
日曜日、SUGOサーキットで行われた体感180min走行会に参加してきました。
この走行会はドライバー5人が計測器をタスキ代わりにして、マイカーで180分間リレーをする走行会です。
んで、一番多くの周回数を走行したチームが優勝になります。
今回はサーキット走行デビューの人が2名いまして、その二人のサポートをすることが第一の目的だったはず、、、なのですが、耐久をキチンとやりきることに力を入れすぎてしまいましたw
耐感180minは初心者の方大歓迎、が売り文句の一つなのですが
全然初心者向けじゃなかったです(爆)
当日の参加車両といったら、、、すごいチューンされた車ばかりですw
運転席以外の席がないのは当たり前とか、どう見ても外見からは想像できないスターレットとか、、、まぁ色々(汗)
ミーティングがの最中にオフィシャルから
「これは遊びですから。命を賭けて走らないでくださいね。」
といわれたのに、我々は望まなくとも命を賭けさせられた状態で走行をしてきましたw
今更言うのもなんですが、今回のサーキットデビュー2人には酷だったなぁ、、、と思っています(。。:
まず、初めてのサーキットがSUGOというのがこれほどハードルが高いとは思いませんでした。
実際に私が走った感想は、SUGOは相当難易度が高いサーキットだということです。
高低差が激しく、複合コーナーの塊、かと思うと長いストレートを駆け抜ける必要があったり。
いやいや、お2人さま、お疲れ様でした(^^;
無事でよかったと心底思っておる次第です。
さて、今回の我がチーム名は
(株)デミドラエンジニアリング
断っておきますが、私が決めたんじゃありませんから(苦笑)
チーム内でアンケートをとって、多数決したらこれに決まりました。
チームメイトのネーミングセンスを疑うとともに、悪乗りの良さを理解できた瞬間でした。
んで、チームメイトは以下のとおりです。
ブルーヒップさん 基礎がキチンと実行できる唯一のメンバー。アクセラ23S MT。
雅さん サーキット初走行。マイカー走行を例えると「人馬一体」。RX-8 MT。
にゃご うちの嫁。今回の道中で初めて一人で高速に乗ったとのこと。ベリーサ AT。
デミドラ いわずもがな。ただのアクセラ好き。MSアクセラ MT。
事前に顔合わせをしていたので、お互い初対面感が全くなく、当日は最初から和気藹々と過ごすことができました。
耐感180minは特別ルールで合計4回のピットインが義務付けられています。
このピットイン時にトランスポンダー、携帯電話(ハンズフリーでピットと常時連絡)の移設を行います。
われわれは4人のため1回ダミーピットインが必要であるため、RX-8のエンジン保護も考慮して以下の出走順としました。
1st ブルーヒップさん(1stは予選のタイムアタックの代表でもあります。) 45分。
2nd 雅さん 20分
3rd にゃご 45分
4th 雅さん 25分
5th デミドラ45分
当日は慣熟走行→フリー走行→タイムアタックの順番に走行が行われます。
ただ、それぞれの走行に切れ間が無く、どのように走行が切り替わっているのかよくわかりませんでした。
そして、1stがタイムアタックを始めた周に「赤旗」が振られまして・・・。
どうやら、コース上に豪快にオイルをまいた車両が板らしく、馬の背コーナーはオイルの海に・・・(爆)
これで相当な時間、走行不可能な状況となり、結局1stはタイム計測不可となってしまいました。
おなじ状況のチームがもう一つあったようです。
そんなこんなで、スターティンググリッドは40番でした。
言い方を変えると「びりから2番目」。
でも、1コーナー侵入時の危険性を考慮すると、この位置は我々には丁度良かったと内心思っていました。
勝ちを狙ってないですし、安全に走ることが第一目標でしたし。
さて、まずは1stの走行です。
今回はグリッドに付いたあと2周はセーフティーカーの後ろに隊列を組んで走り、3周目のコントロールラインを通過したら走行会スタート、というローリングスタート形式でした。
いやぁ、生で見ていて思いましたが、ローリングスタートは迫力がありますねぇ~!
