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ワテのブログ一覧

2011年10月08日 イイね!

【テ】十和田観光電鉄 動画

動画内のスーパーは私見或いは間違って解釈した事が含まれている場合があると思いますが、ご容赦下さい。

(HD)表記のある題名の動画は「720p」でのHD動画が閲覧できます(光ケーブル回線推奨)。

十和田観光電鉄「とうてつ電車まつり」 ① 7200系に乗車

平成23年9月17日撮影。
当日は十和田観光電鉄のイベント初日。
三沢(みさわ)~七百(しちひゃく)間で、とうてつ7200系に初乗車。


十和田観光電鉄「とうてつ電車まつり」 ② 七百駅

平成23年9月17日撮影。
十和田観光電鉄イベント「とうてつ電車まつり」が開催され、在籍車両の殆どが活動した日です。唯一トラ300形(トラ302)のみ稼働しませんでしたが、見ていて楽しいイ­ベントでした。


十和田観光電鉄「とうてつ電車まつり」 ③ モハ3401+モハ3603

平成23年(2011)9月17日撮影。


十和田観光電鉄「とうてつ電車まつり」 ④ ED301+トラ301+ED402(HD)

平成23年(2011)9月17日、古里(ふるさと)駅にて撮影。
十和田観光電鉄イベント「とうてつ電車まつり」が開催され、在籍車両の殆どが活動した日です。唯一トラ300形(トラ302)のみ稼働しませんでしたが、見ていて楽しいイ­ベントでした。
廃止に向けて動き出してしまった同社の行く末を見守りたいと思います。打開策は「危機から脱した同業他社の真似をしていいのだよ」と思います。


十和田観光電鉄「とうてつ電車まつり」 ⑤ ED402+トラ301+ED301(HD)

平成23年(2011)9月17日、高清水(たかしず)駅にて撮影。
打鐘式(電鐘式・ゴング式)の踏切がいい感じです。


十和田観光電鉄 「とうてつ電車まつり」 ⑥ モハ3401+モハ3603 (HD)

平成23年(2011)9月17日、七百(しちひゃく)駅にて撮影。
こちらの動画はHDによる同駅発車シーンのみです。


十和田観光電鉄 「とうてつ電車まつり」 ⑦ モハ3603+モハ3401(HD)

平成23年(2011)9月17日、七百(しちひゃく)駅にて撮影。
こちらの動画は同駅到着のHD動画です。


十和田観光電鉄 「とうてつ電車まつり」 ⑧ 旧型電車三沢駅発車(HD)

平成23年(2011)9月17日、三沢(みさわ)駅にて撮影。
こちらの動画は同駅発車のHD動画です。
打鐘式(電鐘式・ゴング式)踏切がいいですね^^
Posted at 2011/10/08 21:08:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄分 | 趣味
2011年10月08日 イイね!

【テ】これからの十和田観光電鉄

【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-③
https://minkara.carview.co.jp/userid/287144/blog/24092321/

のつづき

「とうてつ電車まつり」の旧型電車運転。 
とうてつ 三沢の3603
とうてつ 三沢の3401
今回は初めてモハ3401に乗車したワテ。
これだからローカル私鉄を愉しむのをやめられないのです。
自社オリジナル車が健在の鉄道はずっと応援して行きたいです。
残念ながら翌日の「レトロ電車運転」はどちらかが不調となった為に急遽7700系で運転したと言うが、これもサプライズでED402を連結すれば良かったのに・・・
7700系じゃみんな帰っちゃうよ。

ローカル私鉄
本来あるべき姿。

とうてつ 三沢
平成14年の車両更新・ATS設置以来はこうしてイベントが無い限りは利用者の減少の一途であった十和田観光電鉄。
昨年の平成22年12月4日東北新幹線八戸~新青森開業を境に同社は急速な利用者減少に見舞われている。
三沢にJRの特急が来なくなり、代替で新幹線を利用し、八戸も七戸十和田も三沢を外れているがクルマのアクセスも問題にならない距離。

三沢駅。少し昔なら、こんな情景は当たり前の物でした。
とうてつ 三沢駅
とうてつ 三沢駅
とうてつ 三沢駅
この情景が消え行く運命にある。。。

十和田観光電鉄と沿線の十和田市、六戸町、三沢市は10月3日に記者会見を開き、3市町14.7キロを結ぶ鉄道事業について「維持存続は難しい」として、廃線になるとの見通しを表明した。今月中旬に正式決定する。
東日本大震災で観光部門が落ち込んだことなども理由に挙げた。
2市1町に2011年度から10年間で総額5億2100万円の支援を求めていたが、2市1町は「一企業への公費の支出は住民の理解が得られない」として3日に拒否の意向を伝えていた。



