
3月3日に舞洲スポーツアイランドで行われたジムカーナ走行会『舞ジム33』に参加してきました。
主催者様含めロードスターの参加が多いイベントではありますが私を含め、いろいろな車で皆様参加されております。
私の参加車両は
MR-S。
タイヤはブリヂストンのハイグリップラジアルの
RE-71R。
吸排気のみのライトチューンと言うこともあってかクラスは
R3でした。
なのでマイスター認定のタイムは
50秒台。赤マイスター認定は
49秒台ということになります!
この2017年コースになって以来6度目の開催になるのですが、私が晴れで走れたのは一度切り!
残りは雨かMR-Sの故障で走れていませんでした。
(一度雨の中ランドクルーザーで参加しましたけど)
なのでタイヤは溝こそ残っているものの17年最前半製と使っていないのに古くはなっていっています。
それと最近とことん運が無いこともあって
不安たっぷりのまま家を出発します!

そんな心配をよそに朝から快晴の舞洲。
路面温度も上昇していき、タイヤを温める暇がないジムカーナ競技向きな路面へと近づいていきます。
これは俄然期待大です!
皆さんテントを張ったり、椅子に座りながらセッティング雑談やコース攻略の話に花を咲かせていますねぇ。
私も見慣れた参加者の皆さんに紛れて準備を進めていきます!
■以下参加者様ざっくり撮影(ナンバー修正済み)■

皆さん個性があっていい感じ!
みんカラのアルバムに写真まとめておこうと思います!
私の隣はおなじみのロードスター乗りのお二方とラリー仲間のフィット乗り。
前回ツインサーキットに同行していたフィット乗りのM君はスキーをしにいっておやすみです。
クラスはそれぞれロードスターがR2 (認定タイム49秒台)
フィットがR5 (認定タイム53秒台)
フィットは前まではR4クラスだったので52秒台が認定タイムだったのですが、今回からタイヤのトレッドウェアが400以上のタイヤはワンランクダウンのようでより基準が明確になってきていますね。
本当の基準は主催者様側にしかわかりませんが現段階で私が把握している基準は
SR:競技専用タイヤ以上をはいた場合の特別クラス。
R1:ハイグリップラジアル装備でポイント点数大。
R2:ハイグリップ装備でポイント点数中。
R3:ハイグリップ装備でポイント点数小。
R4:セカンドグレード装備車両。
R5:トレッドウェア400以下。または明らかな戦闘力不足。
と言った感じ?で
ポイントアップは改造だけに限らず、純正状態でも馬力が高かったり、過給器付き車両だとポイント加算されるようです。
改造については主催者様側に問い合わせるしかありませんが、エンジン積み替え、過給器追加、大幅な軽量化など色々なことがポイントアップに関わっている様子です。
これらに加え、R5については主催者様の同乗走行で車の戦闘力を測っての認定タイム決定してくださいます!
マイスター認定がお金をかけた度合いで決まらず腕前で決まる数値にしてもらえるのはヤル気に大きく関わってきますからね。
クラス分けは難しいですし、主催者様は頭を悩ませているとは思いますが楽しませていただいております!

さて出走準備です!
走行枠は15分が4回、20分が一回の計5回ありタイム計測の本番は夕方に行われる2本のみと言うスケジュール。
このコースを晴れで一度しか走れていない私はまずはコース攻略からです!
今回は前回のツインサーキットからまたアライメント調整してきまして
リア車高-5mm。
フロント トーアウト2.1mm→
1.2mm
フロント ネガティブキャンバー2.8度→
2.85度
リア トーイン5.7mm→
6.0mm
リア ネガティブキャンバー2.8度→
2.85度
と吉と出るか凶と出るかわかりませんが変更してきました。

路面温度は予想通り良い感じでギア選択がグダグダにもかかわらずタイムは50秒1とまずまず。
なぜギア選択がグダグダかと言うと
MR-Sはコーナリング中にギアチェンジできません
とこう書くと大げさかもしれませんが、ほぼ入らないのです。
この車はワイヤー形式でミッションを操作するのでコーナリング中はそのたわみからギアが入らなくなってしまいます。
私の車は4点とも強化エンジンマウントに変更していますのでだいぶマシになっているとはいえほぼ入らず、以前主催者様に乗ってもらったときも全てのアタックで入らないという状態でした。
これはMR-Sの致命的な弱点なんですよね。
ですのでギアチェンジのタイミングは
直線か
まっすぐブレーキしている最中か
一定速度で旋回しているゆるいコーナーに限られてしまいます。
なので新コース攻略の序盤は必ずこの悩みとの格闘になります。

この2017年コースの場合第一コーナーまでの直線で3速。
その後のコーナリングは全て2速。
最後の小さな8の字が1速と大きく分けて二回のギアチェンジがありますが、それらに悪戦苦闘します。
序盤のギアの入れ方は下記で
減速時にしかギアが入ることを利用して第一コーナー進入前にブレーキングからの2速(つまり第一コーナーに入るまでに1→2→3→2でターンイン)。
最終8の字は減速で1速に入れてから8の字侵入でいきましたが、それでも特に入りの悪い1速は減速時にいれようとしても焦ったらミス連発する難易度です。
ミス連発するので
最終8の字は前半パートのみ2速、最終立ち上がりのみ1速パターンを試したり
最終8の字をオール2速でグリップレベルに集中するパターンなども試しますがどれもパッとせず・・・
とにかく苦しみ続けます。

