないのですが、CX-8も次の年次改良で10.25インチのこのタイプになるらしいです。
・実際に試乗したのは、100周年特別記念車ではなくこちらですが、こちらも100周年特別記念車並みのオプション全部乗せのAWDです。
・シートの座り心地は良いです。硬すぎず柔らかすぎず、きちっと体を支えてくれて、腰と背中がぴしっとします。
・運転姿勢が理想的に整えられるのは、マツダ車共通の利点です。
・走り出し、スムーズで力強く加速していきます。ガソリンエンジンですので、CX-8のディーゼルエンジンとは感覚は違いますが、特にパワーモードにすると低速域からの素早い加速感はディーゼルに引けを取りません。
・最初の走り出しについては、マイルドハイブリッドでモーターアシストがあるが故でしょうか、一瞬の逡巡もなく気持ち良いですね。これに比較するとディーゼルエンジンだと多少逡巡があるように感じてしまいます。
・これもモーターアシストのせいか、iーストップからの発進は、iーストップしていたことを忘れてしまうほどです。音も振動もなくアイドリングしていたエンジンが回りだしただけと思ってしまうほど。注意して構えていれば分かりますが、これならiーストップを忘れてしまうでしょう。
・エンジンは低回転域ではとても静かですが、3,000回転以上あたりからは結構音がします。が、気持ち良く回転を上げ速度を上げていくので、自然吸気のガソリンエンジンを回して走らせるという、ディーゼルエンジン車では忘れてしまった快感を思い出されるものなので、良いですね。
・音質自体スポーティに回転していることを伝える中々の快音です。
・が、音を気にする人はエンジン音が大きいと感じるかもしれません。
・ただ、特にノーマルモードの際、加速するためにアクセルを踏み増しても、ATがシフトダウンに躊躇して、一瞬空走感が出てしまうので、ここは早急に改良して欲しいです。この個体だけの問題かも知れませんが。
・走行中感じた音は、このガソリンエンジンの音が殆どでした。というのは、ロードノイズを殆ど感じなかったことの裏返しかもしれません。
・かつてのマツダ車はロードノイズが大きかったのですが、次第に改良されて、最近はロードノイズが小さくなったのですが、MX-30はロードノイズが静かですね。
・できれば高速道路を走って騒音計で測ってみたいと思いましたが、ディーラー試乗では無理です。
・サスペンションからの音や、車体からの音もなにもないので、とても高級な車に乗っているような感覚を持ちました。
・ステアリングは、我がCXー8に比べればクイックです。クイックですが、ステアリングセンターの直進性は良いですし、車体がステアリング操作にリニアに追随しますので、速度を合わせてブレーキをかけ、思い通りにカーブを曲がり、加速しながらカーブを抜けるという、車を走らせる快感が得られます。
・そのブレーキは踏力にリニアに効く、マツダ車に共通のものです。初期の効きが強いとか弱いとかということはなく、ただ、踏力にリニアで自然にがっつりと効きます。
・というように、今回のMX-30では、車体剛性が高くなったと思えました。
・ハンドリングの気持ち良さに効くのは車体剛性の高さでしょうし、勿論ふわふわ感などはない固めと感じられるマツダらしいサスですが、サスペンションがビシッと車体に支えられて、以前MAZDA3 SKYAKTIV-Xで走った時と同じ道を走ったのに、サスペンション越しの突き上げも、サスペンションからの大きな音もなく、淡々と道の凹凸をいなして快調に山道を飛ばして走ることが出来ました。
・MAZDA3 SKYAKTIV-Xのときには、そうならないのはリアがトーションビームのせいではないか思ったのですが、今回のMX-30の走りからすると、トーションビームでも何も問題はないなと思いました。また、MAZDA3 SKYAKTIV-Xのときに感じたハンドル軸のブレも全く感じませんでした。
・総じて、MX-30の走りはどっしりと落ち着いていて、かつ軽快なものです。
・もしかすると、MX-30は、車体とサスペンションはMAZDA3やCX-30と同じですが、フリースタイルドア(観音開き)にしたことでBピラーを失ったので、その分車体剛性を高めるための補強措置がどこかになされているのかもしれません。
・そのせいでこんなに車体剛性感があるのではないでしょうか。
・MX-30、良い車ですね。
・私も欲しくなりました。
・案外予想以上に売れるかも知れません。
・昨日に続いてトルクプロ。
・所用で高速を多少走ってきたので、その結果を。
・昨日無効だと分かった“DPF温度”と過去10回分の“DPF再生間隔”は消去し、代わりに“EGTB1S3”、“Oil Temp”と“Coolant”を加えた。
・“EGTB1S3”は、みんカラである方がDPF温度として使っておられるので、では、と加えた。
・“Oil Temp"は勿論エンジンオイルの温度、“Coolant”は冷却水の水温。冷却水の水温はCX-8のメーターパネルに水温計があるので、ここに加える必要性はないが、まぁ、それと比べてどうかという興味もあるので。
・“DPF前回から”が124.4km。昨日が24.4kmだったので丁度100km走ったことになる。
・総走行距離は187.9km×5+124.4km=1,063.9km。下の写真でオドメータは1,064kmとピッタシ。
・“PM生成量”と“PM堆積量”は順調?に増えて堆積量は2.4g/l。これが6g/lになるとDPF再生が始まると仮定するとまだ2/5だから、これを“DPF前回からの距離”に当てはめると124.4×5/2=311kmで次のDPF再生が始まるということになるが、どうだろう?
