
ずいぶん経ってしまいましたが、
MFCT茨城ラウンドに参加してきました。
参加クラスはいつものとおり、
アクセラクラシックMOREです。
結果は
2位でした。
毎大会ごとに、走行一月前くらいからナーバスになっていくのですが、今回は心配がいくつもありました。
車は2年前に参加したMFCT茨城ラウンドのまま。タイヤも2年ものでZ2(☆なし)残り溝ゲージ1という状態。
自分は色々あってサーキット走行ができない期間が結構長くありました。
この状態で西の天才に勝てるのかな、っていう不安・・・というより恐怖ですね、を常に感じてました。
そして本番当日を迎えました。
大体の結果は1ヒート目で決します。それは1ヒート目が朝、2ヒート目が昼なので、気温の上昇等で昼はタイムが伸び悩むからです。
ですので、1ヒート目を制したほうが勝ち。
西の天才は本当にクレバーで、運転技術の引き出しも自分よりある、、、強敵です。
凡人の自分は運転理論と愛車の特徴をつかみ伸ばし、自分の経験値を積み重ねて、その差を何とか縮めるしかありません。
そして
1ヒート目の走行開始。
もし、まともに見ている方がいらっしゃったら面白い展開だったのではないか、と思います。
電光掲示板に表示されるのは1位の車のタイムなのですが、
2つのゼッケンで2転3転しました。
今までも頭も技術も気力も全開で走ってきましたが、今回は自分の使えるものを全部ひっかき集めて出し切った感があります。
アタックして、クーリングして、アタックして、、、の繰り返し。
走行中に電光掲示板の順位を毎周確認し、ころころ入れ替わるという拮抗した状態。
後半、自分のゼッケンが1位になったときから、チェッカーはまだなのか!?って思いながら走っていました。
天才がタイムを更新してくることが、ビリビリと伝わってきてたからです。
そして、
彼のゼッケンがトップに刻まれました。
こちらも、再度アタックしますがなかなか及びません。
そしてチェッカーフラッグが振られ、勝負が終わりました。
負け。
勝負ですから、勝つ人がいれば負けるひとがいます。
今回の自分は負けた人です。
いつもどおり、走りながらハンドルをたたいてセラちゃんにお礼を言いました。
「どうもありがとうねー!」
非常に悔しかったです。
勝負は本気でやるから楽しいんです、だからこそ勝ったときの喜びは大きく、また負けたときの悔しさも大きいのだと思います。
・・・
ところが、今回の勝負が終わった後、悔しさと同じく、「ここまでやって、これで勝てなかったんだから仕方ないわ。今回は完敗。」と思ったんですよね。
負けを素直に受け入れられたんです。
あの時こうしてれば、あのコーナーの処理をもう少しこうしていれば、なんていう後悔はまったくなく、ベストを尽くしたことだけが頭に残り、その結果負けたんだから、やっぱり天才はすごいな~、と心底思いました。
これは、
私の勝手な思い込みですが自分と彼の走行スタイルと、総合的に求めている方向は全然違うと思っています。
車のキャラクターも全然違います。
同じ車に乗っているのに、全然違うんです。
でね、笑っちゃうのがリザルトです。
リザルトが配られてみてみると、
「0.08秒差」
本当に笑っちゃいましたよ!
プロの予選かい!って。
それと同時に、彼のすごさも改めて実感。
さらに、運転スタイルは全然違うのに行き着くところはこうなるかな、と思いました。
2ヒート目はガス欠でした(爆)。
私自身も1ヒート目で満足してしまったので、車を壊さないようエアコン効かせて殆どクーリングしてましたね。
幻のタイム事件が発生したのですが、MSアクセラの可能性を天才が教えてくれました。
やっぱすごいわ。。。
MFCTが終わり、雨が降り始めてからも知人と談笑したり試乗したりして時間をすごしました。
いよいよ帰ろうと自分の車に向かっていったとき、ちょうど
アドバイザーの出来さんとお会いしました。
というより、私を待っていたようで、あちらから話しかけてくれました。
出来さん:「ずっと見てたけど上手いね、本当に上手いね。僕は出走してる車は全部見てたけどね。でも、君にアドバイスすることは何も無いね。」
その話からMSアクセラの話をされたり、運転方法の話をされたりしました。
袖ヶ浦のときもそうでしたが、私、出来さんとは一回もお話したことも無ければ走行アドバイスの紙も見たことが無いんですよ(ある意味バチ当たりな人間かも)。
ですので、直接話すのも当然初めて。
表面的な話しかしませんでしたが、えらい褒められたのを憶えています。
負けて学ぶ
今回のMFCTは色々学ぶことが多かったです。
そして
負けたのに良いことも多くありました。
優勝した天才に敬意を表するとともに、自分もよく頑張った!
応援してくれた妻、仲間、友達、本当にありがとうございました。
今回、妻が夜なべして作ってくれた応援アイテムはこれ↓、、、アナゴくんのハチマキです。
ハチマキには
「FULL THROTTEL!!」と書かれています。
どうもありがとう!
これを車に乗せて、出走前に両手で握り締め、出走中はワイパーレバーの根元に掛けて走行しました。
負けちゃってごめん。
負けちゃったけど、終わってみれば楽しかったよ。
ってところで、MFCT茨城ラウンドの報告を終わります。
まるっ!!!!!!!
お礼)写真は蒼い弾丸さんが撮影してくれたものです。
ありがとうございました!
追伸:MFCTを走られたスカイアクティブDの方々へ。
当日はお疲れ様でした。
静岡・埼玉のマツダDラーのピットマンがまったく同じことを言っていたので、参考にお伝えいたします。
スカイアクティブDがサーキット走行をする場合、ネックとなるのは「触媒」だそうで、壊れる確立が非常に高いそうです。
原因は熱だそうで、サーキット走行は絶対やめてください、とのことでした。
表彰式ではマツダ本社の人が「マツダ車はサーキットも楽しく走れるポテンシャルを持っている」とか言っていましたが、鵜呑みにせず、走行後のケアをしっかりしてあげた方が良いと思います。
Dラーにきちんと点検をしてもらったほうがいいと思います。
サーキット走行をしたことをDラーに伝えるのは該当者さんの判断にお任せします。
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Posted at
2014/09/23 02:46:13