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Hondaマニアのブログ一覧

2011年04月12日 イイね!

Twelve Y. O.

福井晴敏の小説です。

前出の”川の深さは”の続編に当たる小説です。
・・・明確に続編って訳ではないですが・・・。

正確には、共通の世界観と”川の深さは”で起きた事件が、
この世界でも起きていて、幾つかの組織や人物は、前作にも
登場してくるので、正確には続編的小説というか、時系列が
前作以降の話になっているということですね。

自衛隊地方連絡部に所属して、自衛官の勧誘を行っている主人公。
閑職に当てられる以前は、特殊部隊に所属していた優秀なヘリのパイロット・・・。
そんな主人公が、入隊式から逃げ出した青年を追いかけてトラブルに巻き込まれるが、
元上官とその人物が連れている少女に助けられる。

しかし、助けられたことによりある事件へと巻き込まれていく・・・。

”川の深さは”からさらにパワーアップした世界観。

”川の深さは”と共に映像化してみたい作品ですね。
ただ、中途半端な映像化だと陳腐なものになってしまいそうで、
相当のお金と時間が必要になりそうです。

特に銃火器類の取り扱いや登場してくる自衛官の身のこなしなどは、
かなりしっかりやらないと、小説の世界観が壊れてしまいそうです。

・・・麻生幾原作の”宣戦布告”は映画化で世界観をぶっ壊した代表作かな。私の中で・・・。

完全に福井ワールドの虜です。
Posted at 2011/04/15 16:10:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 日記
2011年04月11日 イイね!

川の深さは

福井晴敏の小説です。

亡国のイージスや終戦のローレライの原作者としても有名です。
ガンダムファンには、∀ガンダムのノベライズや
ガンダムUC(ユニコーン)の原作者としても有名です。

元マル暴の刑事で現在はしがない警備員をしている主人公は、
警備しているビルで2人の侵入者を見つける。

そのうち一人は重傷を負っていた・・・。

傷の手当てをし2人を匿ってしまった主人公はある陰謀に巻き込まれることとなる・・・。

映像化された福井ワールドに触れたことがあるのですが、文章の世界は始めて。
ページ数も多く、文章も重厚・・・。

通勤や昼休みなど虫食い的に読むより、雑音を遮断して、一気に読み進める方が、
良い小説ですね。
・・・なかなか切りの良いところも無いので・・・。

福井ワールド嵌りそうです。
Posted at 2011/04/15 15:53:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 日記
2011年04月08日 イイね!

ペトロバグ 禁断の石油生成菌

高嶋哲夫の小説です。

中東にある国の洞窟から採取した微生物(バクテリア)を研究していると、
物質を石油と同等の物質に変化させることを発見した。

しかも、天然の石油よりもクリーンで、好きなだけ石油を生み出せる。
夢のような発見。
夢のような情報に原油市場は反応し、 産油国はその情報に青くなり、
暴挙に出ようと試みる・・・。

しかし、そのバクテリアはとんでもない能力まで持っていた・・・。

本当にそんなことが出来れば、資源の乏しい日本にとってはありがたい話。

ガソリン車などで化石燃料の直接消費(1次エネルギー)をやめて、電力という2次エネルギーが
主力なっていくと考えられていた日本は今後どうなっていくのでしょう・・・。

この本は基本サスペンスなのですが、時勢とあいまってそんなことを考えてしまいました。

水素と酸素の結びつきで電力をえる燃料電池というものもありますが、
結局水素を得るのに電力を必要とするしあくまでも蓄電的なもの。

今の技術で安定的に常時電力を得る方法は、水力・火力・原子力・・・。
水力は、水の落下エネルギーを電力に変える方式で、貯水が十分に得られない場合は、
発電できないし、火力発電は化石燃料や天然ガスが必要だし、CO2の問題もある。
(化石燃料の枯渇問題や供給問題、価格の問題もある)

原子力(核分裂)に至っては、安全に運用されているうちは良いのだけれども、
福島原発のように電源喪失で制御不能に陥り、世界中に影響を及ぼす危険性があったり、
耐久年数を過ぎた後の廃棄の問題も出てくる。

仮に、今回の福島原発の事故を受けて世界中で一斉に、原子力の使用を中止して、
石油や天然ガスにシフトしたら、石油や天然ガスの市場は高騰して(・・・事実高騰してきてる。
原発だけの問題じゃないけど・・・。)電気料金にも跳ね返るし、
車もつかえなくなる・・・。
CO2の排出だって増えるし。

かといって、原子(核分裂)炉はしばらく増やせるわけは無いし、むしろ、減っていく可能性が高いし。

現代社会で電力は欠かせないエネルギー。
バカ高い石油や天然ガスを利用して、火力発電を増やし、
子孫にCO2過多という負債を残すか、
莫大な建設費用と周辺住民の犠牲によって作られるダム式水力発電に頼るか、
危険なことを承知で、原子力と共存するか、
便利さを捨て、灯火管制などの電力使用制限を受け入れるか・・・。

震災の復旧・復興、想定されている巨大地震・巨大津波への防災・減災と併せて、
エネルギー問題も考えないと駄目ですね。

小説のように石油を好きなだけ生み出せる技術でも生み出されれば良いんですけどね。
Posted at 2011/04/15 15:02:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 日記
2011年04月07日 イイね!

