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デミオドライブのブログ一覧

2017年03月12日 イイね!

Pinso PS-91 逝く

Pinso PS-91 逝く先週は出かけたい気持ちがあったにも関わらず、身体の疲労が非常に多くて出発予定時間に起床できず、お出かけを断念しました。
んで、一週間悶々と過ごしたのですが、もう出かけずにはいられない、という強い思いが抑えられなかったので、今週はお出かけしてきました。

ルートは恒例の沼津市、御殿場市及び小山町です。
往路は東名東京インターまでは下道、その後は東名高速で沼津に向かいました。
海老名SAから妻と運転を交代(アイドリングスタート可能場所+高速道路+渋滞無しという条件がそろえば発動する)し足柄SAに到着。
SA内で仮眠するも全然疲れが取れず、結局車内に戻って再度仮眠をして、9時ころ沼津に向けて出発。

ここまでの移動で、ハンドルが落ち着かないな、ということは確認できていました。
代理で運転した妻も「ハンドルがとられる」と言っていたので、気のせいではないはずです。
症状をもう少し具体的に表現すると、まっすぐ走ろうとハンドルをまっすぐにしても、車は左右に細かく振れて、その修正舵を細かく入れなくてはなりませんでした。
常に滑っている感じで、大きなカーブで大きめにハンドルを切ると、結構ヌルーっと滑りながら弱アンダーが出ている状態でした。
駐車する度にタイヤを確認し触診したのですが、特別変わったことが無かったので不思議に思いながらも走行を続けていました。
明らかに挙動がおかしいと思ったのは、峠を走った時でした。
最初路面が凍結しているのかと思ったのですが、ドライでもカーブで弱アンダーしかでず、舵角と進行方向に微妙なずれがあり「怖い怖い」と連呼していました。
この時に、最近Pinsoの硬化が進んでいたことを思い出しまして、それが悪い影響として出ている可能性が高いなと思い始めました。

そんなことを考えながら、高速道路を走行中に突然・・・

パンッ!!


と破裂音がしました。
助手席で寝ていた妻も起きてビックリしていました。

バーストした!

私は、今までの挙動がわかっていたのでそれほど驚かなかったのですが、やがて外からゴリゴリとした音が。
走行車線を走っていたので前後左右に車がいないことを確認し路側帯に入っり、たまたま出口直近だったのでトイレ用の駐車場にそのまま向かって駐車しました。

運がよかった・・


出口直近、高速道路にしては低速走行、周りに車がいない、路側帯を使えた、、、良い条件が重なっていたのでできた緊急避難でした。
音だけでは前後左右のどのタイヤに問題が発生したかわからなかったのですが、アクセラを降りて確認したら左前輪がパンクしていました。

また左前か

状況をみる限り、ほかにはダメージが無さそうでした。
となればやることは一つ、スペアタイヤに交換しました。
突然のトラブルのために工具をいつでも持参していたので、作業用手袋やらLEDライトやら油圧ジャッキやらをトランクから取り出しアクセラの回りに店を広げます。
他に駐車車両がいないことも助かりました。

で、外したタイヤの写真がこちら。



見事にバーストしております。

そして、損傷個所の写真がこちら。



いやぁ~、、、本当に

高速走行中じゃなくて良かった(汗)


先程上げた条件がすべて逆だったら、、、車を路側帯に止めてJAF呼んで、ガードレールの外に待機して、、、考えただけで恐ろしい・・・

交換作業をしながら、バーストした理由を考察してみました。
破損個所は左前輪の内側部分なので、もともとキャンバーがついていたことを考えると、最も負荷が大きかった場所です。
また、先日ダンパーが折れたときに異常な状態でタイヤを使用していましたから、その時に損傷があったのかもしれません。
加えて、その後もキャンバーがなくなったにせよ通常に使用していたので、走行中に損傷が大きくなった可能性があります。
操舵が落ち着かなかった理由も、タイヤ表面が内部で剥離していて表面と本体の間で舵角時にずれが発生していたと考えると、説明できます。
アジアンタイヤだから、ということが理由になるかはわかりませんでした。
国産とアジアンタイヤの構造の違いが判らないためです。
ただ、教訓として、いつこのようなことが起きてもいいよう事前用意はしておいたほうがいい、とは思いました。