とうてつは大正12年(1922)に開業。1970年代の最盛期に比べて年間利用客は4分の1の約45万人に減少。


国際興業バスの路線バスカラーと同じ「とうてつバス」。

とうてつバス
近年の譲渡車に倣って国際興業グループは統一カラーになりつつあります。
国際興業の経営支援で新旧分離による経営再建は平成20年(2008)に実施されたばかり。

七百変電区
設備更新で老朽化した変電所の改築は急ぐべきものではないと思う。
こういう会社ってまだ沢山ある。

とうてつ ED301
これだけの宝がありながら・・・
「宝の持ち腐れ」とはこういうことを言うのか・・・?

とうてつは何も「支援無ければ今すぐ廃止」とは極端な回答。
自主再建をもっと工夫すべき。
同じ危機の中見事に廃止撤回=経営再建に拍車がかかった鉄道会社もあります。

銚子電気鉄道
いすみ鉄道
ひたちなか海浜鉄道
万葉線


情勢や其々の風土・土地柄・誘致能力には差があります。

でもこれ等の同業他社の「真似」も大切な事です。
 万葉線のように前身の加越能鉄道が廃止表明し、行政(高岡市・旧新湊市(現射水市))と住民レベルで存続運動が始まった甲斐あって、後継の第三セクター・万葉線㈱により存続しています。
銚子電鉄は「電車の検査費用を稼がなきゃいけないんです」と恥も外聞も忘れて社会に嘆願。全国からぬれ煎餅の購入が本業の年間収入を超える額が売れ、生産が追いつかない状況で頑張り、有志団体「銚電サポーターズ」の偉業により枕木などのオーナー制度も功を成して現在に至っています。
いすみ鉄道はワテが尊敬する社長・鳥塚氏のいい意味での「会社私物化」でキハ52を購入。その勇気ある行動で共感を持つファンに支持され、団体列車や現地物産品の販売協力で功を成しています。
ひたちなか海浜鉄道は茨城交通の鉄道部門廃止を受け、ひたちなか市の積極的協力により行政レベルで第三セクターを設立。茨城交通から分社化の形で生き残っています。

「行政レベル」=とうてつ沿線の自治体は・・・鉄道を大切にする行政でなかったのが運のつきなのか?
三沢市議の議員数名は存続を支持。六戸町と十和田市は鉄道廃止に支持。廃止に支持ってどういう事だよ・・・
鉄道が無くなると一気にその行政は、街は廃るよ。マジで。過疎化も更に進む。

とうてつはネーミングライツを受けると良いよ。
食品会社でも何でも良い。広告電車も走らせる努力もしないで行政に支援を求めるのも間違いだ。上信電鉄や静岡鉄道を見習え。

もうこれ以上東北から鉄道を消さないで欲しい・・・

「とうてつ」を廃止するのではなく、経営移管できる団体があればそれを使えば良い。
両備グループに打診とか、リゾート開発会社に打診とか。

不採算のリゾートホテルもそういうやり方で生き残る道を探っているのに。
「自治体の支援」・・・拒否されて当然でしょう。

廃線を超えて「とうてつ」自体の廃業も在り得ます。
沿線には高校もありますが、生徒たちは愚か、父兄にまで生活パターンの改悪が迫られています。
電車がなくなったせいで送り迎え・・・

自治体も自治体だ。
赤字の公営施設。記念館とか何たらはハッキリ言って不用では?
十和田市にある現代美術館やらやたらにある道の駅何やらは無くても困りませんが、公共交通機関が無くなって困る人は大勢います。

と思ってみました。

Posted at 2011/10/08 20:55:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄分 | 趣味
2011年10月08日 イイね!