タナボタ!

高嶋哲夫の小説です。

衆議院の総選挙。
比例代表の末席に名を連ねていたフリーターが、党の勢いに乗って、
ぎりぎり当選・・・。

フリーターから一気に国会議員に華麗なる転進。

しかし、国政を取り仕切る議員になったとはいえ、実際は、
国会の評決の際の1票としての存在・・・。

党からは次の選挙のことだけを考えるように言われ、地元周りをするが、
違和感を感じつつ議員として行動していく・・・。

そんな中、あることを切欠に事を起こし新人議員らしからぬ活躍をしていく・・・。

読み終えると心地よい爽快感のある作品です。

片や現実とは言うと、駆け引きという衣に身をまとった揚げ足の取り合いに
終始して、本当にこの国の10年後、20年後を見据えている政治家が
どれだけいるのかな?と思ってしまう状態です。

あまり公の場で政治の話を書きたくは無いのですが、
与党時代に”ばら撒き”をしていたのに野党になると”ばら撒き”は
良くないという政党がいたり、国難の事態をも”駆け引き”の道具とする
政治家がいたり・・・。

この国を良い方向に導こうとする政治家はいないのでしょうか?

選挙の時だけ、民衆に頭を下げて、当選すれば民衆を”票田”としかみていない
政治家しかいないように思えてしまうのは私だけなんでしょうか?

震災復興にお金が必要なのはわかります。
だから、マニフェストは実行しません(実行できません)は、
有権者をバカにしていないか?と思ってしまいます。

子ども手当てにしたって、扶養控除を廃止して、その代わりの支給です。

子ども手当てだけ廃止して、扶養控除を戻さなければ、単なる増税でしかなくなる。

今回の震災で20兆円以上の被害額があり、時限措置の増税でまかなったり、一部の予算を
削減して補填するという報道があるもの事実・・・。

時限措置の増税は恐らく、ガソリン税のように期限がくれば延長されることでしょう。

それなのに、なぜ、数百兆円に上るといわれる日本が保有する米国債を取り崩さない?

世界経済が混乱するから?国内が混乱しているのに?
それとも、大国からの圧力?

国民の負担無く、復興費用を効率よく得る手段ではないのかなと思うのは、
私だけでしょうか?

仮に、復興費用を賄うために消費税を上げれば、税収は上がるかもしれませんが、
ただでさえ、復興・再建のために負担の大きい被災者の生活が苦しくなるのも事実。

税収増だけではなく、国が持つ資産を有効活用して復興費用を捻出してもらいたいものですね。
・・・国の資産は、政治家や官僚のモノではなく国民の資産なのですから。

誰がなっても同じように代わり映えしない国家元首ではなく、
10年先、20年先を見据え、目標を明確に打ち出して国民をリードしていく政治家は
いないものかなぁ~。

などと普段考えないことを考えさせられてしまう一冊です。
Posted at 2011/04/15 13:44:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 日記
2011年03月31日 イイね!

巨大地震の後に襲ってきたこと!

高嶋哲夫の編集の本です。

”巨大地震の日 ─命を守るための本当のこと─”とだいぶ被るところが
ありますが、高嶋哲夫以外にも、寄稿している本です。

基本的には”巨大地震の日 ─命を守るための本当のこと─”と同じような内容ですが、
こちらは、震災後の問題点が書かれています。

特に印象的なのが、戸建やマンションの倒壊やそれに伴う修繕についての"お金"の問題。
(賃貸物件の契約問題も含む)

古いマンションの場合、建築当時と建築基準が変わり、建替えようとすると、戸数を減らさなければ、
ならなかったり、高さ制限に引っかかり立替られなかったりするので注意が必要と書かれていました。

また、マンションは新耐震基準で建築されているからといって壊れる心配が無いわけでは無く、
あくまでも、マンションが倒壊しないための基準であって、壁や天井が壊れないという訳では
ないということ。

実際に、新耐震基準で建てられたマンションが、被災して壁がゆがみ、ドアが開けられなく
なったことも書かれていました。

さらに、建築されている地盤にも言及していて、旧河川を埋め立てたり、沼地や湿地を
埋め立てたりして建てられている場合被害が大きくなったり、硬い地盤とやわらかい地盤に
またがるように建てられている建築物は、被害が大きくなる傾向にあるということも、
書かれていました。

地震大国に住むには、自分の足元がどうなっているかまで調べる必要があるようです。

賃貸物件の場合、被災して建物に損傷がある場合、家主の一方的な申し出で契約を
解除できる場合があるそうなので、賃貸物件に住んでいる方は契約内容を確認しておくと
良いと思います。(立退き料無しで、契約解除できる場合があるそうです。)

地震は必ず起きるものなので、しっかりと備えておいて損は無いと思います。

この本は、一度読むことをお勧めします。
Posted at 2011/04/05 13:47:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 日記

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