作業中に注意した方がいいと思った事を書きます。
1.パンクタイヤ交換はジャッキが入らない可能性あり。
アクセラは18インチに扁平率45のタイヤを履いていましたが、これでもパンクすると結構車高が低くなります。
純正ダンパーにも拘わらず、手持ちのローハイトジャッキを入れる高さはギリギリでした。
車高調を使用していた時だと、多分ジャッキが入らなかったと思います。
その場合は、最初に純正ジャッキで後輪を持ち上げて、そのあとに同時に若干上がった前輪を油圧ジャッキで持ち上げるなどの作業が必要だと思いました。

2.スペアタイヤが入らない・・・フロント
アクセラのフロントブレーキはビッグキャリパーに交換しています。
そのことが影響するとはつゆ思わず、スペアタイヤを当てがったときに血の気が引きました。
スペアタイヤが入らなかったのです。
冷静に考えればその可能性は十分あるのですが、交換中の初めてわかると死活問題です。
左後輪を左前輪に、左後輪をスペアタイヤに交換することで対応しましたが、そのような事が出来ない場合もあるので、事前に確認することをお勧めします。

3.スペアタイヤの空気圧に注意
スペアタイヤの説明を読むと420kPaに設定するよう書いてありました。
まぁ、空気圧は設定されているだろうと思っていたのですが、念のためにチェックすると240kPaしか入っておらず、、、抜けてしまったようです。
電動簡易空気入れも持っていたので、設定空気圧まで空気をいれてから取り付けました。

4.スペアタイヤが入らない・・・リヤ
アクセラのリヤブレーキはプレマシーのディスクを使用しているのですが、オフセットも変更しています。
スペアタイヤを留めるときに使用するナットですが、普段使用しているレーシングナットはセンタリングを行うようために結構テーパーがついているのですが、これだとスチールホイールを変形させてしまいそうでした。
ですので、工具袋の中から保管していた純正ナットを取り出して使用したのですが、今度はナットの深さが足りなくてホイールが固定できませんでした。
そこで、持っていた5mmスペーサーを挟んでスペアタイヤを装着しました。


以上のように、私のように車を弄っている人が事前に準備する場合、通常の準備品では用を足せないことがわかりました。
また、今回の損傷は完全に穴が開いているので、パンク修理キットでは修理不可能ではないかと思いました
最近は燃費をよくするために重量物であるスペアタイヤは搭載されない車が多いです。
そんな車が、このような壊れ方をするタイヤを使用した場合に最悪どのようなリスクがあるのか、について改めて認識する必要があると思いました。
一番感じたことは、私は車好きの趣味が幸いして今回の対応が出来ましたが、一般の方や車を弄っているけど整備はお店で行っている方だと対処困難かも、と思いました。
この経験が誰かのお役に立てば幸いです。


といういことで、今度は新しいタイヤを探さねばなりません。
さすがにずっとスペアタイヤを履くわけにはいかないので、ですが金銭的な余裕はないので、今回もアジアンタイヤかなと思っております。
そこで、このタイヤがいいんじゃない!?
というお勧めのタイヤがあれば教えて頂けませんか。
ピンソでもいいかな、と思っているのですが、最近のタイヤ事情を知らないので、知ってる方がいたらご意見賜りたいなと・・・

条件は以下の通りです。
・値段が安い
・サイズは215/45R18、4本
・割とハイグリップ(高いハイグリップはいりません、ピンソ PS-91程度で十分)
・走行音が静かだとより良い(ただし、ハイグリップの方が優先度高し)


以上、ピンソ PS-91の最後についてのブログでした。

まる。


追伸:みんな気を付けてね!
運が悪かったら死んじゃうからね?(汗
Posted at 2017/03/12 18:33:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ
2017年02月25日 イイね!

