〇3日目
釧路で朝を迎えました。
今日の予定は、釧路観光の後に屈斜路プリンスホテルに宿泊予定です。
まずは
朝ごはんですが、これも定番の茹で
”花咲ガニ”を食べました。
夫婦二人で一杯の花咲ガニを食べます!
いけすを前に値段交渉して、折り合いがついたカニを
その場で茹でてもらい、甲羅には切りやすいように切れ目まで入れてもらって・・・黙々と夫婦で花咲ガニを
頂きました。
うーまーいーーー!
牡蠣があったので、殻を割って食べたいとお話したら
「保健所からやってはいけないと指導があってできないの」とのこと。
近頃はそういうところが多いですからね、仕方がないです。
厚岸に行けなかったので、こちらで食べられないのは大変残念だったのですが、
ご厚意でその場で
茹でた牡蠣を2つ頂いてしまいました。
ありがとうございました!
美味しい茹でガニ、美味しい茹で牡蠣・・・
至福の時でした。
もう、本当に美味しくて・・・
こういう食べ物が近くにある人って本当にうらやましい!
でも、もし私がそんな環境で生活したら毎週食べてしまって、あっという間に
痛風になりそう。。。
その後、
妻は近年非常に有名になった
”あさりラーメン”を食して、朝ごはん終了です。
・・・わすれてた、市場で売っていた
メロン1/4カットが安かったので購入し、二人でデザートとして食べました。
トウモロコシの
ピュアゴールドも食べたかな。。。
うーん、朝から全開ですね。
食べた後は、腹ごなしも兼ねて
”フィッシャーマンズMOO”まで散歩しました。
えぇ、
目的は食べ物に決まっています。
食べたのはこちら。
”さんまんま”です。
これも有名ですよね、非常に美味しかったです。
初めて食べたときは感動し、2回目に食べたときは味が落ちたと感じ、今回食べたらやっぱり美味しかったです。
ご飯と焼きサンマとミリンの味なのかな、、、脂ものっていてあっという間に食べ尽くしてしまいました。
なんだろう、北海道に来ると胃袋の大きさが2倍になるのかな。
続いて訪れたのは、もうお判りでしょう。
”六花亭 鶴見橋店”です。
もう、以前書いたブログと何一つ変わらないコースです。
そりゃそうだ、それがヤリたくて来たのですから(笑)。
”カニ”と”牡蠣”と”ラーメン”と”さんまんま”を食べたお腹を、ケーキで落ち着かせます。
最近小食だと思っていたのですが、あら不思議、いくらでも食べてしまう。
しばらくまったりしながら、
今後の行程を確認しました。
釧路から屈斜路まで3時間かかること、せっかくなので
釧路湿原をサラリと見ていこうとなり、まだ行ったことが無くて景色がきれいと評判の
”細岡展望台”に向かいました。
いつも屈斜路に向かう道沿いにある展望台に到着、念のため看板を確認すると”釧路市湿原展望台”。
ここではない・・・
再度スマホで確認すると、細岡展望台は
釧路湿原を挟んで正反対にあることがわかりました。
すぐにセラちゃんに乗り込み出発しましたが、いやはや釧路湿原がこんなに大きいとは思いませんでした、約30分後にようやく細岡展望台に
到着しました。
ここは来たことないです、はい。
展望台付近は砂利・窪み道で、セラちゃんの腹を擦らないように細心の注意を払って運転しました。
駐車場に停車しトイレに直行、用を足して外に出るとこちらに向かってくる人から声を掛けられました。
「こんにちはー」
なんと、新潟港のフェリー乗り場でお話ししたスバルオーナーの方でした。
おぉぉ、運命感じる!
そういえば、この方は小樽に到着後はその日のうちに稚内まで行くとお話ししていました。
ということは、本日は上陸3日目なので、小樽⇒稚内泊⇒どこか泊⇒釧路、と走ってきたのですね。
「それほど疲れませんでした」とのこと。
すごいぞアイサイト!!
