ノイリーのブログ一覧

30日強行で鹿児島へ帰省した理由は
部屋の換気はもちろんですがエンジンの腰したの仮組をまっちゃんに頼んでおりました。



何故かというとメタルの厚みを決定し発注しなければいけないからです。

メタルを知らない人の為に説明します。
メタルとは2種類ありまして
メインメタルとロッドメタル
メインメタルはブロックとクランクシャフト
ロッドメタルはコンロッドとクランクシャフト
の間に入れるリングみたいなもの


こんなヤツです
↓↓↓


これの厚みでクランクシャフトとのクリアランスが決まります。
メタルとクランクシャフトの間にオイルが回ってクランクが中に浮いたような状態になるんですが
適度なクリアランスがないとクランクが高回転で回りますので焼きつきを起こしてしまいます。
エンジンの中でかなり重要な役割をする部品なんです。

今回は強化メタルを注文する為
純正で仮組み致しました。
どういう風に測るかというと
プラスチゲージというのを使います。
そんなたいそうなものではありません
消しゴムにカスを丸めたようなものを
メタルとクランクの間に挟み規定トルクで締め付け
つぶれたカスの幅を専用ゲージで測れば何ミリか判るというものです。
結果は
奇跡的に統一でほぼ0.038mm
クリアランスを広めにとったり狭くしたりする方もいますが
私はノーマル厚のメタルで行くことに決定！

それとこの前中古で買ったNB２腰下を確認してきました。
これはバラしてオイルポンプとオイルパン＋バッフルプレートのみを使い
クランクシャフトとブロックはストック

以前ブログで紹介したことがありますが簡単に説明します。
オイルポンプはNA６～NB1までは同一のものでNB2から進化

トロコイド（中にある歯車のようなもの）の厚みがNB1用9.45mmからNB2用9.95mm
0.5mm厚くなっています。
これによってオイルの吐出量が約５%ぐらい多くなります。
オイルの吐出量が多くなれば油圧が安定しエンジンブローから守れるということです。
B６エンジンにも流用可能ですが油圧がかかりすぎるとフリクションロスにつながりますので
チューニングエンジンしか必要ないでしょう。

そしてオイルパン
大きな違いはコーナーのGによってオイルの偏りを防ぐ為複雑な仕切り板があります。

バッフルプレート
NB１用とは厚みも造りも違います。



赤く丸した部分がクランクキャップと連結されクランクシャフトの高回転での振れを低減させます。

すばらしい！

これらをNEWエンジンに流用します。



あと今回はまだ途中段階のヘッドを梱包して大阪へ送ることにしました。
大阪でもシコシコしないと終わりそうにありません（汗）

時間がなかったのでまだやりたいこともあったのですがそこそこに済ませ鹿児島をあとにしました。

期待されるものが出来たかどうか判りませんが
美しいです！

去年の春号【54号】を意識しましたが
本号に負けず劣らずだと思います（爆）

そして59号を飾るのは69号に強く要望のあった　この方


どうぞこちらです！




綺麗にまとめ過ぎましたかね？

昨日と今日は宮崎→鹿児島→宮崎→大阪
とハードスケジュールでした（汗）

レンタカー（マーチ）を借りたのですが今の車って凄いんですね！
２日間の走行距離498ｋｍ給油0回
入れたガソリン25．1L
燃費がなんと19.8km/L！　スゲー！！

帰ってきて早速68号作りました♪

はっきりいってヤバイです！

どうしましょ　マスタ。






い～ぞ～（笑）

明日から2日九州へ逆出張します(汗）

明日の分を今日作っちゃいました。

今までとはちょっと違った感じのできたかな～って感じです。


すでに予想されていますが67号を飾るのは　この方


これです！





ちょっと渋めですね～

昨夜も飲み過ぎでまだ酒残ってます（爆）
そして66号！

66号は080さんの1006特集も考えておりましたが
写真がないので断念しました（汗）

そして・・
どうしても【夏号】の希望があった・・この方


この写真は誰が撮ったんでしょう？
私的にはかなりカッコイイ表紙になったと思っております（笑）


どうぞ！





羨ましいぐらいカッコイイ！