運転する楽しさはいろいろ有りますが、この4Cスパイダーの面白さは峠道を走った時の操縦している感覚だと思います。言葉で説明するのは難しい…
例えば…この30年間で購入したスポーツカー全てを同じ峠道で走らせています。
NAロードスターやNDロードスター、初期型ロータスエリーゼ、S2000、ポルシェ993C2、ポルシェ993C4、SZなど後輪駆動車がほとんどですが、能天気でハッピーなのはNAロードスターだと思います。
NDは良く出来過ぎて、NAとどうしても比べてしまい、複雑です。ハンドルが軽すぎて、ライントレースがあまりにも簡単で自分で操縦した達成感がないのかもしれません。やはりNAは自分で操縦する楽しさが相当あるんだと確認しました。
初期エリーゼも軽くて面白いですが、エアコンレスで排気音のチューニングがされておらず、操縦感覚は抜群ですが早く降りたくなりました。
初期S2000は自分にとってはただ速いだけのクルマ。
ポルシェ993C2は、私の行く峠道では直線が短すぎて、前輪に荷重がかからない感覚があり、楽しめませんでした。ところが993C4は、これは珍しい個体で3800ccの四駆ですが、同じ峠道でもフロントの設置感が非常にわかりやすく、気に入っていました。
SZは…悪口言いたくない…20年落ちの並行もので本来の乗り味わからない…
4Cスパイダーは、ブレーキがとても良くできていて下りの回りこむコーナーも怖くないし、車幅が広いため、峠道レベルでは滅多にリアが出ることないだろうと信じれる…1番の楽しさはライントレースを自分の腕だけでやってのけることです。
例えばS字コーナーでは反力がないため、ハンドルを力尽くで戻す時の操縦している喜び、家に帰った時の手に残る感覚。
またDCTだけれどもシフトアップ、ダウンのタイミングも満足できるレベル…
フルブレーキング時のジャックナイフしそうなカーボンシャーシの剛性感。
書き記してみると、スポーツカーの中でも特別なクルマな感じがします。だから飽きない…でも時々能天気にオープンカーを楽しみたいからついNAロードスターをまた買ってしまった…
Posted at 2019/11/26 01:48:10 |
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