しかも、帰りはフェリーで秋田に行ったあと、陸路で関東まで帰るそうです。
というわけで、展望台までスバルオーナー夫妻と一緒にお話ししながら向かい、
”開陽台”が凄く綺麗だったとの情報を頂きました。
お別れするまで色々お話ししましたが、連絡先を交換しておけばよかったなぁ、と今でも後悔しています。
本当に良い出会いだった。。。
そんな良い出会いを、さらに良い思い出にしてくれたのが、こちらの景色です。
パノラマです。
しばらく眺めていたい、そんな素敵な展望台でした。
そのためか、撮影した写真の枚数が凄いことになっていました。
しばらく景色を堪能した後、屈斜路に向かわなくてはならないため、後ろ髪引かれる思いで展望台を後にしました。
駐車場に帰る途中で”細岡ビジターズラウンジ”に寄り、写真ギャラリーを鑑賞し(キタキツネ可愛かった)、
妻はアイスクリームを食らったりしていました。
屈斜路に出発、、、の前に、風情ある
細岡駅で記念撮影しました。
さて、今度は
本当に屈斜路に出発です。
夕焼けに染まる景色を見ながら、原っぱで遊ぶシカを横目にひたすら走り、
”道の駅 摩周温泉”に到着。
ここは人生の中での思い出の場所で、デミドラにとって
非常に重要な場所なのです。
よって、
通過することはできません。
過去のブログに書いているので、詳細は割愛します。
とりあえず、無料で利用できる
足湯に入って休憩しました。
ヒンヤリした外気と足湯・・・、気持ちよい・・・。
なんとなく、駐車場にラッキーがいないか探してしまいますね。
ここに来るたび、必ず探してしまいます。
元気ならよいのですけど。
気候や雰囲気や、その他いろいろなものを感じて、この道の駅ではおセンチな気分になってしまいました。
はい、次です。
晩御飯を調達するために(ホテルの晩御飯はありません)道の駅近くのスーパーに寄ったのですが、食べたいものが見つからず、道民の味方
”セイコーマート”に行きお弁当を購入しました。
もはや北海道の重要なインフラである”セイコーマート”、そういえば関東のスーパーにお惣菜を提供する事業を始めるってニュースがありましたね。
それくらいお惣菜が充実しています。
あとね、セイコーマートに寄ると
”あぁ、北海道にいるな”って実感できますね。
長い道のりを経て、ようやく
”屈斜路プリンスホテル”に到着しました。
勝手知ったるなんとやら、何度来たかわからないほど来ているホテルです。
本当は人気が高い”KKRかわゆ”に宿泊したかったのですが、ギリギリまで粘ったもののキャンセル空きが出ませんでした。
ホテルに到着して、食事して、お風呂入って、就寝しました。
〇4日目
翌朝、外を見ると相変わらずの晴天でした。
ですが、道東の
晴天は今日まで、このあとは台風の影響で
雨になる予報です。
よって、
雨から逃げるために今日中に道央に行くことにしました。
さらに、本日は
妻が一足先に飛行機で帰宅します。
夕方のフライト前に、女満別空港に行かなくてはなりません。
それを考慮して、本日の行程は次の通りになりました。
屈斜路湖⇒美幌峠⇒開陽台⇒女満別空港。
腹が減って戦はできぬ、
ホテルのバイキングで朝ごはんを頂きます。
本日は食の予定がありませんので、夫婦で朝から
リミッター解除!
