10年以上前から糖尿病で定期的に眼科検診も受けてきた
糖尿病では網膜剥離や眼底の血管から出血する恐れがあるので検診が必要なのだが
今回両目ともに白内障と診断され
先週の月曜に右目 そして昨日左目の手術を受けてきた
白内障とは瞳の中の水晶体と呼ばれる所謂レンズが白濁してしまうこと
糖尿病との関連性は不明だが10代でも20代でも発生してしまう
手術自体は10分程度で完了する
水晶体を取り出して代わりのレンズを入れるだけ
目に何度も麻酔を点眼するので痛みは無いというけれど
これが結構痛い(笑)
術式としてはまず点眼麻酔数回後
手術台に座り仰向けに倒され顔に手術する目の部分だけが開いたカバーを掛けられ
目玉が動かないように目の表面にシールを貼られ
更に瞬きが出来ないように固定される
瞳の端に3㎜程度切開されて瞳の中に小さなピンセットのようなものを突っ込まれて
水晶体の前面にある膜と引き剝がされる
引き剥がし終わったら超音波で水晶体を粉々に破壊し吸出し作業
この時の機械の音がブオンブオンと不気味で気が滅入る
瞳孔も開いているので手術中の光がかなり眩しいが
しっかり見ていないと目が動くので怒られそう
作業中は何度も目に消毒液のような液体がザバザバ掛けられます 冷たい
綺麗に水晶体の破片が取れたら最後にレンズを入れる
レンズは細い筒の中に卒業証書のように丸められて入っており
水晶体のあった場所に入れてピンセットみたいなもので
隅々まで広げてセットされる
これらの作業は手術を受けている目で見えますよ
最後に最初に開けた穴を塞いで(どうやって塞ぐのかは不明)完了
眼帯をされて手術室を後にする
翌日には眼帯を外され普通通りに視力検査などをやって問題が無ければ
終わりである
術後1週間程度は点眼薬や保護メガネの着用が必要 洗顔や風呂もNG
小学校2年生から掛けてきたメガネ
50年以上メガネを掛けてきたことになる
自分では普通だと思っていた景色が全く違うことに衝撃を受けた
手術した目と手術前の目を比較してみると
裸電球と蛍光灯くらいの大きな差がある
世の中こんなに明るかったとは驚き
視力も両目とも0.02くらいの近視だった 乱視も老眼もあった
しかし手術後両目ともに1.0の回復 乱視は解消
ついでに老眼もかなり解消された
眼科医は老眼は残ると思うと言っていたのだが
遠くも近くも見えるようになった 素直に嬉しい
この後の人生でもうメガネが要らない これも嬉しい
でもサングラスは要るかな
度なしサングラスが自由に選べる これまた嬉しい(笑)
Posted at 2023/11/28 13:38:22 | |
トラックバック(0) |
健康 | 日記