ノーマルダンパーに戻しました

ノーマルダンパーに戻しました先日ダンパーが壊れたブログを書きましたが、何年ぶりだろう、、、約6年ぶりくらいに純正ダンパーに戻りました。
ずっとマツダの倉庫に仮置きさせていただいて、それを発掘してもらっての取り付けです。
いや、ほんと、サービスSさん、申し訳ありませんでした。

なので、今更ですが、MSアクセラの

純正ダンパー レビュー

をしようかと(ぷ)

昔の私のレビューとは異なると思います。
いま思ったことを徒然なるままに書きます。
硬い脚にずっと乗っていたので、いい加減乗り心地を改善したいという希望が強くなった現在の感想です。
私が想像していた脚とは若干違う印象で、、、このダンパーは街乗りよりも国道や高速道路巡行時に狙いを絞ったつくりをされている気がしました。

・車高
とても上がりました(笑)

・乗り心地
街中を走っていると、結構突き上げ感があります。バンプ時は突き上げがあった後にダンパーが縮んでエネルギーを吸収する感じです。リバンプ時はさすが純正と思いました。用水路にかかる登り下りがある橋を渡った時ですが、今までは下り時に車体が落ちる感じがしていたものが、純正は凄く脚が伸びていて車体にダイレクトに振動が来ません(アタリマエ)。やっぱりねぇ、サーキット走るときも思いますけど、リバンプ量はバンプ量より大事だと思うんですよね。いや、どっちも大事ですよ?でも、それは言わずもがな。必要なリバンプ量を決めてセッティングしてあげれば、LSDも(ほぼ)いらないし、そこそこ乗り心地もいいし、荷重移動が楽しめる車になると思うんですよね。あと、乗り心地を左右するのはバンプよりもリバンプするかどうかです、バンプがいらないのではなく、リバンプはもっと必要ということです、、、と私は思います。今までうちの車は、くぼみで"落下"してましたからねw。
話がそれましたが、この足でサーキットはありかというと、以前サーキットで使用していて車高調に付け替えた私の意見では「モア・タイム!」な人には「ない」ですね。今乗れば、以前よりはタイムが出せる自信はありますが、それでもそれほどタイムが伸びるとは思いません。ですが、筑波TC2000ならば1分10秒は出せるようです。出していた方を知っています。

・トラクション
んー、、、悪い気がします。
これは、車高調外した後だから言えるのかもしれません。車高調つけていたときは後ろ下がりだったので、決してトラクション側に振っているつもりはなかったのですが、、、感覚では純正脚のトラクションは悪いです。
ですが、理屈で考えると、フロントのリバンプ量がかなり稼げるので、トラクションかかるはずなのですが、、、
加速時にリヤが結構沈むんですよね、もしかしたら、フロントサスが伸びるよりリアサスが縮む方が時間が短いのかもしれません。

・操舵性
これは、キャンバーが全くなくなったからかもしれませんが、直進を走るのが楽になりました。トーはアウトに30分なので、操縦安定性はかなり悪い車なのですが、車高調を付けている時よりずいぶん楽になりました。おかしいな、車高調つけているときはキャンバーが2.5度くらい(トーイン側)あったので、以前の方が安定性があると思っていたのですが。。。