いつものとおり、一番最後まで残って食べていました。
ホテルの朝食を食べる際、わが夫婦は大抵一番遅くまで食べています。
予定をびっしり詰めておらず、朝食はゆっくりゆったり食べることが殆どだからです。
そのため、周りの人が食堂から帰っていくのを見ると「もう食べ終わったの!?」と驚いてしまいます。
逆に周りの人から見ると、いつまで
ダラダラ食べているんだろう、と思われているのでしょうね。
でも、この景色見ながら食べる朝食は、
すぐに帰ったら勿体ないと思うのです。
さて、
美幌峠へ出発~、そして到着~。
ここは屈斜路湖がカルデラ湖であることを確認できる展望台で、晴れている湖や緑地を含め360度見晴らせるスポットです。
私が訪れるときは大抵駐車場に自衛隊のトラックが停まっているのですが、今回もやっぱりいました。
おつかれさまです~。
開陽台まで距離があるので、あまり長居はせずに出発しました。
美幌峠から
開陽台への道のりは結構距離があるのですが、移動中の景色は
”The 酪農”という感じで非常にのどかでした。
運転中に流れる景色が、都心のそれとかけ離れていて、時間の流れさえ違って感じます。
帯広を好きな理由に広い酪農の景色が好きなことを挙げられますが、それと似た景色が広がっており、お気に入りのルートになりました。
途中で道を間違ったりしながら、
”開陽台”に到着しました。
はじめてきましたが、標高がそれほど高くないにも関わらず、非常に遠くの
景色を見通せる場所でした。
放牧している馬が見えたり、雲の影が移動していくのをずーっと眺めたり、景色を見ながら売店で購入したソフトクリームを食べたりして過ごしました。
そういえば、ラジオ局の人が着ぐるみ姿で生放送をしていました。
有名な観光地であることさえ知らなかったのですが、非常に眺めも雰囲気も良い場所で、来てよかったです。
下の写真は、双眼鏡にスマホを当てて撮ったもので、しっかり撮影できていました。
女満別空港へ向かいます。
道中、大空町の
”道の駅ノンキーランドひがしもこと”に寄り、ご近所さんへのお土産を購入しました。
こちらの道の駅、数日前にオープンしたそうで、どこもかしこも非常にきれい!
規模は小さいのですが
宿泊施設も併設されており、人気が出るのではないかと思いました。
私は機会があったら利用してみたいですね。
一級建築士製図試験のお題になりそうな、典型的な複合施設でした。
少し休憩して出発し、ひたすら走って
女満別空港に到着しました。
空港の周りは、やっぱり何にもないですね。
ラーメン屋さんはあるのですが、以前来た時と景色が変わりませんでした。
駐車場に車を停めて、チェックインしてお土産屋さんを眺めて、搭乗口で妻を見送りました。
さて、、、
これからの道中は一人旅になります。
本日の宿は取っておらず、今後の予定も未定のままですので、しばし車内で悩んだ結果、
晴れ予報の美瑛に向かうことにしました。
とりあえずの
目的地を前回車中泊した
”道の駅まるせっぷ”に決定し、いざ出発!
まずは基幹道路を走り北見市へ向かい、夕食とお風呂を済ませました。
夕食に選んだのは、またまた
”回転寿司トリトン”です。
基本的に、海では海の幸、山では山の幸を食べるのですが、トリトンには自然と吸い寄せられてしまいます。
札幌ではサンマフェアをやっていたのですが、こちらでは別のフェアをやっていました。
お店は非常に混んでいて1時間待ちとなりましたが、こちらのお店は呼び出し無線機を貸し出してくれたので、車内でゆっくり待つことが出来ました。
その後、給油や洗車をしてから
”北見湯本のつけ乃湯”で入浴をしました。
駐車場が広く、清潔で露天風呂もあり、良い入浴が出来ました。
ここはちょっと変わっていて、シャンプーとリンスを常設しておらず、施設利用料を支払う際に30円くらい(?)で購入するシステムでした。
銘柄も色々選べて、どの銘柄もよく知らなかったので、店員さんに商品説明を受けながら購入しました。
ゆっくり浸かっていたら閉店の
23時まで長居してしまいました。
もうこんな時間か・・・。
夕食、入浴を済ませたので
”道の駅まるせっぷ”へ出発です。
駐車場で涼んでいたので、出発は23時30分を回っていました。
いけない、急いで出発しなければ。
眠気に注意しなければ、と思いながら走っていると、
どんどん山の中に入っていきます。
他に走っている車がおらず、外灯もほとんど無く・・・根拠のない
不安感に駆られます。
闇を味わってみようか、と路肩に停車してライトを消してみると・・・
こわっ!
ノリノリの音楽をかけよう・・・。
はじめて走る道ではないのに、音楽の勢いで気分アゲアゲにして眠気を忘れているうちに、目的地に到着しました。
他に数台が車中泊していたので、睡眠の邪魔をしないようヘッドライトからフォグランプに切り替え、ソロソロと空いている駐車場に停車。
エンジンを停止し、助手席に移動して毛布を掛けて、おーじさんにラインを送ってから就寝しました。
本日のブログはここまでです。
まる。