FK8　ＭＴオイル交換

ＦＫ８のＭＴオイル交換をしました。
今迄、Ｄでお願いしていたのですが、今回はこの車で初のＤＩＹでのＭＴオイル交換です。
オイルのレビューは別途したいと思いますが、私の車は4速が少し入りにくいのもあり、前からみん友さんが使用している、バッドムーンレーシングさんのＭＴオイルが気になっていたので今回はこれを入れてみます。

粘度は、75W-250とかなり硬めですが、サーキット走行するようであればこちらの方が良いと言う事で、添加剤込みです。容量は、純正は2.2Lですが、この車は、3L入れます。
なので今回はオイルを抜いたら、油量確認のフィラープラグは気にせず、３Ｌ入れてしまいます。（メーカー指定量ではないので、あくまで自己責任です）

①エアフロセンサーのコネクタ外すので、バッテリーの－端子を外す。
②エアクリボックスの取り外し。
　ここはあまり、上手くできませんでしたが、下の箇所の作業を行って何とか取り外しました。
　・エアフロセンサーのコネクタを外す。
　・エアクリを止めている、ネジ2か所取り外す。
　・エアフロチューブを止めているネジを緩める
　・空気導入口のゴムのクリップを数か所外す
　・エアクリボックスの蓋/.エアクリ取り外し

そうすると、画面中央下のドレンプラグが見えます。

②次に今入っている、ＭＴオイルを抜きます。
　・まず、新しいオイルが入れられる事を確認する目的（蓋が開かないとオイルを入れられず、車を動かせなくなります）と、オイルを抜く際の空気穴的な役割で、上側のドレンボルトを外しておくと良いと思います。
※但し、穴の径が結構大きく、中に何か落とさないように細心の注意です。埃進入防止も兼ね、蓋的なもの軽く予防で置いておくと良いと思います。
　・上のドレンボルトも下のドレンボルトも、真ん中のサイズ（3/8＝9.5sq）の差し込み角のサイズで回せます。
ドレンボルトは結構固く、自分の場合は、ホイールナットを回す際に使う、1/2サイズのスピンナハンドルに3/8変換コネクタを使い回しました。　
　・上下のドレンボルトににシーリングワッシャーがあるのでそれも、確実に取り除きましょう。（ＭＴケース側に引っ付いてしまっている可能性大です）

オイルを抜く際は、しっかり受け皿を使用して抜きましょう・・・
自分は、オイルポイ捨てパックを直接下にあてがいましたが、外れて床がオイルまみれの大惨事に・・・

③オイルが抜けたら、新しいシーリングワッシャーを付けて、ドレンプラグを締めます。
　・ドレンプラグのネジ部にシールテープを巻きます。
　・シーリングワッシャーの品番：94109-20000
　・ドレンプラグのトルク：44Nm

ワッシャー及びトルクは上側のドレンプラグも同様です。

ＦＤ２の時にも使用した、ＭＴオイル用ＳＳＴです（笑）
ホームセンターで買ってきた、ロートと耐油ホース（外形16mm位）です。
耐油ホースは1ｍもあれば余るので、適当に切りました。

④この画像は、ＥＣＵがない状態ですので、普通とは違うと思いますが、ロートが動かないようにぼろ布等で固定します。※エンジンルームの中で、ＭＴオイルこぼれたら、更なる大参事なので、要注意です。

ホースの先は、上側のドレンボルトに突っ込むだけです。
あとは、画像の様にロートにＭＴオイルを入れると、自然に流れて行ってくれます。

ただ、ＭＴオイルはエンジンオイルに比べ固いですが、今回は250Wのせいか流れ落ちるのにかなり時間がかかりました。時々、容器をお湯につけて温めながらやるともっと早いかもです。

⑤本来なら、油量チェック用のフィラープラグを開けて置き、2.2Ｌくらい入れるとそこからあふれてくると思うので、その時点でオイルを入れるのは終了です。
※今回はやっていない為、詳しくは判らないです、ゴメンナサイ。

こちらのボルトにも、シーリングワッシャーがあり、プラグを外した際は交換必須です。

　・シーリングワッシャーの品番：90442R7G000
　・フィラープラグのトルク：12Nm

追記　2022.10.22画像追加
赤丸のネジが、チェックボルトです！
※少し外しています！

⑥オイルを入れ終わったら、念の為、下側のドレンプラグからオイルが漏れていないことを確認しましょう。
⑦最後に、上側のドレンボルトのシーリングワッシャーを新品に交換しドレンプラグを締め、エアクリボックスを取り付けて完了です。
※品番、トルクは下側と同じ。