・荷重移動の練習向き?
めちゃくちゃ「向き」です。
良く沈むので、ブレーキ残しやアクセル戻し、コーナリングの練習には良いです。

と、思いつくままに書きましたが、そもそも今現在に

純正つける人はいない

と思いますので、何の役にも立たないレビューと思います。
あ、もしかしたら、自分の純正脚がどれ位ヘタっているかの判断材料にはなるかもしれません。

以上、純正脚のレビューでした。

まる。













っと思ったのですが、思いついてしまったので書きます。
スプリングを2個使う

ツインスプリング

の所感を。

MSアクセラの車高調ですが、しばらく前からツインスプリング化していまして、レート変更も試しています。
で、ツインスプリングはアリかというと。。。

アリ

だと思います。
最初は、レートが途中で変わるってどうなの!?と思っていたのですが、おそらく私が鈍感だからでしょう、レートの変わり目はあまりわかりません。
2本のレートを極端に変えればわかりますが、長いバネを入れられる車はいいのですが、残念ながらアクセラはそれが試せる車ではないので極端に変えることが出来ません。
でも、リバンプをある程度確保する柔らかさを確保しつつ、コーナーである程度のロール以上は収めたい、という好みのセッティングに近づけることは可能です。
エクセルで表を作って、レバー比やら、どっちのバネが最初に密着してやら、こっちのバネで伸ばしてやろうやら、、、試行錯誤してできたオンリーワンの脚を装着することが楽しいのも良い点です。
かならず正解の脚になるとは思いませんが、だんだん理想のレートに近づいていることは実感できます。
勝手な想像ですが、GTカーって走行すると車高が車検値より下がるって聞いたことがあるんですよね、正しいかどうか知りませんが。もしそうだと仮定すると、結構柔らかめである程度縮んだところからが走行中の期待レートなのかなって。あるいはツインスプリングで、ある程度のダウンフォースが生まれたら1本目が密着して、そこから走行中のレートになるのかなって。まぁ、一般車がそんなダウンフォースが得られるわけがないのですが(すごい弄れば別)、そんなことを考えながら脚について自分の理屈を作って弄っています。

余談でした。

まるまる。
Posted at 2017/02/25 13:36:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ
2017年02月06日 イイね!

ハイパーマックス3スポーツ 寿命

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします


今年最初のブログは、不具合ネタから。


昨日、アクセラで千葉県某所に行った時のことです。

県道を走行中にアクセラを走らせていたところ、、、まっすぐ走らない。

具体的に言うと、ハンドルを左に30度曲げないと、まっすぐ走らない。

サーキット走行後にアライメントがずれて、センタリングもずれてしまうことはよくあったので、ハンドルと進む方向が違うことには若干慣れがあったのですが、、、

「いやいやいや・・・(汗」


どー考えてもオカシイ!

いくらなんでも30度はないだろう。

と思い立ち、緊急でお店の駐車場にピットイン。

車を降りて状況確認を開始。


右前輪の状況はこれ ↓



問題なし。


左前輪の状況はこれ ↓



Σ(゚д゚;)!?

ヤン車になってる!?


うちのアクセラがグレた原因調査を開始。

まず疑ったのがサスペンションのアッパーアームを固定するのボルトの折れ。

ボンネットを開けて確認・・・異常なし。


DラーのS氏に電話してヘルプ・ミー!

言われた通りの個所を確認、、、よくわからない(爆)

写真をとって、メールで送信。。。S氏と数名のメカさんが電話ごしに色々話しています。

雰囲気は、救命病棟に急患で来た人のレントゲン写真を、数名の医師が急いで確認してる感じ。

「もう少し上側の写真撮ってもらってもいいですか?」

はい、ご指示通りに!


そして、原因が判明した写真がこれ ↓




わかります?

関節が不自然に曲がったような場所があります

ズームすると・・・ ↓





ショックが折れてました。


ロッドじゃないですよ、ケースが折れてたんです。

折れing、みたいな?

現在進行形で、絶賛ちぎれ中!