【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-③

【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-③【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-②
https://minkara.carview.co.jp/userid/287144/blog/24090333/

の続き。


七百駅で貨物列車を見送ったワテは、三沢で折り返す貨物列車の撮影箇所へと徒歩で移動。
思いの他時間が経つのが速く、その内走り出してヘトヘトになる。
残暑で蒸し暑い三八上北。国道を走り汗だくになり息も切れていたところ後からクラクションがピッピ。

今回の撮影で同行する職場先輩が新青森駅で借りたレンタカーを運転中にワテを発見してくれて現れた。
挨拶はそこそこに車中へ。
七百駅と古里(ふるさと)駅は駅間距離が2キロほど。そんな距離を走るのが無謀でした。

列車まで時間が無いのでせっせと焦りながら古里駅ホームで三脚とビデオカメラの設置。

十和田市行きの貨物列車を取り終えたところで昼休憩。
高清水(たかしず)駅前のコンビニで昼食とキリンフリーを購入。
軽く食べ終えて七百行き貨物列車を待ち構える。
他の同好者も同じような場所でカメラを構えてる方たちが増えていました。

高清水駅をゆったり通過する貨物列車。
とうてつ 貨物列車
先輩や他の方たちは高価な一眼カメラで俊速なシャッター音を響かせて撮影していました。
ワテはコンデジとしてはやや大柄で一眼より一回り小さいカメラですが、動体撮影に不向きなのでこの程度の写真です。
躍動感無いなぁ・・・通過しているように見えない^^;
こちらは動画でお披露目しますね。

高清水駅から再び七百駅に戻りました。

とうてつ ED402と7700系
貨物列車の運転が終了して停車していました。
この貨物列車とバトンタッチで旧型電車の出番となります。

目玉列車ばかりでなく、主力の電車にも目を向けました。
7700系。元東急7700系です。

とうてつ 7700系
元々は7000系を昭和62年(1987)から平成3年(1991)にかけて大改造により冷房化・更新・VVVF化したもの。
その中で平成13年(2001)に東急目蒲線の目黒~多摩川間の目黒線化に伴い、多摩川~蒲田間を東急多摩川線に分断されて余剰になった7700系が短編成化された上で平成14年、とうてつに3編成が譲渡されました。出で立ちはやや変わり、新7000系に置換えが始まっているものの、このブログを書いている現在も東急多摩川線・池上線で活躍しています。
制御装置は東洋電機製造製のGTOサイリスタのVVVFインバータを採用しています。VVVF車が中小私鉄に譲渡された例としてはとうてつ7700系が初でした。

とうてつ 7700系
お遊びの7700系。
方向幕が「蒲田」になっています^^

対して・・・

とうてつ 7200系
7200系まで「渋谷」の方向幕。
う~ん、新設運転台では何とも説得力が無いなぁ・・・
逆側のオリジナル帯無し運転台でなら見てみたい。

とうてつ 7700系
7700系の足元を見ると、何だか小さいスノープロウが付いています。
「?」と思いましたが、これはATS地上子(トランスポンダ)の雪掻き用でしょうね。


「電車大集合」と銘打ったワリにはこのトラ302は出番無しでした。
ってか元々電車ではないけれどね^^;
検査の都合上で本線に出られないのでしょうか?
とうてつ トラ302
見た目はトラ301よりもキレイなんですけれど・・・
トラ2両挟んで走ってくれればなお良いのでしょうが、両端がEDだと重量配分でジャックナイフ現象を起こしかねないから連結が見合わされたのか?
・・・いや、青函連絡船に積み込む重量級コキとDE10に挟まれていた控車のヒ600形を考えればそれは無いよなぁ...

この日の7200系の出番は終了。
とうてつ 7200系
翌18日はとうてつ電車まつりの二日目として「とうてつ電車感謝祭」が行われ、どうやら7200系は感謝祭の出演者控室を兼ねて子供たちのお絵かきコーナーとして利用されたらしいです。


とうてつ電車大集合の目玉-②として旧型電車の運転。
とうてつ モハ3401
「とうてつ」と言えばやはりこの塗装。とうてつ版「りんごカラー」です。
モハ3401はとうてつ自社発注で昭和30年(1955)に帝國車輛工業(昭和43年、東急車輛製造に吸収合併)で製造されました。
登場時は

「東北一のデラックス電車」
と賞賛された誉れ高い存在です。
昭和37年にはED402・トラ300とセットで川崎車輛で製造されたクハ4406が兄弟車として増備されましたが、モハ3401とクハ4406は極力同一仕様であるものの製造メーカーの差異が顕著に現れており、併結していると「似ているが違う」面白さがあったそうです。

とうてつ モハ3401
ローカル私鉄の雰囲気がこんな車番や社紋でもいっぱい感じ取れます。

モハ3401が履く帝国車輛製のTB50型電動台車。

モハ3401 TB50型台車
モハ3401は当時ポピュラーだった吊掛式駆動ですが、当時としてはハイクラスの軸バネ式台車を装備しており、実際に乗り心地も当時のレベルであれば「最高な乗り心地」と感じ取れました。

