リモコンスターター使用時のオートライト回避 ～完了編～

一度12Vが入ればロック（自己保持）して出力し続ける回路は画像の通りです。

一番下の出力側と入力側を繋いでいるのが修正点です。

いそいそと回路を改修して動作確認してみると…。

何と今度は常に12Vが出続けてしまいます(^_^;。

出力側からの繋ぎ込みで入力側が少し持ち上げられ、それでONしてしまうようです。

このトランジスタは0Vレベルをしっかり出さないと、コンマ数Vでオンしてしまうとか。
従って入力側をGNDにプルダウンするために更に改修を加えます。
これで動作OKとなりました。

実際、ブレーキスイッチは通常オープンではないので、車体に付ければコレ無しでも大丈夫だったかもしれませんが念のため。

ステアリングコラム下をバラして回路を繋ぎ込みます。

トリガーになるブレーキスイッチも配線して引き出しておきます（水色）。

ＦＥＴのアタマにネジのワッシャを取り付けて放熱板の代わりです（笑）。

ホントはアルミが放熱効果高いんでしょうが、こういうところは結構いい加減…(^_^;。

これが一通り配線が終わった状態です。

右下に見えるスモール動作用の30Aリレーに比べても左のFETは小さいですね。

常時12V線は今回触らなかったので、失礼ながらバッテリーは繋いだまま作業しました。

この回路、ブレーキ踏むことでスイッチ入れる汎用動作に使えますが、もし使われるなら自己責任にてお願いしますm(_ _)m。

大電流の場合は線の太さと放熱には気をつけてください～（爆）。

動作確認は、レイントラッカーのセンサーを覆っておこないます。

…バッチリです！！

これで本当のスイッチ入れっぱなしのオートライト化が完了です。