
まず最初に。。。
MSCT終了後、私に声をかけてくださった方へ。。。
お友達になってください!(爆
天候が危ぶまれる中、当日を迎えてみたらびっくり。
澄み渡る青い空、真夏日のような気温
私は雨が苦手なので「雨だったら相当覚悟決めて走らないと」と思っていたのですが、そんな心配は杞憂に終わりました。
朝4時頃起きて、空気圧チェックして、前日準備した荷物を車に詰め込み家を出発しました。
道路が意外と空いており、予定時刻の15分前くらいには筑波サーキットに到着。
遠征組の方々は既に到着しており、軽く会釈を頂いたあと受付方向に歩いて行きました。
私も「ふぁ~、ふぁ~~」欠伸をしながら書類をぶら下げ受付に。
受付が無事終了し、早速車をパドックに移動させます。
前回の場所とほぼ同じな為、迷うことなく到着、ミーティング前までに車の準備を終わらせてしまおうとせっせと作業を開始。
前日にほとんど終わらせていたので、彼女と一緒に荷物を下ろしてLAP SHOTのセンサーを設置して、ゼッケンを貼り付けて。
ミーティングに向かいました。
それにしても、準備をしただけで汗だくだく。
両サイドの方ともお話ししながらの作業、楽しかったです。
ちなみに、私の右隣に止まっていたのはNew MSアクセラ!
まさか今回の大会に出てくるなんて!?
その方は今まではロードスターでMSCTに出ていたらしく、今回は買い換えたその車で出場なのだとか。
なので、ほぼノーマル状態。先に結果を言いますと、この方5位です。
腕は間違いなく確か、ノーマル状態で5位って、インパクトありましたね(汗。
さらに、取材も受けていましたね、そりゃぁまさか出てくるとは思わないよw
ちなみに、とても気さくなお方でした(^^
さて、ミーティングも終わって車検も終わって(この辺は多少色々あったけど、その後のことに比べたら米粒くらい小さな事)
1クラス目が出走のためピットロードに移動します
各々が自由に向かっていきます
ピットロード前でゼッケン順に整理するんだろうと思っていると、そのままピットロードでスタンバイさせられました。
私は20番目くらいでしょうか?
急いでオフィシャルに話しかけます
私「これ、ゼッケン順に並んでませんけどいつ直すんですか?」
オ「このまま出走します」
”ふ・ざ・け・ん・な(怒)!”
ピットロードで縦一列に並んでいる状態ですと、私が移動する為だけに全員に迷惑がかかります。
ですから、移動は無理と思っていました。
しかし、腹の虫が治まらない!
私「ゼッケン順に1ヒート目は並ぶんですよね?」
オ「(本部と連絡をとって)ゼッケン順に出走するという決まりはありません」
私「今まで申請タイムとゼッケンと出走順はリンクしてましたし、申請書にもそれを臭わせることが書いてあったじゃないですか」
オ「(本部と連絡をとって)そのようなことは書いてありません」←確かに書いてないかもしれない(苦笑)慣例ではあるけど。
私「では、完熟走行時に順番の調整をしていいんですね?」
オ「(本部と連絡をとって)いえ、前の車を追い抜かないでください。誘導はいませんでしたか?」
”ぶちっ!(キレた)”
私「誘導なんかいませんよ。こっちがミーティング受けたり車検受けたりタイムスケジュール通り、ルール守っているのにオフィシャルがそんなのでいいんですか?」
オ「(本部と連絡をとってしばらく時間が空いて)申し訳ありませんがこの順番でお願いします。」
これ以上もめても他の方に悪いですし、どのみち今更どうしようもないので、私も「わかりました」と引き下がることに。
ゼッケン順に出走する事は、コース内の混乱を避ける上でもとても大事なことで、安全上とても有効な措置だと思っています。
今までそのようにしていて、本日それを行わない理由は私には理解できませんでしたし、オフィシャルの説明も不十分で誘導無しでピットロードに車を入れさせた事も不備だと思います。
とまぁ、こんなことがありましたが、気持ちを落ち着かせる事に集中。
彼女と談話しながら音楽を聴くことに。
ところが、、、今度はなかなか出走しない。。。
何とはなしに前方を眺めていると、、、Comさんが列から外れ右側に出されました。
あれ・・・?