とうてつオリジナルの3401と組む元東急デハ3650形のモハ3603。

とうてつ モハ3401+モハ3603
旧型車が現役当時はこのように併結して運用する機会は稀(と言うか無かったのかな?)だったとの事。
併結(混結)運転に際しては特段改造は行われていないようだ。
ただ言えるのは両車の「車齢」が全く異なります。
「旧型」と一括りしていますが、モハ3401とモハ3603とでは13年のタイムラグがあります。戦後と戦時中の差ですけれど。

モハ3603の台車、川崎車輛3650型台車。
モハ3603 台車
「大東急」時代の昭和17年(1942)に東横線向けとして川崎車輛で製造されました。登場時はクハ3650形を名乗っていましたが、昭和27年に電装化されてデハ3650形に改番。

「大東急」の計画でデハ3500形共々京浜線(現在の京浜急行電鉄)に転属できるよう長軸台車を履いている為、台車枠が車体幅一杯外側に張り出ているのが特徴。
本来の相方であったデハ3550形も同様に長軸台車を履いており、デハ3550形に関しては大空襲で壊滅的になっていた井の頭線の補充として急遽京浜線向けだったクハ5350改めデハ1710形と共に転属しデハ1700形に改番。大東急解体後、京王帝都電鉄に帰属した井の頭線使用された後に京王線へ転属。その際に1700・1710形両車が履いていた長軸台車が初めて役立ったと言われています。


関係ありませんが、七百駅の待合室にはこんなベンチがあります。
七百駅 ベンチ
元は違う色だったのでしょう。
それを「東急グリーン」にしたベンチなのですね。

雪印ベンチ
こちらは雪印牛乳のベンチ。
今はメグミルクですが、メグミルクのベンチって見ませんね。
・・・というかノスタルジーさに欠けるから意識していないだけかな?

とうてつ 旧型電車
ホームに据え付けられた旧型電車。
そういや今回七百から先、十和田市まで乗車できませんでした。
全線通して乗車したかったですねぇ。。。

とうてつ 旧型電車
元東急3650形の風貌を蘇えらせているモハ3603。
非貫通の3650形はプレミア車。池上線時代にもなかなかお目にかかりませんでした。モハ3603がとうてつに譲渡されたのは意外や意外で、平成元年(1989)なんですよ。池上線の「3000系」最後を飾った電車でした。

蒲田?
東急時代の顔ぶれです。
ここは雪が谷?奥沢?なんて。

とうてつ モハ3603
モハ3603は昭和50年代の車体更新後の姿。
張り上げ屋根で正面はデコっぴろなのは、実は当時おでこに方向幕が設置される予定だったのを更新途中で頓挫してしまったからだそうです。
でもそのまま本当にそんな形で出場していたらと考えると・・・何とも形容しがたいなぁ。


モハ3401の車内。
モハ3401 車内
元々は車端部に手すり・吊革があった痕跡がありますが、現在はこの通り。
すっきりして、あまつさえ品格が漂っています。
なんだか昔の小田急の車両を髣髴させてくれます。
妄想したのですが小田急キハ5100形がロングシート化してまで継続使用したとすれば、こんな内装だったのかもしれませんね(笑)
乗り心地は品があると言えば良いのか、吊掛式であるのに「この滑らかさは・・・」と言いたくなるものでした。



《④につづく》
Posted at 2011/10/08 20:42:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄分 | 趣味
2011年10月08日 イイね!

【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-②

【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-②【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-①
https://minkara.carview.co.jp/userid/287144/blog/24088374/

の続き

七百(しちひゃく)駅に到着のワテ。
同駅に降り立つのは初めて。と言うかとうてつの途中駅で下車する自体初めての事でした。

同駅は検修庫である七百車両区と七百変電所があり、同線の中枢駅でもあります。
なお肝心の駅は無人駅です。

七百駅。
とうてつ 七百駅
駅玄関には提灯が4つ飾られていますが、ホーム側は「居酒屋?」と言わんばかりの雰囲気でした。
コカ・コーラのパラソルとテーブルはとうてつが用意したイベント参加者のために設営されたもの
です。ワテも使わせて頂きました。ありがとうございました。


