
こんばんは
さてさて、新婚旅行記3になりました。
まんねりになってきた気分が否めませんので、今回で締めにします。
気がついたことがあったらその都度書きますね。
前回は青の洞窟についてお話しました。
今回はその翌日からです。
翌日はいつもどおり早めの出発となりました。
内容はローマ市内観光です。
ローマ市内から旧市内に向かうとき、朝のラッシュ渋滞に嵌ってしまうと大変時間がかかってしまうために早めの出発になりました。
サンピエトロ寺院、コロッセオ、トレビの泉、ベネチア広場、サンタンジェロ城(聖天使城)、フォロ・ロマーノを観光しました。
コロッセオは中を見ることは出来ませんでしたが、いやぁ、、、すごい。
外から見ただけでも歴史を感じます。
ただ、使われ方を知っていると繭を潜めてしまいますね。。。
そうそう、コロッセオの周りには剣闘士の格好をした人が数人歩いていまして、一緒に写真を撮るとお金をせがまれます。
十分お気をつけて。
あっ、忘れてた。
イタリアに入ってからですが、みなさんの合言葉はこれです。
「スリには気をつけて!」
本当にスリが多いみたいです。
そして手口が巧妙。
ジプシーの場合は堂堂と貴金属をおねだりしてくるみたいですが、相手が子供の場合は過剰な怒りかたはしてはいけません。・・・親が出てきます(爆)
親に犯罪をさせられている貧しい、可愛そうな子供たち、と思って寛大な心で、しかし毅然と相手をしてあげてください。
ジプシーは目を合わせてはいけません。
その後、フィレンツェに到着して一泊しました。
翌朝、ピサの斜塔に行ってきました。
世界遺産ガッカリランキング1位だったかと思いますが、建築に携わるデミドラとしては非常に興味深く見学してきました。
そしておもしろかったです。
あれだけ傾いてるのに登らせてくれるって凄いな、と思います。
一番天辺まで登ってきましたが、非常に見晴らしが良く、そして怖かったですw
石積みで、石と石の間は石膏で接着しているのだとか。
手で触った感じだとモルタルぽかったのですが。
どちらにしてもそれ以外に両石を接合している部材は無いわけで、、、考えただけでも恐ろしい。。。
地震が無いから、そういうモノを見学させてくれる文化にもなるのでしょうね。
ちなみに傾いた原因は地盤沈下だそうです。
しかも3階まで石を積み上げたら起きたらしいです。
さらに、4階からはバランスをとるために傾いたほうの壁を長めにして形をまっすぐに施工したとか。
、、、その安直な考え方が逆に新鮮で面白かったですw
ちなみにピサの斜塔近辺の大きな3建物のうち、唯一直立なのがピサの斜塔の上に立っている旗竿なんだとか。
つぎにフィレンツェ市内観光をしました。
ウフィッツィ美術館、ドゥオモ、シニョーリア広場、ミケランジェロ広場です。
もうね、正直言って場所の名前なんて覚えてられませんよw
みんな似てるんですもの!
とりあえず、フィレンツェのドゥオモも素晴らしい建物でした。
でも、私の一番の目的はミラノのドゥオモ!
まってろよ~。
翌日、ベネチアに向かいました。
当日は・・・豪雨。
台風並みの豪雨です。
建物以外で一番楽しみにしていた、ゴンドラでベネチアの水路を移動する、というイベントが中止になることに・・・・。
飛行機13時間乗って来たのに中止かよ~(;;
この日はすんごいへこんで、ベネチアングラスを自棄買いしました(泣
サンマルコ寺院→ドゥカーレ宮→サンマルコ広場を回りました。
さて、ツアー上は最終日。
われわれは1泊延泊予定だったので、ラス2のツアー日です。
この日は、午後にこのツアー唯一の午後殆どが自由行動という目玉の日!
