
今月の
2月14~16日、インテックス大阪で関西最大級のモーターショー
「大阪オートメッセ2020」が開催されました。
行く予定はなかったのですが長男が
「行こう!行こう!」うるさいので遊びに行きました。
せっかくなので写真をまとめてみようと思います。

先日トヨタから発表された
GRヤリス。
ラリーのホモローゲーションモデルとのことですがどんなもんなんでしょうか?
全幅1805と聞いていたので相当フェンダー出ているかと思ったのですが、全体的に盛られているため見た目がイカつすぎずいい感じ。逆に言えばおとなしくも感じました。

とはいえ見るアングルによっては明らかに飛び出ているフェンダー。

ルーフはフォージドカーボンらしいです。
そのためマーブル柄と独特な見た目。

撮影する方向やライティングで見え方が結構違って不思議でした。
この柄はオプションらしいので通常はこの上からカーボンクロス柄が施されるようですね。

ドアがアルミらしいので軽さとか見ておけば良かったのですがそこまで頭まわらず。

これを言うと角が立ってしまうかもしれませんが、座ってみた印象は良くも悪くも
「普通の車だなー」といった感じ。
スポーツタイプの車に比べると
「座っただけで非日常が味わえる」感覚は少ないですね。
逆に言えば乗り降りはしやすく、乗り降りのたびに「よっこらしょ!」となるようなこともありません。

シフトフィールはとても良く、これが一番気に入りました。
さすがにペダル位置は踏み間違え防止の観点からかやや遠く、ヒールトーをするにはややレイアウトが気になります。
でもこのあたりはみんな後々に自分好みにする部分かもしれませんね。
ちなみにクラッチペダルもふわっとしてて不思議な感触。エンジンかければ変わるんでしょうか?

シートの普通感とは裏腹にエンジン馬力は公称値272psと1.6Lとは思えぬ高出力。
ボンネットもアルミで、カーボンルーフと合わせて低重心化を図っている模様。

リアゲートもアルミ。

その中にはバッテリーとインタークーラーウォータースプレーのタンクが有り前後重量配分に気を配っているみたい。
けっこうバッテリーは大きな感じがしました。
四駆制御の電子制御多板クラッチを始めとしたいくつかの操作のためにもしかしたら大きめな容量なのかな?

リアシートに座った感じは「86、BRZよりは広いけど大人の男性には窮屈だな~」と言った印象。
ルーフも通常のヤリスより下げてあるようですしこれは当然かもしれませんね。
ですが2シーターのように「人を乗せようがない車」に比べれば遥かに便利で、ちょっとしたお迎えやドライブ程度なら実用に耐えます。
2ドアタイプににありがちなお尻がくぼんだ三角ずわりシートではなくいわゆる通常のシートでした。

こんなところにもよく見たらカーボン柄。
このレッドカラーの車体も大阪オートメッセでの初公開らしいですね。

心臓部やサスペンション周り。
やはりエンジンはコンパクトですね~。ミッションが大きく見えます。

スリット入り2ピースローターに加えアルミ対向4ポッドキャリパー。
18インチホイールでこれですからインチダウンはできて17インチといった見た目でしょうか。

それに比べれば余裕があるリア側。
こちらは1ピースディスクな模様。

新開発で前後50:50の
四駆からF100:R0の
FF状態。
F0:R100の
FR状態まで変動可能とされる
GR-FOURと呼ばれる四躯システム。
展示にあたって電子制御多板クラッチセンターデフがカットモデル化されています。
販売にあたってF60:R40、F50:R50、そしてF30:R70と操作できるようにして販売されるようですが使い心地はどうでしょうか。
記者がひっきりなしに乗ったグラベルではECUがオーバーヒート判定を下しFFモード化したと言われていますが、その後実温度を図ってのオーバーヒート判定に変更し解決したとも言われています。
これがスポーツ走行での実用に耐えるものならば一台でいろんな動きを選べて楽しそうですね!

リアの足回りは通常のヤリスとは違いダブルウィッシュボーン。

新開発のTNGAプラットフォームのうちBセグメントフレームをフロントに、リアはCセグメント組み合わせスポットと接着増。
足回りはそれぞれワイド幅に対応したものに最適化しリアはダブルウィッシュボーンに変更。
専用の全幅1805mmのフェンダーにボンネット、リアゲート、ドアがアルミでラインシルエットも違うようです。
ルーフも低く変更しフォージドカーボンで作り直し。
エンジンは1.6Lの新開発エンジンに変えベアリングターボで出力272ps、トルク37.7kgf・mを発生。
駆動方式も四輪駆動に変更となるともうほぼ原型のヤリスは残っていませんね。
開発陣の
「ガラスと内装以外ほぼ違います」と言った言葉もうなずけます。

ちなみに2020年のWRC参戦車両も展示されていました。
とんでもない見た目していますね。

そしてとんでもないウイング。
今年は日本でも開催されるのでぜひ見に行きたいです。

せっかくなので
新型フィットも見てきました。

当たり前ですがすごくひろーい!

後部座席もひろーい!

後部座席を倒してフラットにするも良し、座面を立てての積載スペース確保も良しと使い方にも幅のあるフィット。
やはりこの利便性性はさすがですね~。

ちなみに無限エアロも展示してありました。
エアロはダッシュとスキップの二種類。
ちなみにこちらの面はダッシュ。

そしてスイフトスポーツの
カタナコンセプトも見てきました。

リア側は特にオーバーフェンダー感があります。
抑えた価格で高い戦闘力を誇るのがスイフトスポーツの偉いところ。
カタナエディションが市販されるかはわかりませんが気になる存在です。
そんなこんなで目的のものは見終わったのですがすぐに帰るのもあれなので

マツダブースでロードスター見たり

ホンダブースでNSX乗ったり

S2000 20thアニバーサリーコンセプトに乗ったり

レイズブースで折り紙マークホイールの音の違いを聞いたり

スバルブースでラリーやレースの参戦車両を見たり

スズキブースでジムニー乗ったり

カスタム見たり

日産ブースでGT-R乗ったり

土屋プロの話を聞いたり

ヨコハマのアドバン、
ネオバコンセプトを見たりしました。
特にこのネオバコンセプトは近いパターンで発売するつもりらしく
AD08Rの後継を待っていた私としては嬉しいお話でした。
今まで私にはあまり縁のないイベントでしたが行ってみれば楽しいものでした。
食事スペースもたくさんあって時期が時期なら色んなものを食べてみたかったです!
おしまい