翌木曜4:30起床。
5:00には養老SAを出て名神を走る。
全ては大津―京都の渋滞を避けるのと天候が思わしくないので晴れてる間に進むため。
とはいうものの時折激しい通り雨に遭遇しながらも7:00すぎに兵庫県三木SAで休憩。

三木は萌えているようです。(腐女子的に)

『たかさん、食べるの手伝うよ。』
「いつからそんな良い子になった?」
朝食を済ませ、フリーWi-Fiを利用してブログを書く。
今日はもう帰るだけなんで、それを広島にするか九州にするか選択するだけ。
例年に比べたら早い切り上げになる。
しかしまだ10:00帰るにしては時間は有り余っている。
まだまだこの先自分にとって行ってみたい場所が多々あるのは間違いなく、そこに寄るか、はたまた広島赴任中に赴くか迷う。
ここで何を思ったか、出雲行を決意。
遅すぎる選択、神戸ジャンクション手前なら中国道から山陰道にアクセスできるもののそれを過ぎてからの選択。
時間はかかるものの大都会岡山を経て出雲へ。
岡山ジャンクションから岡山道へ。
その途中にハイドラでkazu-MZさんのアイコン発見。いつもニアミスなんですよね。いつかお会いしたいものです。
12:00近くに蒜山高原SAにて休憩。

読めないし書けないですよね。「ひるぜん」と読みます。
岡山道から米子道入ってたんですよねすでに。
中国山脈を突き抜ける途中とあって景色は素晴らしいです。
米子道は目的はなくとも走るだけの価値はあると思います。
鳥取から無料区間と有料区間を交互に繰り返す山陰道へ。
ただ山陰道に国道9号が並走してるので国道選択でも良いと思います。
ひたすらに交通量の少ない山陰道を走り14:40出雲大社到着。

やはりここの鳥居が一番大きいですね。

うさぎがお出迎え。

2年前に来た時は幸魂に出会う像を撮ったので今回は因幡の白兎を助けるシーンを。
因幡の白兎、和邇(サメ)を騙し隠岐から本土へ渡ったウサギが騙されたことに激昂したサメによって皮を剥がれ、助けを求めた八十神(大国主の兄兄弟)に嘘の治療法を教えられてひどい目にあったところに大国主に正しい治療法を教えてもらい、お礼にヤカミヒメと結ばれると予言した話ですね。
ここだけ切り取れば人助けは良い事だよとなるんですがこの後、大国主はヤカミヒメに好意を持たれたせいで八十神に2回殺されることになるんですよね。(大岩の下敷きによる圧死、裂かれた木に挟まれ圧死)
悪い奴助けてもろくな事がない、そもそも人助けなんか無意味という教訓なのが真実です。
ヤカミヒメも正妻のスセリヒメにいびられて国へ帰るんですよね。

この拝殿の裏で御朱印は授かれます。

本殿前で取り出したる諏訪大社お守り。
お諏訪様には逸話があって本来は大きな龍神(蛇神)その体の大きさが諏訪から出雲までを繋ぐほどで、それ故その体だと移動に負担がかかるから神無月に出雲に来なくていいよという話があります。
そういうわけで諏訪は出雲同様に神在月が設定されてます。
ちゅうこって、諏訪と出雲を結ぶ645kmの龍を実現しました。

本殿は裏から撮らないとその壮大さは分かりません。

神楽殿、相変わらず注連縄が大きいですね。

安心してください、しっかり詰まってますよ。
15:00を過ぎてるのでさすがになにか食べないとまずいのでおみやげセンター横のそば屋へ。

『たかさん、これならボクたちも食べれるね。』
「でもちょっと多いんじゃない?」
出雲もそば処ですからね、三色割子を頼みました。
あちこちにそば屋あるんですけどね、店員さんがかわいいから決めたとかそんな不純な理由です。

諏訪にすわひめ、出雲に阿国。
この阿国は一畑デパートオリジナルなんで他の土産物屋にはないです。

御縁横丁、昼下がりだと賑わいがありますね。
17:00も過ぎたのでここから広島までの帰路へ。

その途中、道の駅多岐きららへ

日本海を見たかったそれだけです。

『たかさん、海ひろいねえ。』
「瀬戸内の内海とは違うからね。」
ここから江津まで一般道を走り江津インターから浜田ジャンクションを経て浜田道へ。
浜田道も中国山脈を突き抜けて北広島まで行くのでやはり景観が良いです。
ただこの3年いろんなとこに行きましたけど、大なり小なり高速道路網は充実してるなと感じました。
浜田道にしても米子道にしても交通量の見込める道路ではありませんが、これによって大きく移動が時短されてるのは確実です。
千代田ジャンクションから中国道へ。

19:00安佐SAで休憩。
そこから中国道を走り北広島ジャンクションから広島道へ、広島ジャンクションから山陽道へ、そして志和インター下車し21:00帰宅。

今回の旅を終了しました。
今夏の旅は運転することが多く、何度ガソリンを入れたか分かりません。
山道、峠が多くてプレマシーが頑張った、そんな旅になりました。
そして得た知識も多かった、二十代前半の頃に情報はネットで何でも仕入れられると思ってましたけど、景色1つとっても画像と実物は違う肌で感じる大切さを痛感した旅になりました。
ただ、運転時間が多かったせいか膝が痛くて…その代わり何かよく分からん達成感はありますね。

『たかさん、またお出かけ連れてって!』
「まだ頑張れって?おりこうしてたら連れてくよ。」
九州に帰郷もせねばならんのよなー…
Posted at 2020/08/14 08:44:04 | |
トラックバック(0)