ドアミラーカバー&トリムの取付加工
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
以前に購入し、差し色を入れた加工をしようと色々と試しているうちに、すっかり時間が経過してしまったカーボン調のドアミラーカバーとトリムです。
最初はカーボン調トリムで始めたのですが、紆余曲折があって最終的にはメッキトリムになっています(笑)
先日ふと思い出し、本格的に寒くなる前に取り付けてみました。
2
注文当初は簡単に張り付けるだけと思っていたら、なんとドアミラーカバーの曲面と合わず大きな隙間が開いてしまいます・・・さすが中華( ゚Д゚)
まぁこの程度なら何とでもなるので、先ずは曲面に合わせて曲げ加工から始めます。
トリムの裏面を見ても樹脂種別の表示がありませんが、裏面の見えない位置を若干削った際の感触と切削面の様子から、恐らくABS樹脂と思われます。
しかも製品コストから恐らく耐熱ABSは使用されていないと推定されますので、曲げ加工には一般的なドライヤーで十分でしょう。
3
実際の曲げ加工はドライヤーで、表面から約3~5cm離して最初は1分間ほど樹脂中心部まで温めながら、曲げたい方向に力を加えます。
その際は局所的に温めるのではなく、トリムを曲げたい位置から左右5cm程度動かしながら温めると、綺麗なカーブで曲がります。
一気に力を加えると『く』の字に曲がってしまいますので、湾曲させるイメージで徐々に曲げると旨くいきます。
なお樹脂製品は、表面だけを温めても旨く曲がりません。
綺麗に曲げるコツは、いかに樹脂の中心部まで十分に温めるかです。
中心部まで温まっていないと、一見曲がったように見えても樹脂の内部応力が多く残り、夏の暑さで元に戻ろうとします。
またヒートガンは高熱を発生しますが、それ故に樹脂表面と内部の温度差が大きくなり、下手をすると樹脂表面を溶かしてしまいますので今回は使用しません。
よって溶けやすいABS樹脂には、比較的温度の低いドライヤーで中心部までじっくりと温めます。
4
左写真の下は曲げ加工前、上は曲げ加工後です。
かなり形状が違いますね。
5
これは、ドアミラーカバーに曲げ加工前後のトリムを乗せたところです。
実際の曲げ加工はドアミラーカバーの曲面に合わせて少しずつ曲げるのですが、隙間の小さい箇所からトリム先端に向かって徐々に曲げていきます。
2枚目の写真でいうと、トリムの中心から右に向かって曲げていきます。
隙間が大きいからといって最初にトリム先端から曲げ始めると、最終的には曲げ過ぎになりますので注意してください。
6
ここからいきなりメッキトリムに変わっていますが、曲げ加工が完成した状態です。
実は当初は塗装する予定でカーボン調を購入していたのですが、色々と色を変えて試してもしっくりと来なかったので、最終的には改めてメッキトリムを再度購入して加工した次第です。
なにをしてるんだか・・・(^^;)
7
これは実際に実車に取り付けた状態。
取付自体は特に面白くありませんので、省いています。
ただ一点、ドアミラーカバー裏に使用されている両面テープが、取付の際にミラー本体と平行に移動し擦れるため、コーナー部が剥がれる可能性があります。
よって擦れる部分だけは、予め両面テープの剥離テープを剥がした上で別の大きな剥離紙を貼り付け、取付後に引き抜いて圧着しています。
それ以外の部分は、定番の剥離テープを引き抜く方法で貼り付けます。
言葉だけでは分かり難いですが、このようにすることで正確な位置合わせと剥がれを防止しています。
8
これは、取付後の全体写真です。
取付までかなり試行錯誤がありましたが、とりあえず満足(^^)
他にも以前のパツレで紹介したものが微妙に写り込んでいますが、オフ会などでお会いしている方なら分かるかな(笑)
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