長かったJ2も残り1試合。

レノファが残留するにはレノファが勝ち、熊本が負け、富山が負けるか引き分けでないと道はないという状態。
この3チームによる残留争いは3チームともホームゲーム、尚且つ熊本は甲府と富山は秋田、問題のレノファはRB大宮という更に厳しい展開。
100%無理。
それでも厳しかろうと道が残されているのであるのなら挑戦する。
というわけで週初めから顔も知らないみん友でもないヴィラなべお様に熊本に勝つよう要請し

やれるだけのことをやってみらスタに。

最後だけ頑張って残留しようなんざ虫が良すぎるので、今年最後のみらスタを楽しむことに専念。

スパイシーオレンジ見るよねえ。

レノ丸も見るよねぇ。

缶バッチ無料で作れるなら作るよねぇ。

選手バスもチャント歌ってお出迎えするよねえ。
そしてスタジアム内へ

今日もイトウくんとタナカくんは応援する気満々です。

大宮サポーター言うほど来てない。

ビッグフラッグも広げ、メインもバックもゴール裏もタオルを振り回し勝つ気満々。
14:03試合開始。
今日のレノファいつもの3-1-4-2の布陣でなく3-4-2-1の中盤厚めの布陣。
ところが出るわ出るわ連携ミス。
ダブルボランチで中心線を固めてるはずがその中心線に誰もいなくパスがぽっかり空いた真ん中へ。
そんな凡ミスを突かれて攻撃されまくる。
そういう心配してたら前半18分ドフリーの関口に決められ失点。
凡ミスを繰り返しながらも何故か攻撃できてるというチャンスが何度も訪れ。
前半42分桜大のミドルが決まり同点。
ただ喜ばしいことばかりじゃない。
この中山元気体制になって前半で相手に決められる、桜大が点を取ると勝てないという2つのジンクスが発生。
後半凡ミスの修正ができたのか連携ミスは減ったもののいつもの相手に攻め込まれるパターン。
それでも後半9分小澤のシュートが決まり逆転に成功。
と、思ったのもつかの間、後半13分カブリーニにミドルが決まり勝ち越され。
これでまたレノファは2点以上取れないというジンクスが発生し勝つ見込みが大幅に減る。
再三チャンスは作るものの、点を取るまでには至らない。
決まらないながらも後半36分またしても桜大のシュートが決まり逆転。
今年レノファはリーグ戦2点以上は取ったことはないのになんという撃ち合い。
これで勝てるかと思ったら後半90分途中出場の大悟が2枚目のイエローで退場。
その上ATは7分。何と言う酷な状況。所詮拝金主義には勝てないのか。
この7分を1人少ない状況で凌ぎきり3-2でレノファ勝利
これでミラクル残留達成できたかと言うと、熊本は甲府と引き分け、富山はなんと4-1で勝利し得失点差で熊本を上回りなんと富山がミラクル残留。
え、レノファ変わらず19位です。

その後はシーズン終了のセレモニーとなり沈んだ雰囲気のセレモニーになりました。
ボクの3ヶ月に渡るみらスタ通いも終わりました。
こんなにサッカーのめり込むって思ってもなかったし、若い時は勝った負けたとか試合しか見てなかった。
年取って見るサッカーは試合よりもスタジアムに集まる人、こっちをよく見るようになった。
レノファくらいこじんまりしてると色んな人が集まって、このじーやんとばーやんはサッカー分かるんかな?と思うけど、点取れば一緒になって立って喜ぶし、ばーやんに至ってはただミーハーの追っかけじゃなくて選手の特徴、果ては相手選手の特徴まで把握してるんで度肝抜かれることがあった。
子供にとっては最も身近な憧れの存在で純粋に応援してくれる。
時にGKのニックがセットプレーに加担すると
「FWニック マルスマンよ知らんかった?」と冗談交じりに話してる。
卑屈な大人よりエンタメを理解してるなと感心する。
こういったエンタメの側面を理解するとプロスポーツクラブって勝敗だけでなくこういう地域のエンタメ憩いの場になることがどれだけ重要かよく分かる3ヶ月でした。
ボク自身もレノファの攻撃的サッカーに魅了されて、アビスパのサポだった頃以来たぶん23年ぶりに集中してサッカー見たんじゃないかな。
そもそも中国地方好きだし去年岡山が昇格して続いて欲しいって願望が根底にあったのは事実。
中国地方が好きなのも神様巡りの旅がきっかけでいろんなものが連なってレノファを応援してるから人生ってよく分かんない。
最後の最後レノファらしい取られたら取り返すサッカーが見れたことは幸運としか言いようがない。
これからもレノファの歴史を紡いで欲しいですね。
降格もレノファの歴史の1つです。
今日のお別れの曲はこれしかないね。
ヤマグチ1番
Posted at 2025/11/30 14:59:39 | |
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