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デミオドライブのブログ一覧

2017年03月12日 イイね!

Pinso PS-91 逝く

Pinso PS-91 逝く先週は出かけたい気持ちがあったにも関わらず、身体の疲労が非常に多くて出発予定時間に起床できず、お出かけを断念しました。
んで、一週間悶々と過ごしたのですが、もう出かけずにはいられない、という強い思いが抑えられなかったので、今週はお出かけしてきました。

ルートは恒例の沼津市、御殿場市及び小山町です。
往路は東名東京インターまでは下道、その後は東名高速で沼津に向かいました。
海老名SAから妻と運転を交代(アイドリングスタート可能場所+高速道路+渋滞無しという条件がそろえば発動する)し足柄SAに到着。
SA内で仮眠するも全然疲れが取れず、結局車内に戻って再度仮眠をして、9時ころ沼津に向けて出発。

ここまでの移動で、ハンドルが落ち着かないな、ということは確認できていました。
代理で運転した妻も「ハンドルがとられる」と言っていたので、気のせいではないはずです。
症状をもう少し具体的に表現すると、まっすぐ走ろうとハンドルをまっすぐにしても、車は左右に細かく振れて、その修正舵を細かく入れなくてはなりませんでした。
常に滑っている感じで、大きなカーブで大きめにハンドルを切ると、結構ヌルーっと滑りながら弱アンダーが出ている状態でした。
駐車する度にタイヤを確認し触診したのですが、特別変わったことが無かったので不思議に思いながらも走行を続けていました。
明らかに挙動がおかしいと思ったのは、峠を走った時でした。
最初路面が凍結しているのかと思ったのですが、ドライでもカーブで弱アンダーしかでず、舵角と進行方向に微妙なずれがあり「怖い怖い」と連呼していました。
この時に、最近Pinsoの硬化が進んでいたことを思い出しまして、それが悪い影響として出ている可能性が高いなと思い始めました。

そんなことを考えながら、高速道路を走行中に突然・・・

パンッ!!


と破裂音がしました。
助手席で寝ていた妻も起きてビックリしていました。

バーストした!

私は、今までの挙動がわかっていたのでそれほど驚かなかったのですが、やがて外からゴリゴリとした音が。
走行車線を走っていたので前後左右に車がいないことを確認し路側帯に入っり、たまたま出口直近だったのでトイレ用の駐車場にそのまま向かって駐車しました。

運がよかった・・


出口直近、高速道路にしては低速走行、周りに車がいない、路側帯を使えた、、、良い条件が重なっていたのでできた緊急避難でした。
音だけでは前後左右のどのタイヤに問題が発生したかわからなかったのですが、アクセラを降りて確認したら左前輪がパンクしていました。

また左前か

状況をみる限り、ほかにはダメージが無さそうでした。
となればやることは一つ、スペアタイヤに交換しました。
突然のトラブルのために工具をいつでも持参していたので、作業用手袋やらLEDライトやら油圧ジャッキやらをトランクから取り出しアクセラの回りに店を広げます。
他に駐車車両がいないことも助かりました。

で、外したタイヤの写真がこちら。



見事にバーストしております。

そして、損傷個所の写真がこちら。



いやぁ~、、、本当に

高速走行中じゃなくて良かった(汗)


先程上げた条件がすべて逆だったら、、、車を路側帯に止めてJAF呼んで、ガードレールの外に待機して、、、考えただけで恐ろしい・・・

交換作業をしながら、バーストした理由を考察してみました。
破損個所は左前輪の内側部分なので、もともとキャンバーがついていたことを考えると、最も負荷が大きかった場所です。
また、先日ダンパーが折れたときに異常な状態でタイヤを使用していましたから、その時に損傷があったのかもしれません。
加えて、その後もキャンバーがなくなったにせよ通常に使用していたので、走行中に損傷が大きくなった可能性があります。
操舵が落ち着かなかった理由も、タイヤ表面が内部で剥離していて表面と本体の間で舵角時にずれが発生していたと考えると、説明できます。
アジアンタイヤだから、ということが理由になるかはわかりませんでした。
国産とアジアンタイヤの構造の違いが判らないためです。
ただ、教訓として、いつこのようなことが起きてもいいよう事前用意はしておいたほうがいい、とは思いました。