とりあえず、このまま走行することは危険なので、お店の人にお願いして車は駐車場に一泊し本日Dラーが取りに行ってくれました。

ドラッグストア・セイムス様、本当に申し訳ありませんでした、またありがとうございました。

私と妻の二人は家まで電車になりました。

5kgのコメが重たかったですが、私の気持ちは20kgくらいの重さでしたねぇ。


さて、翌日に相談にのってくれた方からの意見は次の通り

DラーS氏:「こんなところで折れるなんて、あり得ないでしょ?」

ABのK氏:「こんな折れ方はじめてみましたよ」

私もそう思います。

ロッドより先にケースが折れるって、構造設計上おかしいと思いました。

もし、この部分が溶接個所だとしたら、なおさら先に破損することは論外です。

一応、製品名書いておきます。

HKS ハイパーマックス 3 スポーツ

です。

ただですね、上記の疑問は撤回しませんが、以下の事情は理解しないといけません。

・サーキット走行を年2回程度していたこと

6年つかったし、確かにオーバーホールはしているけれど、消耗品だし

壊れ方は甚だ疑問ですが。



さて、次のことを考えないといけません。


新しい車高調を用意しないといけません。


HKS ハイパーマックス 3 スポーツはすでに廃番で入手するには中古しかありません。

しかし、球数は非常に少なく入手困難です。

ですから、新品を購入しないといけないのですが、選択条件があります。

・キャンパー調整ができる事
・できればスプリングはID65
・価格が手ごろなこと

です。

実をいうと、うちのアクセラは各所更新時期に来てまして、すでに下記の作業が必要になっています。

・ブレーキパッド交換(メーカーに直送、摩材を盛ってもらって返却)(3万?)
・ローター交換(78,000円+税)
・サーキット用タイヤ交換(考えたくもない値段)

ここに下記が加わるのです。

・車高調(10~23万+工賃)

合計40万オーバーですよ。

順番にやっていくつもりだったのですが、行きつく先が40万って。。。

(ノ_-;)ハア…


まる。
Posted at 2017/02/06 23:03:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ
2016年12月25日 イイね!

2016 マツダ・ファン・サーキットトライアル(MFCT) 関東ラウンド参戦記

ずいぶん時間が経ってしまいましたが、これを書かないと年が越せないので、忘備録としてブログを書きました。

2016 マツダ・ファン・サーキットトライアル(MFCT) 関東ラウンド に参加してきました。

今回も「マツダスピード アクセラ」の「TUNED」クラスに出場しました。
同クラスで他の参加者は遠征組で、地元なのにアウェー感たっぷりでした。

その中に、私が雲の上の人と思っているcomさんもいました。
参加することは知っていまし競うならば良い勝負にしたいと思い、今回の目標は1分6秒台/Lapにしました。
公式戦では6秒台を出しておらず厳しい目標ですが、このタイムを出さないと勝負になりません。
MFCTにMSアクセラで参加しているお知り合いの中で、comさん伝説の方の二人だけは次元が違う走りをします。
最上級の敬意を持っていますが、競うとなると最大の脅威でして、、、

今回は事前に自分の走りのダメなところを周りにヒアリングして、その解決方法を考え、本番前にTC2000のフリー走行で試してきました。
詳細は以下の通りです。

課題)
最終コーナーの通貨タイムを上げること!

考察1)
今までは「コーナー手前でブレーキ(舵角なし減速)→目標速度に落としたらイーブンスロットル(舵角あり定速)→脱出時に加速(舵角あり加速)・・・処理1とする」で走っていました。
(処理1)の最大利点は「安定していること」です。
ブログでは何度も書いています。
減速は縦グリップ、旋回は横グリップ、加速は縦横グリップですので、加速以外は破たんすることがありません。
加速が破たんするときはアクセルを戻せば解決するのでクラッシュの心配もありません。
しかし大きな欠点もあります。
それは、減速終了時の速度が遅いと通過速度も遅くなることです。
筑波の場合は、最終コーナーからコントロールラインの距離が短いので、タイムの短縮代がなく、挽回もできません。
そこで、ほかの処理を2つ試して比較し、速いタイムを出した処理を本番で使うことにしました。

