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2011年10月08日

【テ】これからの十和田観光電鉄

【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-③
https://minkara.carview.co.jp/userid/287144/blog/24092321/

のつづき

「とうてつ電車まつり」の旧型電車運転。 
とうてつ 三沢の3603
とうてつ 三沢の3401
今回は初めてモハ3401に乗車したワテ。
これだからローカル私鉄を愉しむのをやめられないのです。
自社オリジナル車が健在の鉄道はずっと応援して行きたいです。
残念ながら翌日の「レトロ電車運転」はどちらかが不調となった為に急遽7700系で運転したと言うが、これもサプライズでED402を連結すれば良かったのに・・・
7700系じゃみんな帰っちゃうよ。

ローカル私鉄
本来あるべき姿。

とうてつ 三沢
平成14年の車両更新・ATS設置以来はこうしてイベントが無い限りは利用者の減少の一途であった十和田観光電鉄。
昨年の平成22年12月4日東北新幹線八戸~新青森開業を境に同社は急速な利用者減少に見舞われている。
三沢にJRの特急が来なくなり、代替で新幹線を利用し、八戸も七戸十和田も三沢を外れているがクルマのアクセスも問題にならない距離。

三沢駅。少し昔なら、こんな情景は当たり前の物でした。
とうてつ 三沢駅
とうてつ 三沢駅
とうてつ 三沢駅
この情景が消え行く運命にある。。。

十和田観光電鉄と沿線の十和田市、六戸町、三沢市は10月3日に記者会見を開き、3市町14.7キロを結ぶ鉄道事業について「維持存続は難しい」として、廃線になるとの見通しを表明した。今月中旬に正式決定する。
東日本大震災で観光部門が落ち込んだことなども理由に挙げた。
2市1町に2011年度から10年間で総額5億2100万円の支援を求めていたが、2市1町は「一企業への公費の支出は住民の理解が得られない」として3日に拒否の意向を伝えていた。



とうてつは大正12年(1922)に開業。1970年代の最盛期に比べて年間利用客は4分の1の約45万人に減少。


国際興業バスの路線バスカラーと同じ「とうてつバス」。

とうてつバス
近年の譲渡車に倣って国際興業グループは統一カラーになりつつあります。
国際興業の経営支援で新旧分離による経営再建は平成20年(2008)に実施されたばかり。

七百変電区
設備更新で老朽化した変電所の改築は急ぐべきものではないと思う。
こういう会社ってまだ沢山ある。

とうてつ ED301
これだけの宝がありながら・・・
「宝の持ち腐れ」とはこういうことを言うのか・・・?

とうてつは何も「支援無ければ今すぐ廃止」とは極端な回答。
自主再建をもっと工夫すべき。
同じ危機の中見事に廃止撤回=経営再建に拍車がかかった鉄道会社もあります。

銚子電気鉄道
いすみ鉄道
ひたちなか海浜鉄道
万葉線


情勢や其々の風土・土地柄・誘致能力には差があります。

でもこれ等の同業他社の「真似」も大切な事です。
 万葉線のように前身の加越能鉄道が廃止表明し、行政(高岡市・旧新湊市(現射水市))と住民レベルで存続運動が始まった甲斐あって、後継の第三セクター・万葉線㈱により存続しています。
銚子電鉄は「電車の検査費用を稼がなきゃいけないんです」と恥も外聞も忘れて社会に嘆願。全国からぬれ煎餅の購入が本業の年間収入を超える額が売れ、生産が追いつかない状況で頑張り、有志団体「銚電サポーターズ」の偉業により枕木などのオーナー制度も功を成して現在に至っています。
いすみ鉄道はワテが尊敬する社長・鳥塚氏のいい意味での「会社私物化」でキハ52を購入。その勇気ある行動で共感を持つファンに支持され、団体列車や現地物産品の販売協力で功を成しています。
ひたちなか海浜鉄道は茨城交通の鉄道部門廃止を受け、ひたちなか市の積極的協力により行政レベルで第三セクターを設立。茨城交通から分社化の形で生き残っています。

「行政レベル」=とうてつ沿線の自治体は・・・鉄道を大切にする行政でなかったのが運のつきなのか?
三沢市議の議員数名は存続を支持。六戸町と十和田市は鉄道廃止に支持。廃止に支持ってどういう事だよ・・・
鉄道が無くなると一気にその行政は、街は廃るよ。マジで。過疎化も更に進む。

とうてつはネーミングライツを受けると良いよ。
食品会社でも何でも良い。広告電車も走らせる努力もしないで行政に支援を求めるのも間違いだ。上信電鉄や静岡鉄道を見習え。

もうこれ以上東北から鉄道を消さないで欲しい・・・

「とうてつ」を廃止するのではなく、経営移管できる団体があればそれを使えば良い。
両備グループに打診とか、リゾート開発会社に打診とか。

不採算のリゾートホテルもそういうやり方で生き残る道を探っているのに。
「自治体の支援」・・・拒否されて当然でしょう。

廃線を超えて「とうてつ」自体の廃業も在り得ます。
沿線には高校もありますが、生徒たちは愚か、父兄にまで生活パターンの改悪が迫られています。
電車がなくなったせいで送り迎え・・・

自治体も自治体だ。
赤字の公営施設。記念館とか何たらはハッキリ言って不用では?
十和田市にある現代美術館やらやたらにある道の駅何やらは無くても困りませんが、公共交通機関が無くなって困る人は大勢います。

と思ってみました。

ブログ一覧 | 鉄分 | 趣味
Posted at 2011/10/08 20:55:21

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この記事へのコメント

2011年10月10日 18:49
仰る通りでございます<(_ _)>

我が宮城県のくり鉄も廃止になって数年・・・

財務担当大臣の御膝元なので頻繁にいきますが、施設撤去等が進み今では見るも無残になっています。

唯一救われるには南部縦貫鉄道のように車庫がイベント会場になって何度か短い距離で走行会をしていることです。

でも、観光目的のイベントであって、本当に生きている鉄道ではありません。


新幹線嫌いです(笑)
コメントへの返答
2011年10月10日 20:30
10月7日に十和田観光電鉄は「バス転換」を表明してしまいました。

同社の白石鉄右エ門社長の即決即断に大変憤慨します。
「支援無き場合は廃止」はあまりにもワンマン社長です。
廃止を回避する考えが全く感じられず、怒りさえ覚えます。

赤字続きなら部門縮小すればいいものを…
富士屋ホテルは売却すればいいんだ。公共交通機関の業務を優先すれば良かったんだ。

そう思って止みません。

十和田観光電鉄線が廃止になったら、会社名をそのまま存続する事さえ許し難いです。

いっそ会社解散してしまえばいい!
親会社の国際興業だって一社消える事なんて気にも留めていないでしょうから・・・
それなら同じく傍系である山梨交通の鉄道部門を復活させてみた方が良い策ですよ。

十和田観光電鉄と新幹線ははっきり言って関係ありません。いいわけです。

元々東北本線時代から乗換客はいなかったんですから。ワテのこの目で見ました。

経営母体が変わってぐんぐん成績あげて鉄道を切り離したとうてつを見返す企業が現れないかしら・・・

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