運命の日がスタートしたのでした。。。
ミラノに向かって、ジュリエットの家をみて、お昼ご飯をたべました。
名物リゾットとミラノ風カツレツとデザートです。
そして、ミラノのドゥオモに向かう途中に寄ったお土産やさんで事件が。。。
女性陣がトイレから戻ってきません。
男性陣もトイレから戻ってきません。。。
戻ってきてもロビーでぐったり。。。
私も胃が気持ちわるくなり休憩。。。
ツアー客の8~9割が同じ症状でした。
もうお分かりですね?
集・団・食・中・毒(爆
皆さん症状が酷く、この後の行程を消化することが出来ない状態でした。
結果、添乗員さんが旅行会社のローマ支店に指示を仰いだ結果、
救急病院に搬送されました(ぷ
イタリアの救急病院、かかってもお金はかからないそうです。
ただ、対応は最悪でした。
到着したのは夕方4時半、開放されたのは日付も回った翌日0時半でした。
われわれは延泊するのでいいですが、他の方々は0時半の日の午前中に飛行機に乗って日本に変えるのです。
何でこんなにかかったかというと、とにかく手際が悪い。
まず血液検査、点滴を打たれるまではよかったのですが、点滴がなくなっても全く針を取りに来る気配がない。通訳を通じて看護婦に針を取るようお願いするが、医者の許可がないと取れないとのこと。
だったら医者の許可をとってくれ、とお願いするも医者は許可を出さず。
結局、点滴が終わって4時間針を刺しっぱなしの人もいまして、腕がはれ上がっていました。
あきれてしまうのは、点滴台が足りなくて針だけ刺されていたお客もいて、最後まで点滴されない始末。
針だけ刺されて終わり。
ちなみに、私と嫁さんは血液検査も点滴も拒否しました。
知らない国の医療を信用していなかったからです。
とりあえず、今回は正解でした。
さて、翌日。
親戚の知り合いの方に会いに、自分たちで始めてタクシーに乗って電車にのりました。
向こうは電車の切符は基本的には窓口で買います。
クレジットカードで買うことが出来ます。
そして、タイムカードみたいな打刻機に突っ込んで打刻をしてもらって乗車になります。
これ、やっとかないと後で犯罪で捕まるそうです。
知り合いの方にお会いして、ミラノ郊外を回ってもらって、お城のようなところでお昼ご飯をご馳走になりました。
ここで初めてイタリアの料理が美味しいって思いました(w
ツアーの料理は美味しくない!
確信した瞬間でした。
夕方早めに知り合いの方とお別れして、急いでミラノのドゥオモに向かいます。
初めて地下鉄にも乗りました。
なんでかって?
集団食中毒でミラノのドゥオモを見ることが出来てなかったからです。
閉館ぎりぎりに到着し、懇願してなんとか中を見せてもらうことが出来ました。
もう、感動の一言にすぎます。
すばらしい建物、そして雰囲気でした。
その後は、ドゥオモを横から眺めながらディナー(ピザ)をいただきました。
これも美味!
イタリアは個人でお店を選んで入ったほうが絶対美味しいものが食べられる、間違いないです。
あ、ミラノのドゥオモの前の広場には、人の足元に鳩の餌を投げて鳩をおびき寄せお金をせびって来る輩がいます。無視しましょう。
私はあまりにしつこいので「NO!!!!」と怒鳴りつけました(ぷ
なんか、捨て台詞はいて去っていきましたよ、そいつは。。。
今回は初めての海外旅行ということもあり、ツアーを選びました。
失敗だとは思ってません。
最初はこれでいいと思っています。
色々ありましたが、今回同伴していただいた添乗員さんは素晴らしい方でした。
ツアーは添乗員さんで決まるといっても過言ではない、と嫁さんと話したくらい当たりな方でした。
この場をかりて、暑くお礼申し上げます。
色々おつかれさまでした、そしてありがとうございました。
また、ご一緒させてください。
でも、次にいくなら個人旅行でイタリアに行ってみたいな。
そうすれば、もっともっと美味しいものがたくさん食べられると思いました。
では、これにて新婚旅行記を終わります。
おやすみなさい。