純正エアクリ・インテーク関係構造調査
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
純正エアクリーナーBOXの構造と寸法を調査しました。
これはエアクリーナーBOXの上蓋です。右側はスロットルからのゴムチューブが嵌る側です。
BOXは中央付近に仕切り板があり、右側にレゾネーターBOXとエンジンからのブローバイの通路になります。
左側は筒形エアクリーナーの上側が嵌る筒です。
カバー全体にゴムのパッキンがはめられています。+ネジ5本で固定です。
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スロットルからのエアクリーナーパイプの内径です。
86mm程あります。
3
スロットルからのゴムジャバラパイプが嵌るBOX側の径です。
楕円形状です。
横側内径80mm
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縦側内径70mm
クラックが入ってましたのでエポキシ樹脂で盛っています。
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内部は二つのポートがあり、奥側はエンジンからのブローバイパイプと繋がってます。
手前のポートはレゾネーターと思われます。エアクリ上蓋に密閉された箱が取り付けられています。
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ブローバイ配管です。
エンジンのヘッドカバーとゴム配管で接続されています。
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エアクリーナーBOXの下側です。中央付近に仕切り板があります。
上側に筒状のエアクリーナーを取り付けます。
画像の左側下部から筒状のインレット配管で外部からエアーを取り込むという形状です。
下側はレゾネーターがあり、下側のボックス内は水抜き穴2か所を除いて密閉されています。
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下側のレゾネーター治具が取り外されるか持ち上げてみたら、2か所の固定プラが破損して外れてしまいました。
取り外したらこのようにインレット側に穴が空きます。
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外れたレゾネーターです。
もう不要かと思います。
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インレットパイプに繋がるエアクリーナー側のパイプ径です。
外径80mmのパイプが嵌るようです。
内径は74mm位です。
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レゾネーター側の水抜き穴2か所あります。
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筒状エアクリーナー側も最も低い所に2か所水抜き穴があります。これは外側から写したものです。
水が溜まっても2mm程度の穴2つで次第に抜けていきます。
実際水洗いした時に、水をためてみましたが時間をかけて抜けていきます。
水がたまった道路を走る場合で、もし大量に水を吸い込みBOX内にたまったら、直ぐにエンジンを止めないと短時間(数秒)では水は抜けないです。
エンジンは水を吸い込んだら終わりです。必ず壊れます。
ちょっと状況は違いますが経験はあります。
それで廃車したこともあります。
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インレットパイプです。
一部ジャバラになってます。
上側から見た図です。横を向いてエアーを吸い込む構造です。
全体で300mm程あります。
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エアクリーナーBOX側の径です。
80mm以上ありますが、内径は74mm程度で、外径80パイ程度のパイプが嵌ります。
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インレットパイプはエアクリーナー側はゴムで柔軟性があります。
一部ジャバラ形状です。
吸気口側とは分離できます。
先端の吸気口はプラスティックで硬いです四角形状で接続部分の寸法は、
横70mm
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縦が60mm
円形の入り口の面積と四角形状の断面面積はほぼ同じです。
一応考えられているようです。
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こんな感じでエアクリーナー側は円形ですが、途中で四角形状で、先端部分に接続されます。
丁度ラジエターの上の配管が交差してしまうのでこのような形状になっていると思われます。
ラジエターパイプの熱でインレットパイプに熱が伝わると思われます。
接触した後が残っています。
尚、ゴムの部品はまだある様ですが、調べましたら先端部分の吸気口の部品は既に廃盤です。
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