スバル純正対向キャリパー流用
1
GGAインプレッサ用
フロント4POT
リア2POT
通称「22Bキャリパ」
16インチホイールに収まる対向キャリパーとして定番の流用。(ただし純正ホイールはそのままだと干渉するらしい)
あくまでも「他社他車種用部品の流用」なので間違ってもヤフオクで落とした中古キャリパーをディーラーに持ち込んで付けてもらう、なんてことはしないように。自分で責任持ってつけれないなら、流用チューンはやるべきではない。
取り付けに当たって
・AVO製リアブレーキブラケット
・エンドレス製ブレーキパッド(SSS)
・エンドレス製ブレーキホース(フロントGC8用、リアGRB用)
・純正キャリパーオーバーホールキット
・純正ショートパーツ
を用意。
2
オーバーホールは前後で2時間
取り付けは4時間
キャリパーオーバーホールについてはエアツールがあれば大幅に短縮できるはずですが、無ければ度胸と根性でピストンを抜く必要があります。ピストン取り外しと、内部の状態によって作業時間が左右されます。
今回はW/Pプライヤと大き目の-ドライバーでピストンを引っこ抜きました。(結構なキズがつくので非推奨)ピストンは1個ダメだったので研磨で修正。内部も適当に磨いて錆びの除去を行ってます。
3
特記事項としては、
リアブレーキのブラケットを取り付ける際に、ローターの取り外しが必要です(純正キャリパーと違い、車両外側からボルトを挿入するため)。といってもキャリパーは外れているのでサイドブレーキの調整を緩めて、ローターを外すだけです。固着しているようなら、ローターにある2つのネジ穴にブレーキホース固定用のネジでもねじ込んでやれば浮きます。
4
AVOのブラケットを使うと、リアブレーキパッドがローターから1.5mmほどはみ出します。適宜削って対応することとします。
ローター径を3、4mm大きいものに変えるのがスマートかも知れない。
5
フロントキャリパーは流用元から左右を入れ替えて取り付けます(取り付け位置が車軸後ろ側から前側に変わるため)。単純にエア抜き用のブリーダープラグが上を向くように取り付けるだけです。
フロントはほぼポン付けですんなりと収まるので楽です。
6
ブレーキホースのユニオンナットはそれ用のフレアナットレンチを使用してください。スパナの使用はネジの頭をなめる原因となります。
ユニオンナットを残して純正キャリパーを取り外し、新しいキャリパーとブレーキホースを取り付けてからユニオンナットを緩めて、すかさず新品ホースに付け替えることで流出するフルードを減らすことが出来ます。周辺部品の汚れを防いでエア抜き作業の手間も減るためお勧め。
7
ブレーキ周りの作業なので、ある程度の知識と経験が無いならあきらめたほうが良いです。「ポン付けで簡単に流用」の言葉に惑わされてはならない(戒め)
確実なエア抜きと安全な場所での試運転を行い、問題なければ終了。
8
因みにキャリパーが中古で前後4万
オーバーホールキットとショートパーツで1.4万
パッドとホースで5.3万
ブラケット2万
ブレーキフルードとかも要るのでトータル15万かと。
新品のブレンボやD2、APとか入れると40万とか超えるので、真っ赤な対向キャリパーでオラつきたいけどお金が無い、という方にはお勧め。スリットローターやドリルドローターと合わせるとオラつき度UP!
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