車両区の研修庫にはモハ3401が顔を突っ込んで停車していました。
初めて間近で見る3401です。
とうてつ 七百車両区 モハ3401

七百車両区
ピットには幼児来場者のためのとうてつ社員手製の玩具も用意されていました。
電車をつるべで動かして遊ぶアイテムです。
この後は駅待合室に移動して早速子供たちが遊んでいました。
是非ともワテ等のためにも鉄道コレクション(トミーテック)で「とうてつ電車」を発売して下さいね。


そして今回の目玉の一環であります「貨物列車デモラン」。
とうてつ ED400形
ED400形 ED402。
昭和37年(1962)、川崎車輛で製造された凸型電気機関車。402のみ存在。車番で「2」を名乗るのはED301が存在しているからです。
川車が戦後私鉄用に製造した唯一の電気機関車として希有な存在で人気があります。
当時とうてつの貨物輸送量増加により貨物列車増発の一環で自社発注されました。
昭和61年(1986)の貨物列車廃止以降も廃車にならず、主に工事列車・除雪列車に使用されています。

ED402の細部。

とうてつ ED402
中小私鉄向けにしては比較的長いノーズのED402。
塗装のせいでしょうが古典電機とは違い近代的な雰囲気が漂う。

とうてつ ED402
JRでは見慣れた「川崎」の銘板。戦後製造の川車製電機では私鉄唯一の存在。

とうてつ ED402
車室。狭そうですが、サッシ形状は更新されているのか?近代的。

とうてつ ED402+トラ301
トラ301の荷台側からED402を見る。
トラの荷台が古めかしい。
デモランのため荷物・貨物は積載されていません。
乗客を乗せたら楽しそうでしょうが、現在の基準ではイベントでも本線でそんな事したら大変な事になっちゃいます。(20年前くらい昔だったら平気だったでしょう…)

トラ300形 301。

とうてつ トラ301
自社発注でED402・クハ4406とセットで昭和37年に川崎車輛で製造された木造無蓋貨車。

とうてつ トラ301
昭和37年製にしては戦前製にも見惑うスタイル。
イベントとはいえ本線を走る姿は稀。


ED300形 301。

とうてつ ED301
十和田市側にはED301が連結。

とうてつ ED301
ED402に比べて小型。

とうてつ ED301
古典電機の風格は402よりもこちらが漂っています。

とうてつ ED301
運転室です。
簡素で実用本位な造りでしょうが、冬場の暖房はあるのかな?


とうてつ ED301
ED301の集電装置(パンタグラフ)です。
横向碍子が古さを感じます。架台は絶縁のための油を浸した木製角材でしょうか?

とうてつ ED301
ED300形 ED301は昭和26年(1951)に電化・改軌の際に十和田鉄道(当時の社名)により自社発注された日立製作所製の凸型電気機関車。改軌当初から生え抜きの現役電機として人気があり、ED402同様な使われ方です。


さて、この貨物列車デモランは七百から三沢へ行き、折り返し十和田市まで行き七百で入庫といった運転を行いましたが、沿線撮影者に対する列車でした。






《③につづく》
Posted at 2011/10/08 18:12:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄分 | 趣味
2011年10月08日 イイね!

【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-①

【テ】とうてつ電車まつり 「とうてつ電車大集合」-①写真クリックで別窓の拡大写真が閲覧できます。
別窓でもカーソルを写真に合わせてクリックすると更に拡大致します(一部は拡大しません)。

一ヶ月ぶりの日記です。
ワテは9月17~19日にかけて青森県にお出かけしました。
9月17日に実施された十和田観光電鉄による「とうてつ電車まつり 『とうてつ電車大集合』」なるイベントを観覧乗車撮影致しました。

今回の十和田観光電鉄訪問((以下「とうてつ」と言う))は4回目です。
三沢駅には昨年11月に同駅店舗の駅そば屋でとろろそばを食べに利用しましたが、電車に乗るのは実に8年と2ヶ月ぶり。
とうてつは電車の保持努力が健全で、8年前に乗った時と変わらぬ姿で7700系電車は出迎えてくれました。


