ワイパービビリ対策 ①
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
3ヶ月前、フロントガラスに撥水コート施工時のビビり対策で、BOS○○のワイパーブレードA930Sをインストールしましたが‥…
交換直後は動作もスムーズでビビりは皆無でした。
しかし使用を重ねるにつれ‥…ビビりが再発 (-_-)
グラファイトコートが剥げてきたのでしょうか???
あれこれとビビり対策を試み、最良の状態だったので他に打つ手無しです。
一度は撥水コートを諦め、純正ブレード+キイロビンですっぴんガラスの親水派に転向しようかとチャレンジしましたが‥…
歳と共に落ちてきた視力には勝てず、雨天夜間の視界の悪さが我慢出来ません。
こうなったら根本原因である、欧州車のワイパーブレードの押しつけ圧が高い事とフラットワイパーを何とかするしか解消方法が無くなってしまいました。
日本の国土で200km/hオーバーなんて出すわけ無いのに‥…まして雨天に‥…それぞれの風土に合った仕様のワイパーを装着して欲しいもんです‥…BMWさん‥…。
早速、参考程度にキッチンスケールでワイパーの腕力測定‥…
こんな計り方で正確な数値は得られませんが、同条件で測ればビフォーアフターの参考にはなるかと‥…。
運転席側は1㎏オーバー(推測1.1㎏位)助手席は830g中々の細マッチョ (^^;
国産の車を複数台計ってみましたが、480g~650g位でした。
実際の押しつけ圧は取り付けられているブレードの長さで上記の数値を割る事になるので、平均しても国産車の1.3~1.5倍の押しつけ圧かと推測できます。
2
とりあへず、ワイパーアームを分解してみます。
ワイパーアームを固定しているナットの上にカバーが付いています。
こいつは手で簡単に‥…もしくは内貼り剥がし等でこじれば外れます。
ナットを取り外すには5/8インチサイズのソケットが必要です。
モンキーレンチ等で作業すると、アームやボンネット等に傷を入れてしまうのでやめた方が良いです。
3
国産車の様にワイパーアームをグリグリしても外れないとのコメントが有るので、ミニベアリング用のプーラーを使用して外す事にします。
プーラーの挿入スペース確保の為に、ワイパーを中間地点で停止させます。
運転席側のカバーを取り外し、ワイパーを動作させます(ボンネットが開いた状態でワイパー動作しても干渉しません)。
丁度中間地点でワイパーモーターのコネクターを抜きます。
これでプーラー挿入スペース確保!
4
アーム固定ナットを緩めておき、プーラーを締めこんでゆけばアームが外れます。
かなり強いスプリングが効いているので、取り外す際には細心の注意で。
5
外したアームを裏返すと、スプリングが見えます。
形状的には特殊な物では無く、引っ張りコイルばね&C 型のフックで取り付けられている様子。
C型のフックをどちらかに寄せておき、コイルばねの引っかける部分とC型フックを引っかけてある部分をプライヤーでつまみフックとスプリングを外します‥…人力ではまず外れません。
6
今回はスプリングを引っかけてある、C型のリングのサイズを変えることで押しつけ圧の調整を試みます。
純正のリングの内寸を測定‥…29.94㎜
純正品を加工してしまうと元に戻せなくなるので、ホームセンターにて写真のような金具を購入。内寸は34㎜です。
不要な部分をカット、万力で挟み33㎜程の内寸に調整しました。
7
後はリングを入れ替え、元通りに組み立てます。
アームを取り付ける際には、モータのコネクターを接続し、中間位置で停止させていたワイパーを動作させ原点位置に戻しておくのを忘れないで。。
8
早速、圧力測定‥…
運転席859g、助手席606gと良い感じ。
この状態で雨を数日経験‥…結果は‥…?
以前よりはかなりマシになりました。
‥…しかし、完璧では無くワイパーアーム改造に着手。。。 続く‥…
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