緊張感もありますし、なにより、走行会といいつつも模擬レース感がひしひしと伝わってくる一瞬でした。
先にも書いたとおり、我がチームメイトはSUGOを走るのは初めての人ばかり。
可能な限り安全に走行する、1stはこれをしっかり実行に移してくれました。
1stは本当に堅実な走りをする方で、非常に頼もしい方です。
タイムは狙うけど無茶はしない。そしてスキルも基礎がしっかり出来ている。
私も見習わねばと常々思っています(ホントだよw)。
でも、携帯越しに「こわい!こわい!」と連呼していたのは忘れませんw
2ndへの交代時間が迫ってきたので1stピットイン。
ピットロードは20km/h制限なので姿は見えどなかなか到着せず。。。w
ピットインして、チームメイトがアクセラ23Sに駆け寄ります。
ボンダー、携帯電話、ハンズフリーの移設を急いでこなしまして、いざ2ndが出発!
2ndはサーキット走行が初めてなだけで、RX-8を操る事に関しては非常に長けている方です。
なので、雰囲気にさえ慣れれば特に何も心配はないかな、とおもっていました。
堂堂たる走り、さすがですね。
2ndの走行時間は上述したとおり少なめになっています。
3rdへの交代時間が迫ってきたので2ndピットイン。
RX-8がベリーサ(どノーマル)の横に停車します。
やっぱりみんなで色々作業をします。
この辺がタイムアタックには無い楽しさですね。
一人じゃなくて、みんなで頑張るからとても楽しい。
そして準備が整い、3rdが出発!
一番心配なうちの嫁ですw
サーキット初走行、基本的に街乗りオンリー、スポーツ走行とは無縁です。
ですが、実際にコースを走っているのを見ていると、事前に動画で予習したことが成果となって現れていました。
しっかりラインを走ろうとしています。
後ろからバカ速い車がどんどんインを刺してくるため思い通りに走ることは出来なかったみたいですが、それはキチンと360度注意を払っていた証拠です。
そして、あの恐ろしい状況でしっかりと走り終えたことを褒めてあげました。
ベリーサは非力なのでアップが激しいSUGOでは全然速度が上がらないんです。
しかも回りはチューンドカーばかりなので抜かれるばかりで、節操無い運転手も結構いまして、そのなかで無事故で帰ってきたことに本当に安心しました。
そして、本人もそれなりに楽しめたようですのでよかったです。
4thへの交代時間が迫ってきたので3rdピットイン。
再びRX-8が出走です。
既に一回走っているのでコースも雰囲気も学習済み。
案の定、初めてのサーキットでしかもSUGOにも関わらず、ベストタイム1分54秒を刻んでいました。
素晴らしい。
5thへの交代時間が迫ってきたので4thピットイン。
デミドラの出番です。
今回は1分50秒切りを目標に来たので、タイヤが温まってからアタックを開始したのですが(耐久って事を忘れてるw)・・・。
思い通りに走れない!
事前に慣熟走行1周だけ走って、他はムービーで予習していたのですが、やはり走らないと感覚がわからないようです。
事前準備はこれで十分だと思っていたのですが、それが無謀だったことに気が付かされました。
デミドラの走行時間は各チームともアンカーを出してきている時間でして、最後の追い上げをしていました。
各コーナーで車が詰まっていることも多く、中々クリアが取れませんでした。
数少ないチャンスのうち、ようやく念願の1分49秒6(?)を刻むことができました。
その後は達成感もあって惰性で走行。
早くピットに入って休みたい病を発病w
ハンズフリーで連絡をとりつつ、ピットからは「あと10周したらピットインね」との指示があり、素直にそれに従います。
その後、予定では私がチェッカーを振られなければいけないのですが、1stに再びバトンタッチして走ってもらいました。
その後、2ndにも走ってもらって無事チェッカーフラッグを受けることが出来ました。
今回の耐感180minの結果はクラスでビリから2番目という成績でした。
悔しい気持ちはありますが、サーキット初走行組に楽しんでもらえたらいいな、そしたら成功だな、とおもいました。
さて、その他の話は後日。。。
今日は今辺で。
おやすみなさい。