ワテは17日早朝、東北新幹線で大宮から八戸まで「はやて」に乗車。

新幹線ホームから在来線…もとい、青い森鉄道線ホームへ移動。

青い森鉄道 八戸駅の駅名標
見慣れない駅名標が目に付いた。

昨年11月の八戸駅在来線ホームの駅名標はこうでした。

JR時代の八戸駅駅名標
平成22年(2010)12月4日にJR東日本の東北本線・八戸~青森間は
「青い森鉄道」に経営移管しています。

ただし八戸駅にはJR八戸線の列車が発着(1番線が八戸線用のりば)しているので厳密には在来線ホームでも過言ではありませんが、在来線ホーム区分の管理は青い森鉄道へ移管されてしまっています。
12月4日以降、八戸線と大湊線は他のJR在来線と接続が無くなり、大湊線に関しては一切のJR線と直接接続が無くなってしまったのが特徴(ただし快速「しもきた」と快速「リゾートあすなろ下北」による直通列車の運用はJR東日本の乗務区へ運転委託、JR東日本としての列車設定が成されている(青い森のプロパー乗務員は内燃車免許を所持していないため))。



八戸駅の「青い森」ホームに降りると少々ワテ的にはとても切ないマーカー・ペイントが残存しています。
八戸駅に残る「スーパー白鳥」乗車口案内
12月3日まで発着していた特急「スーパー白鳥」の乗車口案内。

八戸駅に残る「つがる」乗車口案内と自由席誘導案内
同じく特急「つがる」乗車口案内と自由席利用者の誘導ペイント。
もう勇敢な姿で佇むJR特急列車が往来する事も無いはずなのに、これらが八戸~新青森間開業までの暫定9年間のターミナル駅を主張していた栄光の証しの「名残」です。

さて、八戸から三沢までは昨年12月4日にJR東日本から経営移管した青い森鉄道線(旧:JR東北本線)に乗車。移管後初乗車です。

青い森鉄道発足時に導入された”青い森701系”電車に揺られる事およそ20分で三沢に到着。
青い森鉄道は気のせいかJR時代よりも速度が高いですねぇ。ず~っと100km/h近い速度を保って巡行していました・・・ってか同区間は電気機関車が牽引する12系客車時代の普通列車しか利用していませんもので...orz何年前だよ

三沢駅。

青い森鉄道 三沢駅 駅名標

参考にJR時代の同じ場所の駅名標。
JR時代の三沢駅 駅名標

三沢駅正面の時刻表対比。
こちらは現在(23年9月17日)

青い森鉄道線三沢駅時刻表

JR時代の時刻表(22年11月末)
JR時代の三沢駅時刻表
特急列車が無くなった分ガクンと本数が減少していますね。。。
車両に魅力が少ないので否応無しに新幹線に流れている気がしてならない。
快速は485系とか走らせてみたらいいかも。って他人事ですね^^;

三沢駅に隣接するとうてつの三沢駅。

平成14年(2002)8月撮影
かなり古い写真(平成14年8月)ですが、ほぼ今と変わり無しです。
人物はワテです。

とうてつの三沢駅駅名標。

とうてつ 三沢駅
駅名表のラインがかつての旧塗装を模しています。

とうてつ 三沢駅
ホームから改札を望む。
鉄格子に郷愁を感じます。

停車していたのは7200系。元東急7200系です。
イベントの七百(しちひゃく)行き臨時増発列車です。方向幕に「三沢-七百」が無いので「十和田市-三沢」のまま。

とうてつ 7200系
写真は新設運転台側。
実用本位的で飄々とした表情がいいです。でももうちょっと前面窓が大きくても良かったのでは?

新設運転台と従来運転台の連結面。

とうてつ 7200系
とうてつ 7200系
このモハ7305を七百寄り先頭車で連結していて欲しかったのだが・・・

7200系はとうてつに2両が存在。共に昭和43年(1967)に東急車輛製造で製造されました。
モハ7204は日立製作所製の電装品で、モハ7305は東洋電機製造製の電装品を搭載している為、同じ形式であるものの両車ではモーターサウンドや電装品仕様に違いがあります。そのための区別からか、7204と7305という風に形式が異なっています。

ワテはコレに乗って七百へ。
とうてつ7200系にはこの時が初乗車でした。7200系は来る度に七百の車庫線で昼寝していましたもので。元々出番が多くはないと聞いています。

七百に到着。
楽しい顔ぶれが待っていました^^

とうてつ モハ3401+モハ3603
とうてつ モハ3603
イベント用に残る旧型電車です。
赤白がとうてつ自社発注のモハ3401、グリーンが元東急3650形のモハ3603です。

《②へ続く》
Posted at 2011/10/08 14:47:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄分 | 趣味

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「みんカラは休眠中。」
何シテル?   06/03 23:12
クルマ・バイクや鉄道等が好きです。 特に古いモノにはいつも魅了されますね。 別に新しいモノが嫌ってなわけではないので誤解しないでおいて下さい。 さすがに食...
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