目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
私の所有しているi-MiEV Mグレード(2012年)は廉価版の位置づけの製品だったためか、ドアミラーは手動格納式(ミラーの角度調整は電動です)でした。
贅沢装備品と考えていたので、無くてもいいやと思っていたのですが、自宅駐車の都合上、隣のミニキャブ・ミーブのドアの開閉の邪魔になることから、常に駐車した後に助手席側だけ倒して、移動時には戻すという作業が発生してしまいました。意外にこれが面倒です。
倒したまま走ってしまったりと厄介だったので、電動格納式への交換を考えていました。
ガソリン車アイの時代から、手動式を電動式にポン付け交換するのは定番の作業だったようで、いくつか参考になる情報があったのと、電動格納式ミラーとスイッチ一式が安くオークションで入手できたので、作業してみました。
このミラーもガソリン車アイのものです。
左が手動式、右が電動式です。交換で快適になる一方、ミラーの大きさは犠牲になります。何故同じ大きさではないのだろう。
2
交換は意外に簡単です。
ドアのAピラー内側のプラスチック部品を外します。
ミラーユニットは3本の10mm6角ボルトを外すだけで取り外しできますが、ハーネスを外す必要があります。
3
ハーネスはドアの内張りの中でコネクタで分離できるようになっています。
このため、ドア内張りを外す必要があります。
内張りは矢印位置に手を突っ込める隙間があるので、そこに手を入れ手前に強く引っ張ることで各所のフックが外れ、取り外すことができます。
4
現在付いているスイッチユニットには格納ボタンがありませんので、ボタンの付いたスイッチユニットに交換する必要があります。
インパネのハンドルポスト右側のスイッチパネルを外します。
パネルは矢印2箇所で固定されていますので、ここの勘合を解除します。
5
これが格納ボタンのスイッチユニットです。
右上のボタンがそれにあたります。
6
コネクタの勘合を外し、3本の10mm6角ボルトを外して、ミラーユニットを取り外します。
普段は洗えない場所に泥砂が溜まっていますので、この際に綺麗にしましょう。
7
交換しました。
シルバーのボディ色ならミラーもシルバーではないの?という意見はごもっとも。
ガソリン車のアイとi-MiEVのMグレードのシルバーのミラー色は黒なのです。
ここはMグレードなので黒に拘りました。
とはいえ同時期にmomoのロゴ入りの電動格納タイプのミラーユニットが出品されていました。これはシルバーだったので、これにしようか迷いましたw
8
格納したところです。
当初心配したのが、三菱車ってETACSというヘッドライトやドアミラー、ワイパーなどの電装品をトータルに制御するユニットが使われています。
ハーネスこそ電動格納式のものと同じですが、Mグレードは電動格納式ではないので、ETACSが対応していないのではないかと不安でしたが、これは杞憂でした。
①スイッチパネルのボタンによる格納と展開が可能
②リモコンキーの3回押しで格納と展開が可能(ロック3回で格納、解除3回で展開)
③格納されたまま車速が30km/h程度を超えると自動展開される
作業時間も1.5時間程と、結構楽な作業でした。写真を撮りながらだったので、それがなければ1時間程度かも。
実は単なる動作確認だけで、取り外しまでは後日作業しようと考えていたのですが、気が付いたら作業完了していました。
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