トヨタ東京本社の地下駐車場に鎮座するセンチュリー。今回パワートレーンは、V型12気筒5.0Lエンジンから、V型8気筒5.0Lハイブリッドエンジンへと、環境と余裕の走行性能の両立を図っています。
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3代目のフルモデルチェンジのテーマは「継承と進化」。匠の技や超高品質、ハンドメイドなど伝統は継承しつつ、デザイン、環境性能、先進安全装備、乗り心地などは、20年分の進化を目指したそうです。
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新カラーのエターナルブラック「神威(カムイ)」は、7層塗装の合間に、漆塗りの技法を参考に、合間に水研ぎを3回、最後に鏡面仕上げをしているそうです。
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歴代センチュリーのCピラーが太いのは、乗り込む前や降りた後に、Cピラーに映った姿を見て、身だしなみを整えるためなんだそうです。ここでも塗装のクオリティが生きるわけですね。
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と、その前に、ディテールチェックです。細い縦桟のフロントグリルは2重構造になっていて、奥側は同じ大きさの正円を4分の1ずつ重ねた七宝文様という日本の伝統模様を採用しています。
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七宝文様はヘッドライトにも。よーく見ると。。。
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ヘッドライト下側に七宝文様が使われています。
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インテリアでは、リアドアのスピーカーカバーにも、七宝文様が。
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センチュリーの鳳凰のエンブレムは、工匠が1ヵ月半かけて手彫りした金型を使用しているそうです。
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サイドビューのキャラクターラインの断面の、ちょっとつまんだような折り目の断面は、「几帳面」と呼ばれる平安時代の屏障具(屏風などの間仕切り)の柱に使われた面処理の技法を採用したそうです。
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さて、インテリアをチェックしていきましょう。まずは、運転席。プロドライバーさんが運転しやすい環境づくりがなされています。ちなみにシートポジションメモリは3人分。
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先進安全装備として、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、アダプティブハイビームシステム、レーダークルーズコントロールなどが採用されている。
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シフトレバーの後ろ側には、左側後席に座る要人がくつろぐため、助手席裏のオットマンを操作したりできる、助手席シートのコントロールスイッチが。
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いよいよ後席へ乗り込みます。後席のスカッフプレートとフロアの段差を従来より15mm縮小し、フロアマットを敷いた状態でフラットになり、乗降性を向上させています。こういうこだわり、好きです。
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65mm伸びたホイールベースは後席スペースに充てられて、余裕の後席。試乗車は革シートだったが、シートクーラーで猛暑の試乗日でも快適だった。
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足もとのクッションがフカフカで、靴を脱ぎたくなるが、我慢。
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運転席と助手席の間には、後席用の11.6インチディスプレイ。
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と、ディスプレイ上のアナログ時計。
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そして夢のオットマン。恐れ多くて、ちょこっと踵を載せただけで、そっと元に戻す、身体の芯から小市民なスタッフ。
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天井には後席用のバニティミラーが。
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ちなみに天井には、紗綾(さや)形崩し柄という伝統模様の織物が使われています。
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左側後席からの景色。柾目材の本杢パネルが美しいです。
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このレバーはリアドアの開閉用。このレバーだけでも欲しくなるような造型とクオリティ。
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こちら別素材。クールな印象になります。
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ん?センターピラーの付け根に、なにやらバンドみたいなものが?
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こちらのバンド、なんと靴べら立てなんだとか。思わずため息。。。
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後席のセンターテーブルは、分かれた柾目材の本杢パネルの木目を揃える、「ブックマッチング」という技法を手作業で行っているそうです。まさに職人技ですね。
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ちなみにパネルを開けると後席から空調や、マッサージ機能、エンタテインメント機能の操作などが行えます。
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では、そろそろ、いざ後席試乗に出発!
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うむ、いい景色じゃ、などと楽しむ余裕もなく、なんだか落ち着かないですね。
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後席の感想としては、「静か」ということと、意外と脚が「シャキッ」としているな、という印象でした。
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15分ほどでしたが、いい経験になりました。
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