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hurokenの愛車 [ホンダ S2000]

整備手帳

作業日:2020年2月19日

クラッチ・マスター&スレーブ交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 6時間以内
1
2月9日WRF走行会での走行中で発生したクラッチ滑りトラブルの件でクラッチ本体の点検(誤組?)をする前にまず、油圧系を疑ったのでマスターシリンダーとスレーブシリンダーを交換してみようと思いました。
理由は
①マスターシリンダーのカップの底部に黒い汚れ(細かいカス)が溜まっていた。
②以前、似たような症状が発生した時に某メーカーの社外強化スレーブシリンダーが原因だった経験があった。
③クラッチを誤組みしていたら最初から不具合が出ていて、通常に走行できる症状に戻ってしまう状態にならなくてもいいのではないか?
④再度ミッションを降ろすのが面倒。(実はこれが最大の理由)
2
まず、簡単なスレーブシリンダーから行いました。
上が新品ノーマルで下が17年5月に交換した遅延機能を解除した某メーカー品。
※以前故障した某メーカーの強化品ではありません。
3
上が新品で、下が今までの使用品。
シールが若干へたりがあるかもしれませんが、シリンダー内も綺麗でしたので、これが原因ではないみたいです。
4
次に過去に一度交換歴のあるマスターシリンダーを外してみました。
シリンダー内にイヤなカジリっぽい痕跡があります。
やっぱりOHではなく本体ASSY交換で正解だったかもしれません。
5
シールの状態とピストン。
ピストンの側面にスジが沢山確認できます。
特にスプリングすぐ上のピストン側面は棒ヤスリで擦ったみたいにザラザラ。
手で触っても、もう「キズ」というレベルです。
これが疑わしい感じがしてきました。
今回の症状は普通に富士まで200km以上自走して問題無し。
コースインして4~5LAPするとクラッチが滑る。(走行中止)
そして帰路の200km以上自走も全く問題無し。

こんな状況ならば、自分に都合よく解釈すると・・・

クラッチの誤組みはしていない。
断熱材は巻いているもののスポーツ走行するとエキマニに接近しているマスターシリンダーが熱くなってピストンが膨張して動きが鈍る。
踏力(スプリング)が今まで使っていたTODA製の方が強力だったので戻りも強力。
マスターシリンダーのピストンを戻す力も強いので少々カジり気味でも行けちゃう。

ところが、今回投入のORC製はTODA製より踏力(スプリング)が優しいので戻る力も弱い。
なのでマスターシリンダーの動きが衰えると今回のような症状が出るのではないかと考えました。
6
とりあえず、マスター&スレーブを新品交換してもう一度走行してみようと思います。

今回スレーブも遅延機能付きのまま純正で取付けました。

よほど違和感があればまた解除も考えます。

この遅延機能って「エンストし難い」「MT不慣れな女性でも楽々」という機能だけのイメージでしたが、もしかすると本当は各ギア類等の保護の為、ガツンと繋がらないよう後発のAP2にはメーカーが採用していたのではないかとも思いました。

ここのとこと、お仲間も含め駆動系破損トラブルが多発しているのでニュルッと繋がるのでもアリかなって感じます。
7
それと、今後はマスターのフルードカップの中に黒い汚れが出てきたら交換かOHですね。
今までマスター&スレーブどちらか一方の交換でしたが、全く同じ回数を往復運動しているので両方セットが基本なのでしょうね!

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この記事へのコメント

2020年2月19日 12:13
興味深く拝読いたしました。
結果楽しみにしております♪
コメントへの返答
2020年2月19日 14:57
お世話になります。
これでうまく行けばいいのですが・・・

余談ですが数年前、次男のAP1(銀)中古ノーマル5万kmにTODAを組んだことがあります。
その時はくたびれたスレーブのシールが油圧に耐えられず組付け直後は良いのですが、1~2km走行するとパンクしたようにフルードが飛び出したことがありました。

今回はその逆パターンなら良いのですが・・・
2020年2月20日 0:41
クラッチスレーブの遅延機構は、AP1の130型から採用されています。

「1速で高回転急締結」のようなイジワル操作でのドライブシャフトダメージを回避するため・・・のような気がしますw
コメントへの返答
2020年2月20日 10:42
お世話になります。
情報有難うございます。
130型からだったのですね!

「スポ走する人は遅延機能を解除する」から「スポ走する人ほど遅延機能を利用する」になるべき機能かもしれませんね。

その筋のSP
ひろきさんから聞くと益々確信が持てます。
2020年2月20日 22:59
ドラシャをいじめるような操作をしなければ良いので、1速を使わないようなサーキット走行においては機構を取っ払っても良いと思います。
別の角度から、遅延機構がない場合に比べてクラッチ締結時のスリップ量は増える側なので、ディスクの発熱や磨耗に対しては厳しくなると見ることもできますね。
コメントへの返答
2020年2月21日 9:13
有難うございます。
確かにクラッチの負担は大きくなってしまいますね。
そういえば次男AP1(銀)もパイロン回るような1速でターンする運転を数回繰り返した時にドラシャが破損しました。
ドラシャ系を保護する為にクラッチのトラブルを誘発させてしまうのもいただけません。
解除も視野に入れて検討します。

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「2023.GR86/BRZ Cup 第7戦(富士) http://cvw.jp/b/2872955/47385404/
何シテル?   12/03 14:15
hurokenです。よろしくお願いします。
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