・“EGTB1S3”はDPF再生が始まると600℃以上の高温になるらしい。それに比べれば今はかなり低い。
・“Oil Temp"と“Coolant”はそれなり。“Coolant”の温度と車両の水温計の温度表示を比べると、車両の水温計の方がやや高めだ。意図的にそうしている可能性はあると思う。
・下の写真で水温計の温度が低いが、それは一度エンジンを止めてまた出かける際のエンジン始動時に撮影したものだから。
・興味は次のDPF再生時。
・ECU(車載コンピュータ)に記録されている車の様々なデータを、車のOBD-Ⅱ端子からSCANしてBluetoothでアンドロイドスマホに飛ばすOBDーⅡアダプター。
・“OBDLink LX Bluetooth”
・ややお高いが、同種の安い中華製よりは良さ気。
・なので、買ってみた。
・車のOBD-Ⅱ端子はどこにあるのか?なんて普通は知らないが、CX-8の場合はここにある。
・ちなみにOBD-Ⅱ端子はどの車にも付いている。今の車はここからデータを取らないと整備も、システムエラーの際の対処もお手上げになるらしい。だから、通常は見えなくて、必要な際には簡単に接続できる場所にOBD-Ⅱ端子がある。
・“OBDLink LX Bluetooth”はここに差し込むだけ。
・で、Connect buttonをプチっと押して、スマホとブルートゥースのペア設定を行えばこちらは終了。
・次に、“OBDLink LX Bluetooth”から送られてくるデータを受信し、所要の計算をし、結果を見やすく表示するアンドロイドアプリが、トルクプロ(TORQUE PRO)。
・Playストアで450円。無料のLiteもあるが、機能が落ちるようなので有料版にした。
・さらに、マツダのSKYACTIV-D搭載車用のPIDを使用するためのプラグイン“Torque PID for MAZDA SKYACTIV-D”をPlayストアからインストールする。こちらはタダ。インストールすると何をする必要もなくトルクプロにプラグインされる。
・トルクプロ立ち上げ画面左下の設定アイコン→設定→拡張PID/センサ管理画面→その画面右上の縦三個の破線→定義済みセットで、MAZDA SKYAKTIV-DとMAZDA SKYACTIV-D 1.5のPIDが定義済みであることが分かる。
・このプラグインの作者shuichiさんには感謝申し上げる。
・興味深そうな多数の項目から、DPF再生関係のPIDを選んで、見やすく上手くスマホ画面に表示されるよう試行錯誤し、初めてだしこんなもので良いかと思って、さぁどうだ、と、エンジンをかけると即座に数値が現れた。
・左上DPF再生がoffだが、現在DPF再生中ではないということだ。DPF再生中はonになるのだろう。
・驚いたことに、その下のDPF再生回数が5回とある。前々回のブログで走行257km程度で初めてのDPF再生に気づいたことを書いたが、その後はDPF再生には全く気付かないで走っていた。しかももう5回も。下の写真のとおり、このデータを読み取った際のオドメーター数値はまだ964kmに過ぎないのに。
・で、その右側のDPF再生の平均再生間隔だが、なんと187.9kmと想定より随分短い。近頃はすごもりばかりであまり遠出をしないで、近くのスーパー等の往復ばかりと、シビアコンディションを強いているからだろうか。
・その下が前回のDPF再生からの走行距離。24.4km。ということは、総走行距離は、187.9km×5+24.4km=963.9kmと、オドメーターの数値(小数点以下は表示されない)にぴったしカンカンだ。
・その右のDPF PM生成量とPM堆積量だが、生成量はよく分からないが堆積量はDPFに堆積したPMの量で、これが6g/l程度になるとDPF再生が開始されるらしい。今はDPF再生直後なので0.3g/lと少量だ。
・その右のDPF差圧はDPFの入り口側と出口側の気圧差のようで、フィルターの目詰まりの目安になるものらしい。これはエンジンの回転数増減とともに変化する。今はアイドリング中でこんなもの。
・その下のDPF温度は文字通りだが、数値が表記されないということは、使えないということだ。
・さらに右端には小さくDPF再生の、最近10回分の前回からの再生間隔だ。が、数値がおかしい。SKYACTIV-D用のPIDにはこの項目はなく、 SKYAKTIV-1.5D用のPIDにこれがあったので表示させてみたのだが、やはりエンジンが違っては正しいものにはならないのだろう。これも使えない。
ちょっと不具合 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2021/02/07 10:50:16 |
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MX-30 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2020/10/11 20:55:10 |
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kontonさんのマツダ CX-8 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2020/09/07 11:29:45 |
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