作業中に注意した方がいいと思った事を書きます。
1.パンクタイヤ交換はジャッキが入らない可能性あり。
アクセラは18インチに扁平率45のタイヤを履いていましたが、これでもパンクすると結構車高が低くなります。
純正ダンパーにも拘わらず、手持ちのローハイトジャッキを入れる高さはギリギリでした。
車高調を使用していた時だと、多分ジャッキが入らなかったと思います。
その場合は、最初に純正ジャッキで後輪を持ち上げて、そのあとに同時に若干上がった前輪を油圧ジャッキで持ち上げるなどの作業が必要だと思いました。

2.スペアタイヤが入らない・・・フロント
アクセラのフロントブレーキはビッグキャリパーに交換しています。
そのことが影響するとはつゆ思わず、スペアタイヤを当てがったときに血の気が引きました。
スペアタイヤが入らなかったのです。
冷静に考えればその可能性は十分あるのですが、交換中の初めてわかると死活問題です。
左後輪を左前輪に、左後輪をスペアタイヤに交換することで対応しましたが、そのような事が出来ない場合もあるので、事前に確認することをお勧めします。

3.スペアタイヤの空気圧に注意
スペアタイヤの説明を読むと420kPaに設定するよう書いてありました。
まぁ、空気圧は設定されているだろうと思っていたのですが、念のためにチェックすると240kPaしか入っておらず、、、抜けてしまったようです。
電動簡易空気入れも持っていたので、設定空気圧まで空気をいれてから取り付けました。

4.スペアタイヤが入らない・・・リヤ
アクセラのリヤブレーキはプレマシーのディスクを使用しているのですが、オフセットも変更しています。
スペアタイヤを留めるときに使用するナットですが、普段使用しているレーシングナットはセンタリングを行うようために結構テーパーがついているのですが、これだとスチールホイールを変形させてしまいそうでした。
ですので、工具袋の中から保管していた純正ナットを取り出して使用したのですが、今度はナットの深さが足りなくてホイールが固定できませんでした。
そこで、持っていた5mmスペーサーを挟んでスペアタイヤを装着しました。


以上のように、私のように車を弄っている人が事前に準備する場合、通常の準備品では用を足せないことがわかりました。
また、今回の損傷は完全に穴が開いているので、パンク修理キットでは修理不可能ではないかと思いました
最近は燃費をよくするために重量物であるスペアタイヤは搭載されない車が多いです。
そんな車が、このような壊れ方をするタイヤを使用した場合に最悪どのようなリスクがあるのか、について改めて認識する必要があると思いました。
一番感じたことは、私は車好きの趣味が幸いして今回の対応が出来ましたが、一般の方や車を弄っているけど整備はお店で行っている方だと対処困難かも、と思いました。
この経験が誰かのお役に立てば幸いです。


といういことで、今度は新しいタイヤを探さねばなりません。
さすがにずっとスペアタイヤを履くわけにはいかないので、ですが金銭的な余裕はないので、今回もアジアンタイヤかなと思っております。
そこで、このタイヤがいいんじゃない!?
というお勧めのタイヤがあれば教えて頂けませんか。
ピンソでもいいかな、と思っているのですが、最近のタイヤ事情を知らないので、知ってる方がいたらご意見賜りたいなと・・・

条件は以下の通りです。
・値段が安い
・サイズは215/45R18、4本
・割とハイグリップ(高いハイグリップはいりません、ピンソ PS-91程度で十分)
・走行音が静かだとより良い(ただし、ハイグリップの方が優先度高し)


以上、ピンソ PS-91の最後についてのブログでした。

まる。


追伸:みんな気を付けてね!
運が悪かったら死んじゃうからね?(汗
Posted at 2017/03/12 18:33:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ

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「@Team枯山水 さま。
そうですね、杭基礎工事のまんまですね 笑」
何シテル?   06/09 11:08
デミオドライブです。 みんカラはいつも見ているだけだったのですが、この度マツダ車2台目となる”マツダスピード アクセラ”を購入したので、ブログなるものを始めて...

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