検証)
1.処理1
上記の通り
これがベンチマークになります。
検証動画は以下の通りです。



通過タイムは11.63秒。

2.処理2
コーナー手前で右縁石方向に操舵→ハンドルまっすぐで減速(舵角なし減速大)→前荷重を残しながら旋回(舵角あり減速緩)→極力ハンドルまっすぐで加速(舵角なし加速大)。
キッチリその通りに出来ていませんが、コーナーをできる限り直線にして減速と加速時に縦グリップをしっかり使ってタイムの短縮を図りました。
利点は思い切った減速と加速が可能なので、無駄なグリップを使わず効率的なことです。
欠点は確実なストッピングパワーがあることと、繊細な前荷重と操舵が必要であり、それが出来なければ危険なことです。
さらに、前後左右にほかの車がいる場合は、ラインがあまりに違うため危なくて実行できないことです。
この処理はお世話になっているスクールで教えてもらったもので「ダイヤモンド走り(スクール用語)」と言っていました。
簡単に説明すると、コーナーを二つの直線に分けて頂点で大きく旋回することで、縦グリップを可能な限り使い減速・加速を行う走法です。
前荷重を利用してリヤを浮かし気味に旋回するのですが160km/hからの原則中に出来る自信が無いので、頂点が削れた感じの緩い旋回を実践しました。
余談ですが、本当のダイヤモンド走りは半端ではない前荷重を必要とします。
操舵時は、かなり未練がましくブレーキを残しながら旋回しないと曲がり切れません。
図的には180度方向転換が必要なコーナーでは、頂点90度角の一か所で旋回処理する感じです。

検証動画なし。

通過タイムは11.56秒。


3.処理3
コーナー侵入はエンジンブレーキ(舵角あり緩い減速)→車体のヨーを利用して方向転換(舵角あり緩い減速)→脱出時に加速(舵角あり加速)。
これは、操舵中に弱前荷重を行うと次第に車が「す~っ」と舵角方向に回転し始めるのですが、それを利用した処理です。
この処理は薄いブレーキを一定踏力でかける必要があるのですが、私にはその技量がないため、エンジンブレーキによる弱定減速を利用しました。
ギアは6速から4速に落としますので、エンジンの破損を防ぐために15W50に入れ替えました(普段は5W40)。
最大の欠点は、

こわい!

処理2よりも怖いです。
さらに、車体が「す~っ」となるとはタイヤがスリップしているわけで、TC2000最終コーナーのコース幅で100km/h以上の速度域でそれをすることはガチで恐怖です。
恐怖を感じるということは、その技術は身についていないことですので、実践する段階ではないのですが、、、当時の自分はそれを押して実践してました。
この処理で大事なことは、、、、、車が「す~っ」と流れなければ曲がりきれない速度で侵入することです。
そうするからタイムが縮まるわけで、それをしないなら処理1でいいと思います。
MOREタイム!って思った時に、新たな階段上っちゃう決心した人が踏み込むところだと思います。
・・・振り返った時に降りる階段が見えるくらい練習してから臨むべきだったと思います。

検証動画は以下の通り。



通過タイムは10.98秒。

考察2)
検証動画を見ると、タイム幅はそれほど大きくないのですが、その大したことないタイムを縮めようと努力したのですから、結果=早い順としました。
ですが、処理2は一番速かったとしても採用しないことにしました。
理由は練習の時より本番の走行車両の方が多くて、絶対に実践できないと思ったからです。

よって処理3を採用しました。

脱線しますが、あくまで持論なので言いっぱなしになりますが、デミドラはMSアクセラでサーキットを速く走るためには「いかにコーナーを速く走るか」だと思っています。
直線は黙ってても速いですし、同車種で直線で負けた場合に勝負する場所はコーナーしかないわけで、、、努力するところはコーナーかなと。
あと、ロードスターやRX-8と一緒に走る機会が多かったので、負けない方法を考えた結果でもあります。
根底にそんな考え方があり、「FFでドリフト練習」「FFでウェット練習」など、FRやAWDの群れの中にセラちゃんとお出かけしたりするのです。
MSアクセラのイメージって、一昔前のノルディック複合の日本みたいな感じ。。。
ジャンプはいいけど、クロスカントリーで追いつかれないように何とか逃げる。。。直線はいいけど、コーナーで追いつかれないように何とか頑張る。。。


そんな過程を経て、本番に臨みました

作戦はいつも通り、1ヒート目早々にタイムを出す作戦でした。
コースインして、comさんを追走する形になり、、、

・・・?