その後に誘導が私の車を呼びました。
あ~、その気になってくれたのね。。。
私はComさんの後ろについて、オフィシャル(結構いましたが)に感謝の会釈をします。
こんなやりとりがあって、やっと1クラス目の出走が始まったのでした。
みなさん、御迷惑をお掛けして大変、大変申し訳ありませんでした。
さて、当日の作戦を以下に記します。
1.天候と気温と湿度を考えると、必ず1ヒート目に勝負が決まると確信、1ヒート目に全力を出し尽くす
2.可能な限りアタックをする
3.空気圧は早め(とにかく早い時間に(気温が低ければ低いほどよい為))においしい数値になるようセッティングする
4.ヒーター全開走行
5.DSCを切る
6.Comさんを後ろに走らせない(爆)
(後ろにつかれたら、私のラインでは走らない)
天才、鬼神、ぷろんとさん、元ラガーさん、どの方も異常に速いのはわかってましたが、その中でも唯一ドライバーについて割とわかっていたのが「天才 Com.さん」でした。
彼が後ろについたらすべてを盗まれる恐怖がありました。
彼は天才です(キッパリ)。
出走して、1・2週目はタイヤを暖めることとコースを確認することに専念。
その間にComさん、鬼神が私を追い抜いて行きます。
そして、今回もLAP SHOTが動かない(泣
しかし、これに気を散らしていて事故を起こしたことがあるので、今回は早々とタイムチェックをあきらめました。
2週目の高速コーナー手前で冷房エアコン停止、ヒーター全開からアタック開始。
ここからが最初で最後の正念場です。
クリアがとれない事もありますが、そんなことは全員同じ条件、比較的条件が良ければアタック、条件が悪ければクーリングを繰り返しました。
そして運命の5週目・・・
前方にはComさん、鬼神をはじめ、ロードスターの速い軍団がいます。
再度アタック開始です。
ところが、Comさんをパスしたあと、、、
Comさんが追尾体制に!(焦
しかし、こちらはアタック開始してしまったし、空気圧モニタを見ると今がとてもおいしい。。。
バックストレートを通過しながら出した結論は、
「作戦6 放棄(爆」
でした。
最後のMSCTで出し惜しみしても意味ない!
それよりも、このヒートで1番時計とることが最優先!
ってことで、皆さんご覧になったムービーのような展開になります。
デミドラが逃げます、天才がついてきます!
最終コーナー立ち上がりからアタック開始。
デミドラコーナーで旋回、天才がお尻に引っ付いた!(笑
1ヘアに向けて必死こいて逃げます。
1ヘアで旋回、立ち上がり!
つきつ離れつのラブラブな展開です。
ダンロップコーナーを通過し2ヘア突入。
やっぱし、ぴったりつかれてる(汗
バックストレートは立ち上がり重視でないと損をします(私が私の車を運転する場合)
立ち上がり重視~~~っ!(焦
あとで彼女から聞いた話ですが、ロードスターの方が「MSアクセラ、ストレート速ぇぇ!」と言っていたそうです。
うん、朝はね(ぷ)
コーナーは苦手だからね(ぷぷ)。
そして最終コーナー旋回!
アタック終了・・・・
この日、一番時計がこのラップでした。
後半になると空気圧が高くなり横グリップが使えなくなり、1ヒートアタック終了でした。
電光掲示板を見てみると一番上にゼッケン3番と出ていました。
・・・あれ?
今回はロードスターLight、Moreも一緒に走っています。
ロードスター軍団よりも速いタイムを出せた様です。
喜びとビックリが重なり、クーラーで体を冷やしながらピットに戻ってきました。
その後、2ヒート目ははしょります。
ゼッケン28番のロードスターの方が私の1ヒート目のタイムを上回り通算ヒート1位になりました。
私は通算ヒート2位です。
走り終わった時は、足は火傷しそうなくらい熱く(本当に)、汗は止めどなく流れ出て、車を降りた時は本当にぐったりでした。
結局、1ヒート目のタイムが総合リザルトとなり、アクセラ MOREクラス 優勝となりました。
素人なりに作戦を立てて、走りきった最後のMSCT、結果が良かったからかもしれませんが、とても楽しかったです。
普段お話しできない遠征組の方ともいろいろお話できて、やっぱりいいなぁ~こういうの、と心から思いました。
おしまい