
・CX-60のリコール、改善対策、サービスキャンペーンが一気に発表されましたので、早速ディーラーに出向いて対応してもらいました。
Ⅰ まずはリコールですが、
①、②
エンジン制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正
PCM
T311-188K2-N
PCMについては、これまでの改善策で、T311-188K2-H→K→Lとリプロを実施済みですが、
今回のリプロで、
T311-188K2-H→K→L→N と3度目のアップデートとなりました。
リコールとされた問題については、私のCX-60においては発生したことがありませんので、今 回のリプロの効果は判断できません。
③
電気駆動制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正
エンジン制御コンピュータの制御プログラムを、これに対応したプログラムに更新
対象はPHEV車
よって私のCX-60は対象外です。
④、⑤
ビューモニターユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正
VMC KAAA-66UK2-H
VMC KAAA-66uK3-H
リコールとされた問題については、私のCX-60においては発生したことがありませんので、今 回のリプロの効果は判断できません。
Ⅱ 次に改善対策
サイドレーダーセンサーの制御プログラムを対策プログラムに修正
サイドレーダーセンサの記録情報が消失している場合は、センサを対策品に交換
FSRL,FSRR,RSRL,RSRRとも
KR9P-67YK2-L
これらについては、これまでの改善策で、KR9P-67YK2-G→Jとリプロを実施済みですが、
今回のリプロで、
KR9P-67YK2-G→J→L と2度目のアップデートとなりました。
サイドレーザーセンサの記録情報は消失していないということで、センサの交換はされませんでした。
改善対策の対象とされた問題は、センサが対象物の位置を正しく認識できず、前進or後退時に警報音や被害軽減ブレーキが作動しない恐れがあること。衝突の可能性がないのに、警報音がなり、最悪の場合、急制動がかかるおそれがあること。
と、バック時の急制動として有名になった事象もこれだと思われますが、私の場合、その改善対策として、KR9P-67YK2-G→Jのリプロを既に実施して頂いていたのですが、今回のリプロではさらにバージョンが上がっています。
1年点検で記載した通り、高速道路をCTS設定で走行中、追い越し車線を走行しているのに、走行車線を走行しているトラックを追い越す際にトラックを検出して減速してしまうことがあり、走行車線でトラックに追いつき、追い越しのために追い越し車線に出て追い越そうとする場合にこうなることが顕著に生じるという事象について、今回のリプロで改善されないかと期待したのですが、期待通り、そのような事象は生じなくなりました。センサが正しく対象物を認識できるようになったようです。
Ⅲ 最後にサービスキャンペーン
①、②、③
エンジン制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正
PCM
T311-188K2-N
PCMについては、これまでの改善策で、T311-188K2-H→K→Lとリプロを実施済みですが、
今回のリプロで、
T311-188K2-H→K→L→N と3度目のアップデートとなりました。
上のリコールで実施されたリプロと同じ内容ですが、サービスキャンペーン対象とされた問題についても、私のCX-60においては発生したことがありませんので、今回のリプロの効果は判断できません。
④
トランスミッション制御コンピュータの油圧学習制御プログラムを対策プログラムに修正し、トランスミッションの初期学習を実施
TCM T311-21PS1-J
これらについては、これまでの改善策で、T311-21PS1-E→F→Hとリプロを実施済みですが、
今回のリプロで
T311-21PS1-E→F→H→J と3回目のアップデートとなりました。
サービスキャンペーンの対象となった問題は、変速ショックや走行中のギクシャク感が発生するおそれがあるということで、有名な事象ですが、私のCX-60については、当初からこのような事象は発生したことはなく、トランスミッションのギアチェンジはトルコンAT以上にスムーズなので、今回のリプロの効果は判断できません。私のCX-60のトランスミッションは今回のリプロ後もスムーズです。
⑤
ボディ・コントロール・モジュールの制御プログラムを対策プログラムに修正
CBCM MAIN K31V-66S02-K
CBCM SUB K32A-66S03-C
これまでの改善策で、MAIN K31V-66S03-H→J と、SUB K32A-66S03-B→C を実施済みですが、今回のCBCM MAIN K31V-66S02-Kはまた別物で、CBCM SUB K32A-66S03-Cは後者と同じものでしょうか。
サービスキャンペーンの対象となった問題は、後付け用品のドライビングサポートプラス専用キーを使用した場合に生じる問題のようで、私のCX-60ではそれを使用していないので、今回のリプロの効果は判断できません。
なお、8月24日に実施して頂いた、バック時にスマートブレーキサポートが誤動作?して急停止する事象を改善するリプロ(K31V-66S01-G→H)は今回アップデートされていません。
K31V-66S01-G→Hへのリプロ後、ドライバーパーソナライゼーションシステムにおいて、乗り込んでドアを閉めた直後に立ち上がるべきシステムが立ち上がらず、ドライバーを認識しない場合が多発するようになった事象が今回のリプロで改善することを期待していたのですが、今回のサービスキャンペーンのボディ・コントロール・モジュールのリプロにより、この事象は改善したようです。
Posted at 2023/10/29 12:58:38 | |
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