・・・??

・・・(謎?)

クルマの仕様はかなり似たような感じでしたので、アクセル踏むだけならそれほど違いはでないと思うのですが。
インフィールドで追走しても、速いのですがなんか変。
走行後に聞いたのですが、車両に不具合が発生していました。
というわけで、

今回の勝負はなし!

厳密にいうと、今年のデミドラのタイムは、昨年comさんが叩き出した幻のタイムと比べて1秒遅いので、

やっぱり負けた!

となりました(笑)。
処理3は成功したのですが、新たな課題も・・・。
しかもタイムは去年と変わらないし・・・。

ん~、、、まぁ、、、

デミドラも頑張ったと思う(ぷ)

同時に思ったことは、

デミドラの技量ではここら辺が限界なんじゃね?

と(苦笑)。

実は、今回のMSアクセラTUNEDクラスはすごいタイムが出ました
そのドライバーはアロンソンさん
残念ながらアタック中に絡むことがなくて、走りを見ることができなかったのですが、走行後にお話を聞くと、

あ、本格派だ


と思いました。
技術がすごい高いし、走行中に柔軟に方針をかえて1番時計を出すとか、本当にすごいです。
しかも、一番時計を出した周は最終コーナーを処理2で走ったとのこと!

完・全・敗・北!

今頃ですが、優勝おめでとうございます!
アロンソン号のホイールを見たとき、やっぱり物ではなくて腕がある人が勝つんだなぁ、、、と納得しました。。。

今回のMFCTは出走1回目と2回目の間がやたら長かったのですが、参加者同士で話をする機会がたくさんあって、こっちがメインかもってくらい楽しい時間を過ごしました。
まずはRX-8の職人トストイさんと、ドライビングテクニックからプライベートまでいろいろ談義。
トストイさんも走りに関しては非常にストイックね!
話を聞いているだけで、いろいろ考えて自信をもって走っているんだなとわかります。
ちなみに、RX-8の方がサーキットでは速いですから!?(笑)

次に、MSアクセラTUNEDクラスの参加者全員で談義。
え~、デミドラからの人生相談みたいな感じになって大変申し訳ありませんでした(謝罪)。
なんか、車だけではなくいろいろな話をしました。
その中で、JUN@BKさんから頂いた話が、デミドラのその後のサーキット活動の方針を示してくれました。
ものすごい心に響いたお話でして、、、いや、本当にありがとうございました。

最後に、今大会はクラス2位でしたが、表彰式終了後に三城さんに呼ばれまして渡されたものがありました。

MFCT東北ラウンド
クラス優勝盾


実は、東北ラウンドはいろいろあって、大会当日まで主催者もデミドラもクラスが成立するかわからない、といった状況でした。
そのため、結果的にクラス成立+優勝になったものの、賞品が制作されておらず、当日は何ももらっていませんでした。
当然、表彰式もほかの方の優勝盾を持たせていただいて・・・。
そして、この日にようやく頂けたというわけです。
その写真がこちらです。



一日で優勝と2位の二つの賞品を頂く、貴重な体験をしました。

というわけで、今年のMFCT 関東ラウンドの報告は以上になります。
みなさん、ありがとうございました!

まる。
Posted at 2016/12/25 18:53:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | アクセラ | 日記
2016年05月15日 イイね!

セラちゃん帰還!

セラちゃん帰還!イオンの駐車場でドアパンチを食らって板金に出していたセラちゃんが、ほぼ2週間ぶりに帰ってきました。

久しぶりに乗りましたが、代車に比べて音が凄いなと思いましたw

帰ってきてよかったよかった!
Posted at 2016/05/15 21:15:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ

プロフィール

「今日はスライドコントロール練習会でした」
何シテル?   08/19 21:31
デミオドライブです。 みんカラはいつも見ているだけだったのですが、この度マツダ車2台目となる”マツダスピード アクセラ”を購入したので、ブログなるものを始めて...

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