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デミオドライブのブログ一覧

2023年10月05日 イイね!

スライドコントロールの備忘録

スライドコントロールの備忘録スライドコントロールのスクールに行ってきたので、思ったことを徒然なるままに。
お世話になったスクールは、通っているスクールの生徒さんから教えてもらった「ほっこりんご」さんです。

ロードスターと仲良くなれないブログを書きましたが、その理由を考えてみると、要するにMSアクセラと真逆の操作の時があるからなんですよね。
たとえばリアが流れたとき、 MSアクセラならリアタイヤを押さえ込むためにアクセル踏むしか無いんです。
あとはヨーが出てるのでアクセルで曲がりきってしまうかです、覚悟を決めて。
ですが、ロードスターはアクセルを緩めるんですね、これ、私の文化には無かったことです。
あとは、ロードスターはハンドル切れば曲がるというのが本当に驚きましたし。

で、自分に足りないモノは何かを考えてみたところ、やはり経験だろうと思いました。
FRの経験ですね、具体的にはFRのリアスライドを何とかする経験です。
リアが滑るのが怖い、ではなく、リアを落ち着かせつつスライドも良い感じに使うということですね。

ちょっと話がそれますが、リアがスライドするって何だろうと考えていまして。

そもそも、タイヤって常に滑ってるわけです。
良い感じに滑っている状態が最もグリップするわけで、それがスリップアングルの良いところを使っているってことです。

これは怖く感じないんです。

多かれ少なかれ、ある程度の幅を持った変数的に滑っているのに、です。
多分、物理の世界であり、滑る量に限りがあることが無意識に理解できているからだと思います。

じゃあ、リアタイヤが滑る→怖く感じる、ってどういうこと?と。
たぶん、人によって怖いと感じる滑り量が違うと思うんですよね。
ここは物理で説明できない範疇かと。
要するに

経験が足りてないだけ。

滑った量と回数の履歴が足りないから、無意識な理解が出来ていないだけ。

そうすると、 今必要なことは明確になります。
リアスライドが怖いなら、それを自発的に発生させ、自発的に収束させる経験を沢山することです。
そうすれば、自ずとFRの乗り方が身につきます。

閑話休題。

そんな流れから、リアスライドコントロールのスクールに行ってきました。
散水した広場にカラーコーンを置いてグルグル回ったりするやつです。
丸一日練習して、 定常円 (カラーコーン1本の周りをグルグル回る) は右回りはとても綺麗に、左回りは下手に回ることが出来るようになりました。

定常円中のアクセル操作は本当に微妙なところの加減を繰り返すんですね。
前のスクールでコーナー立ち上がり時にスピンを繰り返していたのですが、 定常円を経験することでFRのアクセルワークについて学ぶことが出来ました。

自分の備忘録として、定常円のやり方を記載します。

1. カラーコーンと自分の肩が真横になるように、車はカラーコーンを中心とした半径2m位の円上で接線方向に向かせ停車する。

2. ハンドルを円内側に目一杯切った後、拳1個か2個くらい戻す。

3. 1速、 クラッチを切り、回転数を6000~6500程度に維持する (←無意識にアクセルを戻しても回転数を維持出来るようにするため)

・・・これ、やるまでが大変だった。 車が壊れると思いアクセルを緩めてしまってスピンし始めないんです。
慣れとは怖いものです。

4. クラッチを一気につなげてリアタイヤが横滑りし始めるので、直ぐに拳1個か2個残していた右ハンドルを 「グッ!」 といれてヨーを加速させ、そして直ぐにハンドルを離しながら一瞬アクセルをほぼ離し (結構緩める程度でも大丈夫) セルフカウンターの状態にした後にハンドルを掴み操作を開始、、 アクセルを一気に踏み回転数を上げてハンドル操作とアクセル操作で円運動を開始する。

・・・これは体で覚える感じ。

ここまではスライドコントロール練習を始める前の儀式みたいなもので、 出来なければ練
習が始まらない。

5. ハンドル操作とアクセル操作で円運動を維持する。
  半径の大きさは、どちらかというとハンドルで調整する感じ。アクセルだけで調整しようとすると回転数が低くなりスライドを維持できない場合があるため。

6. 回転半径の変更時に注意することは、目線はカラーコーンでは無く車の進行方向にしないと、回転半径の変更は出来ないこと。円を大きくしたければ遠くを、小さくしたければ近くを見ると、ハンドルとアクセル操作を良い感じに勝手にやっている。

(注意) 綺麗な定常円を維持するためには、たぶん回転数の大小で調整するのでは無い。
回転数の変化を急にするか、 緩やかにするかで結果が変わり、 高回転からだろうと中回転からだろうと緩める速度が一定なら結果は一緒。
そして、アクセルはなめらかに増減することが重要だと感じた。 ふわぁ〜って感じに動かした方が良い。


なんと言った良いか、、、 空調機器の冷暖房の原理みたいな感じ?
私は専門ではないので機械屋さんに聞いたことを書くと、空調で35度の空気を30度に下げる為の熱エネルギーって、20度から15に下げる熱エネルギーと同じらしく、冷却水を作る冷媒の温度変化は室温とは全く違う温度で作っているそうです。
ようするに「5度下げるエネルギー」 がキモらしい。

スライドコントロールにおけるアクセル操作も一緒で、 回転数の絶対値はどうでもよくて、 回転数を上げる、下げる時の変化の仕方(つまり、ふわぁ~) が重要って感じました。。。

たぶん。

走りながらそう考えてたら何となく出来たから。

実際の物理現象は、タイヤの横グリップが回復する加速度の変化かな。

あとは、何となくの感じですが、FRってヨーを発生させる装置が二つ付いていると思いました。
一つ目はハンドル、二つ目はアクセルです。
アクセルを使ったヨーの調整は踏んでいる量ではなく、踏み方・・・ゆっくり踏むか早く踏むかで調整する気がします。
そういう意味ではFRは運転の幅が広がりますから、操作をマスターできれば楽しそうですね。
タイムを出す、という意味ではスライドさせちゃいけないギリギリを狙わないとって気がしますが。

今回のスクールでは、8の時は成功率3割までしか出来ませんでした。
定常円から隣の円に入るとき、 逆方向のヨーを発生させたあとに上手に収束できませんでした。
次の課題は8の字を上手に出来るようになり、 その次に行くことですね。
8の字をクリアすれば、リアの振り替えしを収束出来るようになるはずです。
まだまだ先は長いですが、 継続してFRの走りを学んでいかなきゃ、と思っています。

そうそう、ロードスターはスライドコントロールでは酔いやすいのですって。
先生が言っていました。
走ってみて実感、 クルクル鋭く回るので確かに酔います (苦笑)
そして、ロードスターのスライドコントロールで必須なのが、酔い止めの

「アネロンニスキャップ」を飲むこと!

つい先日フェリーへ乗船前に飲みましたが、まさか練習会で飲むことになるとは思いませんでした。
でも

効果絶大!

効果が切れたであろう就寝時、 布団のなかで体が回転している感じがして気持ち悪くなったので、次回もしっかり飲んでいこうと思います。
スクールの帰りの会のとき、先生から「まだ走り足りない人~?」 と言われて手を挙げたところ 「あんなに走ったのに!?」 と言われました (笑)
当日の参加者の中で飛びきり回り続けた (とにかく身につけたかった) 自覚はあります。

早く次のスクールに行きたいです。

今回のブログはこの辺で。

まる。
Posted at 2023/10/05 20:43:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ

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そうですね、杭基礎工事のまんまですね 笑」
何シテル?   06/09 11:08
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