途中タイヤ空気圧の変更と
タイヤ温度を測定した結果、フロントのキャンバー不足が発覚したので再度調整を図ります。
これでアライメントは
フロント トーアウト1.2mm→
3.0mm
フロント ネガティブキャンバー2.85度→
3.00度
リア トーイン6.0mm
リア ネガティブキャンバー2.85度
に変更。
タイヤの状態は非常に良い減り方をしていて、舞ジム33に合わせてタイヤを左右振り替えてきたのもあって方ヘリもほぼ無い状況です。
リアトーインと、リア車高を下げた影響でお尻の落ち着きも出てきて好印象。
現場でできるセッティングは煮詰まったのであとはギア選択に注力します。
ちなみにサイズは205/50R15と225/45R16のRE-71Rセット。
フロントTE37とリアCP-035のホイールセットを含めて主催者M様と図らずとも同セット。
違いは主催者様がフロントリア共に8J、私がフロントのみ7.5Jと言う部分のみ。
パクったわけじゃないんですよ! 笑

しかし午後になってから明らかに
曇りだす舞洲・・・
路面温度が下がり始め、皆様明らかに
タイムダウンの傾向。
他の皆さまを見ていて第一コーナーの侵入速度の遅さが判明したので
ギアチェンジは諦めて第一は3速で侵入、続く右コーナーの中盤部分ですこし安定した旋回が作れるのでそこで2速になんとか入れれることが判明したのでそちらにシフト。
最終セクションはミスをしないよう細心の注意を払いながら1速で行くしかないと決めてタイミングをひたすらに覚えます。
そうしている内に、だんだん調子を上げていって二人乗りで一本目
51秒1。二本目で
50秒1が出ました。
路面温度が下がりきっている最終枠でこのタイムならまずまずといった感じでしょうか。
赤マイスターの49秒台まだちょっと遠いですが、マイスター認定を狙える位置にはいる感じでしょうか。
あとは2本しかない本番でミスをしないよう集中するだけです!!

さて本番一本目。
一本目からマイスタータイムを狙って二本目の気分を楽にしたいところです。
路面温度が低い中タイヤも冷え切っていてどの程度のタイムになるのか・・・・
多少のとっちらかり、ラインミスはあったもののミス無く走行できましたが
本番一本目タイム51秒0
ああああ。
ちょっと足りない!
とがっくりしながらスタートラインに戻ってくる私。
マイスター認定をとれるかどうかは完全に二本めに次第だということが確定。
最近運が無く、普段から気合を入れすぎるとやらかす傾向があるある私に嫌な汗が流れます・・・

並びながら頭の中は「集中・・・集中・・・」を連呼。
スタートは順調ながらも、集中しすぎて外に膨らむのをわすれてまっすぐ第一コーナーに向かう私。
なんとか第一をクリアして
2速へ・・・
入った!
あとは旋回モード。
またも「集中・・・集中・・・」と念仏を唱えます。
そしてMR-Sの泣き所の最終セクションに入って8の字旋回のためのブレーキ!
1速へ・・・
入らない!
が旋回をスタートせず冷静にもう一度
1速へチャレンジ・・
・今度は入った!
ギリギリになった分ターンインが遅れましたが取り戻すべくアクセルON。
がリズムが崩れてホイルスピン&カウンター。
嫌な予感が頭をよぎりましたがなんとかクリアー。
最後の旋回に入ります。
レブしながらのターンインなのでここはいつもどおりクラッチ切りで対応。
と思っていたらなぜか
手癖で2速へ入れてしまう私。
自分でもびっくりしながら再度1速へシフト!
そしてあとは踏むだけ!

ゴールへ飛び込んだ結果タイムは・・・
本番二本目50秒4
マイスター認定にはなんとか入っていたようでホッと一安心。
写真を取っていた
長男も走ってきて
「とりあえずOK!」と一言。

表彰式で
ステッカーを頂き嬉しかったです!
雨と故障で乗れなかった去年の後半。
やっと取れました~。
ギアが決まらないときはどうなることかと思いましたが、事故もなく終了できて良かったです。

弱点もありますが楽しい愛車のMR-Sにも感謝です!
だんだんよい仕上がりになってきました!
これからの季節、路面温度ももう少しあがってくると思いますので次は頑張って赤マイスター認定を狙いたいところですが・・・ハイグリップラジアルクラスでの赤マイスターはほとんどいないはずなので厳しいですが頑張りたいです。
期待していますよMR-S。
これから舞ジムの画像はみんからアルバムにまとめていくつもりです。
アルバムは以下。
(
https://minkara.carview.co.jp/userid/2890961/album/484398/)